入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 日本ヒューレット・パッカード サーバーやネットワーク機器などの製造・販売・ソリューションサービスを提供する、世界最大級のITソリューションカンパニー 人財採用本部新卒採用チーム増田倫子さん アメリカに拠点を持つヒューレット・パッカード・エンタープライズ(以下、HPE)の日本法人である日本ヒューレット・パッカード。学生の皆さんの中には社名を聞いてパソコンやプリンターを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、当社はサーバーやネットワーク機器などのエンタープライズ製品の製造・販売・ソリューションサービスを提供しています。 イメージしづらい事業を深く理解していただくために、当社では1dayインターンシップを開催しています。HPEのビジネスや製品の強み、IT業界やマーケットでの立ち位置まで網羅的に吸収できるプログラムです。 インターンシップの中でメインとなるのは、HPEの事業統括のポジションから「シリコンバレーをリードする事業戦略を立案せよ」というテーマで取り組む事業戦略立案です。まず初めに行うのは、資料の解読。会社の歴史、事業内容、製品、世界でのシェア率、他社評価などの情報から今後の未来を予測し、最適な企画を個人ワークで考えます。その後はチームに分かれ、個人が立案したアイデアを検討するグループワークを実施します。この際に、SWOT分析というビジネスフレームワークを用いて、論理的に最適解を導き出し、チームで一つの戦略にまとめます。チームと個人の両方のワークを通し、ゴールに向けた役割分担や最適な個人の行動など、社員の日々の業務の進め方をまねて実行することで、より詳細な当社の理解につながります。 社員同様の思考と行動力が、会社の深い理解につながる インターンシップでの理解や学びをさらに高めるためには、ぜひHPEの企業理念である「Pratner」「Act」「Innovate」を意識してプログラムに取り組んでください。 具体的には、状況に応じて自分の役割が何か、最適な行動は何かを自ら考え実行すること。率先して発言する、相手の意見に耳を傾けるのはもちろん、その時の状況に柔軟に対応し、自分の役割を超えてチームに貢献することが重要です。これらはHPEの社員が日々、意識せずとも当たり前に行っているアクション。つまりインターンシップでは、当社や業界だけでなく、HPEの社員が働く上で大切にしているカルチャーを、実践を通じて体感できるのです。HPEへの理解を深め、当社の根底に息づくDNAに触れられる貴重な機会になることは間違いありません。 技術力やビジネスなどの強みと、カルチャーや雰囲気などの強み。双方を具体的に捉えることがHPEを深く理解するための大きな一歩になります。HPEが自分にマッチしているかを、ぜひ直接見極めてください。 インターン活用ポイント 1.自発的な行動から第一線で活躍する社員の姿を知る HPEで実績を残し、活躍している社員に共通するのが自主性。自ら手を挙げて行動したり、時には周囲を巻き込んだり、積極的な行動を意識することで、活躍する社員の働き方をさらに深く知ることができます 2.チームメンバーの意見を受け入れ、最適解を導く インターンシップでは、個人とチーム、両方のワークを実施します。チームメンバーが考えたさまざまな意見をもとに課題解決に導くには、周囲の意見を尊重し受け入れることが戦略立案成功への鍵を握ります インターンinfo ヒューレット・パッカード・エンタープライズの事業戦略立案に挑戦できる、1dayインターンシップを開催予定。事業内容や会社の強み、製品、業界についてだけでなく、ビジネスフレームワークも身に付けることができる内容となっている
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 ファーストリテイリング 『ユニクロ』など世界中で愛されるブランドを展開するグローバル企業。企画・生産・物流・販売までの一貫したプロセスにより、高品質な商品を展開 人事部 新卒採用チームリーダー宗岡達朗さん アパレル製造小売業において売り上げ規模世界3位となったファーストリテイリング。アジア発のアパレル企業で、初のグローバルブランドとなった『ユニクロ』は、ついに海外店舗数が国内を上回りました。 世界のインフラを担う会社の一つとなった今、当社のグローバル展開は新たなフェーズを迎えています。世界中のあらゆる国や地域に入り込み、「世界はつながっている」ことを正面から受け止め、現地の人たちが「自分たちのブランド」として愛着を持って経営できる環境をつくっていく。これこそが、私たちのグローバル戦略です。 そんな当社では、採用・育成においても、世界に目を向け進化しています。「わたしは世界に、何ができるのか」を深く定義していくGLOBAL FELLOWSHIPというプログラムを通して、世界が、地域社会が、顧客が何を求めているのか、そのために自分は何ができるのかを考え抜きます。 国境を越え、経営課題を捉え戦略を立案する「GLOBAL STUDY PROGRAM(GSP)」、GHQで社員に混ざり就業体験をする「GROBAL BUSINESS INTERNSHIP(GBI)」、海外から学生を招き、多様性の中で視野を広げる「GLOBAL MANAGEMENT PROGRAM(GMP)」、世界の経営者とビジネスチャンスや課題について議論する「経営者セッション」など多岐にわたるプログラムを取りそろえています。世界で活躍する経営者への一歩を踏み出すために必要なエッセンスが詰まったプログラムばかりです。 「インターン生も経営者の1人」いい提案はビジネスに取り入れる 若手にも大きな裁量を与えるカルチャーがある当社では、インターン生にも机上の空論ではないリアルなアウトプットを期待しています。インターン生のアイデアでいいものがあれば、実際のビジネスに取り入れます。GBIに参加した学生で、上海の倉庫における在庫量のアルゴリズムを自分で組み、最適化したという例もありました。GSPに参加した学生では、イギリスの街中を行き交う人々のファッションを見て、「ウルトラライトダウンのベストを3ピーススーツのように着こなすのはどうだろうか」と提案。ロンドンのマーケティング部門に採用され、SNS上でこのコーディネートが前面に出された例もありました。 当社では、アルバイトから役員まで皆が「経営者」です。本気で参加し、自由で大きなビジョンを手に入れてください。グローバルな経営者として何ができるかを考え、社員と共にビジネスを生み出す。そんな経験をすることで、おのずと自分が成長できるフィールドを見極められるはずです。 インターン活用ポイント 1.国や地域に合ったアウトプットを考えてみよう まず世界に目を向けてみましょう。国や地域によって、顧客が求めていることは異なります。その本質を考え抜き、アウトプットすることで、自分の考えが世界で通用するかを試すことができます 2.「自分の意見が期待されている」ことを意識しよう プログラムは提供されるものではなく、自らも一緒に創るもの。単なる業務体験やセミナー受講ではなく、社員と同様に意見が求められていると自覚することで、入社後の成長イメージが湧くはずです インターンinfo 「世界で活躍する経営者」への一歩を踏み出せるプログラム。海外へ渡航し現地の経営を学ぶGSP、海外の学生を招いて行うGMP、職種別の就業型プログラムGBI、世界の経営者と議論する経営者セッションなど、多様なプログラムで構成
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 デロイト トーマツ コンサルティング 世界150カ国以上に展開するデロイトのメンバーの一員として総合力と国際力を活かし、総合コンサルティングファームとして確固たる地位を築いている マネージャー田中大地さん デロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC)は、約3100名のコンサルタントが在籍し、国内企業のお客さまに向け、戦略立案から実行まで一貫したコンサルティングサービスを提供しています。現在DTCで特に注力しているのが、最新テクノロジーを用いた経営課題の解決であり、そのプロジェクトを疑似体験できるのがテクノロジー系のインターンシップです。 2日間で行うこのインターンシップは、5人前後のチームで、仮想企業の課題を解決していきます。昨年は、インターネット系企業に対して、AIやAR・VR、IoTなどのエマージングテクノロジーを用いた新規サービスの立案がテーマでした。用意されている四つの課題からチームで優先順位を話し合って一つを選定し、議論を進めていきます。最終的にはクライアント役となるパートナー、シニアマネージャーに向けて、新規サービスはもちろんのこと、開発期間や予算などのプロジェクト計画をプレゼンテーションします。 人を育てる文化がもたらすコンサルタントからの客観的評価 インターンシップの最大の特徴は、現役コンサルタントが2日間のワーク中、常に付きっきりでアドバイスをくれることにより、そのコンサルタントの見識や実力を目の当たりにできること。ビジネス視点の指摘を受けることで、新たな視点や気付きを得られます。さらに、最終のプログラムとして用意しているのは、学生一人一人に行うマンツーマンでのフィードバックです。2日間のワークを通じて良かった点や、スキルアップのための助言をお伝えしています。 こうしたフィードバックの中には、個人に対してと、チームに対しての、二つの視点が存在します。個の視点では、自身の知識や経験を活かせる役割を担いながら、積極的に議論に参加するアクションが重要であるということ。また、チームの視点は、実際の業務と同様で、関係者が多い中での進め方や全体最適が求められることなどです。これらのアドバイスを、学生個人の特徴や能力を基に、お話ししています。 そのため、ぜひ個とチームの二つの視点を持ってワークに取り組んでみてください。さまざまなバックグラウンドを持つ参加者が集まる中で、他者との思考の違いや進め方の違いなどを認識し、より良いものを吸収することで気付きが増えます。自身の気付きにコンサルタントからの客観的な評価を掛け合わせることで、主観・客観の答え合わせができ、さらに新しい発見が得られるでしょう。この気付きとフィードバックの連続は、入社後も行われるDTCの風土です。コンサルタントとして、人間として、成長し続けられる環境を感じていただけるはずです。 インターン活用ポイント 1.自分と他メンバーとの異なる点を認識する インターンシップでは大学も専攻も異なる学生が集まります。ワークの中で、自分と他者の違う点をしっかりと認識し、良いものは取り入れていく柔軟性を持つことで、成長につながるでしょう 2.共に働きたいコンサルタントがいるかを判断する インターンシップの中で取り入れていただきたいのが、ファシリテーターとして参加しているコンサルタントと一緒に働きたいと思うかを確認すること。一つ一つの言動から、当社の文化を感じ取ってください インターンinfo DTCでは、「ビジネス系」「テクノロジー系」で複数種類のインターンシップを開催している。共通するのは、コンサルタントとの交流の機会が多く用意されており、DTCの文化を肌で感じ取れる内容となっていることである
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 サイバーエージェント メディア、インターネット広告、ゲームの三つの事業を主軸に多様な新規事業を生み出し続ける、インターネット業界のリーディングカンパニー 技術人事本部 マネージャー 新卒エンジニア採用責任者峰岸啓人さん インターネットテレビ局「ABEMA」の運営や、国内トップシェアを誇るインターネット広告事業を展開しているサイバーエージェント。インターネット産業の変化に合わせて新規事業を生み出し、成長し続けています。これらのサービスの根幹を担うのが、技術力の高い優秀なエンジニア。今回は、そんなエンジニア向けのインターンシップの中でも特に注力している、キャンプ式のインターンシップ「CA Tech Dojo」についてご紹介します。 昨年実施したコースはAndroidアプリ(Kotlin)とサーバーサイド(Go)の2種類。それぞれ、SNS情報交換アプリの開発、ゲームAPIの開発を10日間かけて行い、開発の基礎スキルを習得します。このインターンシップでは、新卒社員が数年でハイレベルなエンジニアに成長する、当社の育成文化を肌で感じられるでしょう。例えば、現場で活躍するエンジニアがメンターとしてつきますが、インターンシップにおけるフォロータイム以外でもコードレビューするなど、実務と変わらない熱量で学生と向き合います。こうした行動は社内で普段行われている業務そのものです。育成の文化を学生に伝えるメンターには、入社1~2年目の若手社員が多数含まれますが、参加学生からはその技術力の高さに驚きの声があがります。この反応こそ、当社の育成力の高さの証明にほかなりません。 成長角度を最大化するために同期間のつながりを大事にしよう 人材育成に力を注ぐ会社ではありますが、本人が受け身の姿勢では成長はのぞめません。自ら調べ質問する積極性と自主性が重要です。特に意識して取り組んでほしいのが、他の参加学生をどんどん巻き込むこと。なぜなら、当社には多岐にわたる事業部が存在し、任せられる仕事の規模が大きくなるほど、部門を越えた、横のつながりが重要になってくるからです。圧倒的ペースで成長し活躍している社員は、巻き込み力が非常に高く、他の部門の仲間に対して積極的に働きかけています。 インターンシップでは、学生同士のコミュニケーションを円滑にするため皆を食事に誘ってみる。反対に誰かの企画には率先して乗っかってみる。こうしたオーナーシップとフォロワーシップの両方を意識してみてください。メンバー同士のハブになることが大切だと実感できるでしょう。遠慮する必要はありませんし、たくさんぶつかってみてください。そうすることで、インターンシップを終えても続く、かけがえのない仲間が手に入るはずです。 当社の特徴である「成長」と「仲間」を存分に味わえるインターンシップで、若くして活躍できる人材への1歩を踏み出しませんか。 インターン活用ポイント 1.自分自身の成長に対する価値観を把握しよう 「チームをけん引するリーダーとして成長したい」、「技術者としてのスキルを高めたい」など、将来の理想像を明確にすることで、そのために必要な経験やスキルが把握でき、成長スピードを加速させられます 2.遠慮せず積極的に質問し、会社の理解を深めよう サイバーエージェントの事業や社風、同業他社と比較した魅力など、腹落ちするまで先輩社員に質問してください。入社後のギャップを感じることなく、本当に自分が成長できる環境かを見極められます インターンinfo プログラミング経験のある学生を対象とした、キャンプ形式のインターンシップ。昨年はAndroidアプリ(Kotlin)とサーバーサイド(Go)の二つのコースを用意。バックエンド未経験でも課題を通じて、開発の基礎スキルを身に付けることができる
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 三菱UFJ銀行 さまざまな金融サービスを提供する国内大手金融機関。近年では「金融の再創造を通じて社会に変革を起こす」をテーマに、デジタル化に注力している システム本部 システム企画部人事教育グループ 調査役菅沼拓也さん 「金融の再創造を通じて社会に変革を起こす」をテーマに掲げ、「テクノロジーバンク」へと変革の歩みを進める三菱UFJ銀行。ブロックチェーンを利用したグローバルでのキャッシュレス決済システムや、テレビ電話やタブレットなどで全面デジタル化を手掛けた店舗「MUFG NEXT」など、近年は最新のテクノロジーを利用したさまざまなサービスを展開しています。このようにお客さまのライフスタイルが多様化している現代において、社会インフラを支える銀行の経営戦略は、テクノロジーと切り離せません。 インターンシップではそんな私たちの使命・業務を知っていただけるよう、2種類のプログラムをご用意しています。一つ目は自身がプロジェクトマネージャーとなり、銀行サービスをITの力で変革するプログラム。銀行でのシステム企画・開発のプロジェクト推進を実体験してもらいます。二つ目はシステム部門内に立ち上がったサイバーセキュリティープロフェッショナルチームの一員となり、グローバルに展開する金融機関でのサイバーセキュリティー業務を体験。いずれも各現場で活躍する社員がメンターとして付き、通常業務と同じレベルの熱量でディスカッションに参加します。また、最終日に行うプレゼンテーションは社員と学生が多角的に評価し合った上で、プログラム運営責任者から講評を受けます。この一連の流れを通じ、金融×Techの最前線を体感できるでしょう。 前者のプログラムでは、経営戦略に基づき、顧客体験の改善、利益拡大、コスト削減といったさまざまな施策をITでどう解決するか、定義します。その上で、「あるべき姿を実現するために必要な機能は何か?」「予算や期間、体制をどうするか?」と、あらゆる角度から議論し、実現の筋道を立て、ようやくものづくりに着手します。どちらも三菱UFJ銀行が実際に手がけた大規模プロジェクトをテーマに、社員と同じ視点で追体験できる点が特長です。 成功のカギはチーム力 自身の役割を全うしよう 皆さんに意識してほしいことは、プロジェクト推進はチームワークが重要だということ。システム部門では、社内の他部署や協力会社など多くの人々との連携が必要不可欠だからです。プロジェクトを円滑に進めるために必要なのは、1人のスーパーマンではなく、各人が強みを発揮し、成果を出せるチームかどうか。全員が当事者意識とリーダーシップを持ち、役割を全うすることがプロジェクト成功の秘訣なのです。 自ら手を挙げて行動し、意見をぶつけ合う。その結果、広い視野や多様な考え方が醸成され、自身の成長にもつながるはず。三菱UFJ銀行のインターンシップでも、ぜひ体感してください。 インターン活用ポイント 1.当事者意識を持ちチームの一員として価値を発揮する 現場でもそうですが、自分の意見を発信することが何よりも大切です。重視すべきは1人では導けない答えをチームで導く過程。多少泥臭くても構いませんので、間違いを恐れずに、能動的に発信してください 2.熱意を持って正解を探し、形になるまでこだわり続ける 上司に「あなたがそこまで言うならやってみよう」と熱意を買われ、実際に形になった例もあります。成果も重要ですが、人を動かすのは情熱。ロジックだけではなく、熱い思いを持ち、最後までやり遂げてください インターンinfo システム部門の第一線で活躍する社員が実際に手がけたプロジェクトを追体験しながら、三菱UFJ銀行のシステム業務が学べるグループワークを3日間開催予定。昨年はDX業務を約2カ月間担う就業型のプログラムも実施した
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 SAPジャパン ドイツに本社を置くヨーロッパ最大級のソフトウエア会社SAPの日本法人。ソフトウエア製品の販売および導入支援、テクニカルサポートを支援する 人事本部Vocational Training Manager三木香恵さん 世界130カ国でビジネスを展開する、ヨーロッパ最大級のソフトウエア会社SAP。その日本法人であるSAPジャパンは、AIやクラウドなどの先端技術を活用したソリューションを通じ、国内企業を支援しています。 インターンシップの最大の特長は、17カ月間という長期にわたり、ビジネスの最前線を社員と共に走れる就業型プログラムであること。期間中は営業部門の社員に同行し、お客さま先を訪問。業務をサポートしながら任されたタスクに挑戦していきます。過去には売上数億円規模の商談に同席した学生もいました。リアルなビジネスを体感できるだけではなく、日本経済にも影響を与えかねない戦略策定の場に立ち会える機会はなかなかありません。同時に、SAPジャパンの中でもトップクラスの営業メンバーの提案手法やマインドを肌で感じて体得できる、非常にぜいたくな17カ月間となるはず。 また、プログラム中は複数の部署をローテーションしていただきます。幅広い仕事を経験することで多くの社員と接することができ、自身の関心事が見えてくるはず。明確なキャリアプランがなく、不安を抱える学生にとっては、自身を見つめ直す機会となるでしょう。 さらに、多くの学びを得ていただけるよう、社員が通常業務で使用しているSAPのデジタルコンテンツのアクセスも可能にしています。業界動向やSAPのソリューションなどを含めた3000ほどのe-ラーニング講座からグローバルなリソースまで最大限に公開。ラーニングリソースを存分に利用できる点も、SAPジャパンのインターシップならではと言えます。 潤沢な学びの場を活用し、目指すキャリアを見つけられる 「ビジネスの最前線」と「潤沢な学びの場」を兼ね備えた私たちのインターンシップで学生の皆さんが得られるものは「自走のマインド」です。手の届くところに学ぶ環境、商材、学ぶ背中がある、という状況を最大限に活かすには、自ら積極的に知識を習得していく姿勢が必要不可欠です。SAPジャパンでは「キャリアは自らつかむもの」という考えの基、社内の異動もトップダウンではなく、自ら手を挙げて実施されます。そんな私たちの風土を反映するように、インターンシップにおけるローテーションの最後の2部署は学生が選択しています。豊富なリソース、スキルアップ、キャリアアップの機会を自分のものにできるかどうかは、「自走のマインド」により大きく変わってくるのです。 自ら学び、さらには周囲の先輩にフィードバックを求め、情報収集をし、新たな挑戦をする。この姿勢が、自分が最も成長できるフィールドを見極めるポイントになると思います。 インターン活用ポイント 1.さまざまな仕事を経験し、キャリアの軸を見つけよう インターンシップでさまざまな業界や仕事を見ることで、自身の興味も明確になるはず。事業会社に行きたいという志向が見えたとしても、それは大きな収穫です。学生のうちに視野を広げるチャンスです 2.多様な価値観を受け入れ、幅広い視野を得よう テクノロジーの急激な普及により、ビジネスも日々変化しています。変化が激しい時代で強みになるのは、幅広い視点から物事を考えられる力です。グローバルな環境で多様な価値観に触れてください インターンinfo 約17カ月間、営業職の4部門においてローテーションで就業体験を行う。期間中は現場の最前線で活躍する社員に同行し、実業務を間近で見ることができる。社員との面談や2週間に一度の集合研修など、サポート体制も充実している
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 KPMGコンサルティング 事業変革、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの分野において、企業を支援するコンサルティングファーム 人財開発 ディレクター永島 大さん KPMGコンサルティング(以下、KC)では、2週間にわたるインターンシップを開催します。グループワークでのケーススタディーを通して業務内容の理解に加え、若手から社長までさまざまな社員との交流の場を通しKCの社風を理解できます。 プログラムは、コンサルタントに必要なマインドや基礎的なスキルを理解する座学パートと、企業課題の特定・解決策立案・提言を行うグループワークのパートで構成されます。ワーク中、チームでさまざまな観点から分析・議論し、一つの解を導き出しても、サポートする現役コンサルタントからは「なぜそう言えるのか」「この観点はどうか」など、温かくも厳しいフィードバックが返ってきます。 また、検討を重ねた後に迎える中間発表や最終プレゼンテーションの場でも「もっと深く考えられるのでは」「もっと良い解があるのでは」などの指摘が入るでしょう。 こうしたやりとりは実際の現場でも起こっており、「クライアントにより良いアウトプット(付加価値)を提供する」には避けては通れない道なのです。インターンシップ中にも同様のことを疑似体験し、コンサルタントの仕事の本質であり、かつ、KCで働く意義でもある「徹底的に考え抜くこと」「終わりのない挑戦」「それらを通じた成長のスパイラル」を感じられるでしょう。 また期間中は、若手からパートナー・社長まで社員との交流機会を多数設けます。コミュニケーションを通じて、どのような人がどういう思いで仕事に取り組んでいるかを理解し、社風を感じとってもらいたいと思います。 成長を見極められるかは自分次第平等に与えられる機会をつかむ これらインターンシップでの学び・体験を最大化するためには、「自分らしさ」を忘れず参加することが最も重要です。良く見せよう、わかった風に振る舞おうと、自分を取り繕って参加することは、新たな発見や学び、成長のチャンスを逃すことになります。 また、事前準備として、自己分析を行い、自身の強みや課題、仕事に対する疑問点などを把握しておくことも重要です。そのような準備をした上で、インターンシップ期間中に徹底的に考え抜き、全力でワークに取り組めば、より深い学びが得られるでしょう。さらには、インターンシップ後もそこで得たことを振り返り、自分を見つめ直す。その継続によって、自分自身の仕事に対する向き合い方も明確になってくると思います。 KCのインターンシップでの経験を就職活動や今後の社会人生活に活かして成長し続けられるかはあなた次第。あなたにとって、実りあるインターンシップにして下さい。 インターン活用ポイント 1.学びを最大化するために事前に自分の現状を整理する 自分の強みや課題を自己分析しておくことをおすすめします。自分の考えや疑問などを整理することで、インターン中に得られる客観的な視点でのさまざまなインプットやフィードバックを最大限活用できます 2.インターンシップでの学びをその後の仕事選びに活かす 働くことの意義や面白さ、諦めずにやり抜く大切さなど、学んだこと・感じたことをその場限りにするのはもったいない。それらを振り返り、自分がなりたい社会人像や就きたい仕事を考え続けることが重要です インターンinfo コンサルタントの仕事を疑似体験できる2週間にわたるプログラム。最前線で活躍する現役コンサルタントとのコミュニケーションも交えながら、グループワークに取り組む。徹底的に考え抜くことを通して、働くイメージを体験できる
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 P&Gジャパン 「世界中のお客様の暮らしをよりよいものにする」を企業理念に、世界180カ国の人々に向け、洗剤やシャンプー、化粧品などを届ける日用消費財メーカー 情報戦略本部 アナリティクス・アンド・インサイトビジネスアナリスト シニアITマネージャー田中 遥さん 衣料用洗剤『アリエール』や化粧品『SK-Ⅱ(エスケーツー)』、ヘアケア製品『PANTENE(パンテーン)』などの製品を約48億人に届ける世界最大の消費財メーカーであるP&G。 そんなP&Gのビジネスを支えているのが、IT部門(情報戦略本部)です。IT部門のミッションは、商品を多くの消費者に購入していただくためにITを駆使した解決策を提供すること。当社のインターンシップは、それを実際に体験できる内容です。 インターンシップの期間は15日間。与えられた課題について議論するのではなく、機械学習を用いた売上予測モデルの作成や業務効率改善策の立案など、実際に稼働中、もしくは稼働予定のプロジェクトを社員と共に解決に導くプログラムです。課題抽出とソリューションの土台を作り、中間発表するまでが前半。後半は、社員からのフィードバックをもとに、最適解の立案・提案を行います。課題抽出から解決策の提案までを手掛けるというリアルな業務を体感できることが、このインターンシップの特徴であり、魅力です。 P&GのITの役割を知ることが理想のキャリアにつながる インターンシップに参加する価値を最大化するには、オーナーシップを持ちながらプロジェクトに取り組むことが大切です。P&Gにおけるオーナーシップとは、課題が何かを明確にし、その解決に向けて主体的に行動できている状態のこと。IT部門においても、システムやツールを作ることではなく、課題解決の方法を考え、実行することが求められるのです。そのためにはまず、何が課題か、何のためのプロジェクトなのかを、周囲の社員や他部署を巻き込みながら把握することが鍵。表面上の課題ではなく本質を捉えることで、ゴールがクリアになり、タスクの優先度や情報選択の精度が上がります。最大の成果を生み出すためには、行動の質を高めることが必要不可欠なのです。自分の能力に固執せず、他人の手を借りることも選択肢の一つ。さらに解決策は必ずしも、最先端技術を駆使した目新しいシステムである必要もありません。最終的なゴールは、プロジェクトの短期的な課題解決ではなく、ビジネスを伸ばすことだからです。 これらは、常に社員が意識していること。自分の行動の結果、ビジネスが軌道に乗り、売り上げが拡大する醍醐味を味わえるのは、自社サービスを展開するP&Gならではです。リアルな業務を通して当社で働く姿をイメージしてください。それはIT部門のミッションや考え方、他部門との働き方、文化・雰囲気、同僚など、多岐にわたり入社後のギャップを減らすことができます。ぜひ、ITを手法にビジネスにインパクトを残す仕事を体験しましょう。 インターン活用ポイント 1.課題解決のための最適なプロセスを理解する インターンシップ中は常に、学生ではなく一社員として扱います。課題解決のための思考や行動を社員のフィードバックから学べるため、さまざまな社員にヘルプを発信するなどの積極的な行動をおすすめします 2.今後のキャリア選択の視野を広げるために、行動する ITを用いたビジネスの課題解決という仕事を経験することで、ITという漠然とした概念を、より具体化できます。実際に、過去に参加した先輩たちからも好評。固定観念にとらわれずチャレンジする姿勢が大切です インターンinfo インターンシップ専用の内容ではなく、実際のプロジェクトを体験できる15日間のプログラム。社員同様の業務に携わるため、有償となっている。学業や就職活動を優先できるよう、参加日時は学生に合わせ柔軟に対応している点も特徴
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 バンク・オブ・アメリカ 米バンク・オブ・アメリカ・グループの日本法人。事業会社、金融機関、政府機関など、日本を代表する法人顧客に向けて各種金融サービスを提供している 人事部 新卒採用門田綾子さん 35カ国以上で事業を展開する世界最大級の総合金融サービスグループであるバンク・オブ・アメリカ。その日本法人として私たちは、クライアントのあらゆるステージにおける課題解決のため、株式や債券のトレーディング、資本市場業務、投資銀行業務、アドバイザリーサービスなどを提供しています。 当社では、投資銀行部門と金融市場部門の2部門にて、ビジネスと社風のリアルを知ることができる3日間の体験型インターンシップの開催を予定しており、各部門の仕事についてより理解を深められる内容となっています。 M&Aから債券、株式などのファイナンス案件まで扱う投資銀行部門では、チームでM&A案件のプロポーザルを作成。最終日にはクライアントの経営陣に扮したシニアマネージャーに対して提案プレゼンテーションを行います。 また、価格、トレーディング執行サービスを中心に展開する金融市場部門では、実際にマーケットが開いている時間帯にトレーディングフロアでデスクローテーションを行い、臨場感ある市場取引の現場を体感することができます。リアルなトレーディングやセールスの業務を目の前にして社員とディスカッションできる貴重な機会です。 開始前には業界や会社、仕事およびワークの取り組み方について丁寧に説明しますし、ワーク中もたくさんの社員がアドバイザーとしてしっかりサポートしますので心配不要です。また、インターンシップの期間中には、休憩時間やランチなどあらゆるところで社員と交流していただける機会を設けています。疑問に感じたことは気にせず何でもぶつけて理解を深めてください。 チーム一丸となり乗り越えた先に真のやりがいが感じられる インターンシップをより有意義なものとするために皆さんにアドバイスしたいのは、自分と異なる意見を受け入れる姿勢を大切にすること。これは社員たちが現場で大切にしていることでもあります。というのも、金融において一人で完結できる仕事は、実はほとんどありません。セールス、トレーダー、アナリストなどの専門部隊が集結し、クライアントのために一丸となりパフォーマンスを発揮し、時には世界中のネットワークを駆使し事例を集めることもあるなど、多くの人と関わり仕事をしています。 3日間で取り組むには難しい課題かもしれませんが、意見も得意分野も違うメンバーと協力し、限られた時間の中で前例のない課題に向き合うというインターンシップは、まさにリアルな業務そのもの。難しさの奥にあるやりがいや面白さを少しでも感じることができたのであれば、きっとバンク・オブ・アメリカでさらなる成長を手に入れることができるでしょう。 インターン活用ポイント 1.ニュースや新聞で世の中の動きをキャッチする バンカーは、世の中の動きに敏感で、常にアンテナを張っていることが求められます。ワークを通してよりリアルに近い実務を体感するためにも、国内外の最新情勢に目を向けてみてください 2.積極的に会話し社員の本音とリアルを聞き出す 可能な限り、バンク・オブ・アメリカのリアルな姿を感じていただけるプログラムにしていますが、社員に質問するのが一番です。機会は豊富に設けていますので、ぜひ積極的に質問してみましょう インターンinfo 投資銀行部門と金融市場部門の2部門にて開催予定。実務に沿った課題にチームで取り組むケーススタディーが中心で、その他にもデスクローテーションやランチミーティングなど、社員と密にコミュニケーションがとれる機会を設けている
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 日本マイクロソフト ソフトウエアおよびクラウドサービス、デバイスの開発、販売、マーケティングなど、幅広い事業領域でビジネスを展開しているグローバルIT企業 人事本部 採用グループ新卒採用マネージャーアクセノフ ユージンさん 日本マイクロソフトは「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」を理念に掲げるマイクロソフトの日本法人です。当社のインターンシップは、約8週間で給与約55万円の長期就業型。技術系からビジネス系まで多くの職種で募集をしており、実際のクライアントへのサービス提供を通じて、IT業界のビジネスを深く学べる機会です。 最大の特徴は、限りなく正社員に近い働き方で就業経験が積めること。テーマは個人ごとにカスタマイズ可能で、選考を通じて考えてもらいます。つまり、会社から何かを与えられるのではなく、マイクロソフトという場を使って何を成し遂げたいかを考え、実行する「参加者主導」のプログラムです。 プログラム中は、社員同様の情報アクセス権限を付与。最先端かつグローバルなリソースやナレッジをどう活用するかも自由です。成果報告として「自身が与えたインパクト」というテーマでプレゼンテーションがあり、優秀者には社長や役員に対して直接発表できる場も用意しています。優れた提案は、実際の製品やサービスに反映される可能性も大いにあります。 枠にとらわれることなくリソースを最大限活かそう 単なる仕事の疑似体験ではなく、長期間、社員と同じ働き方をするインターンシップは、米国本社のスタイルを取り入れたもの。裁量が大きい分、責任も伴いますが、これは入社後の当社の環境そのものです。だからこそ、本当に自分が成長できる環境かどうかを見極めるには最適なのです。 活用できる制度の中でも特徴的なのは、役員を含め社員誰とでも話ができる『1on1』というシステム。人から学びを得ることは、私たちが大切にしているカルチャーであり、社員も日々活用しています。例えば、相手の職種について学ぶ、他国のオフィスで同じ仕事をしている人に話を聞き、学んだものを日本に取り入れてみるなど、使い方は皆さん次第です。 自由な環境の中で、数十億円規模の売り上げに影響する業務改善をした学生もいます。部署や製品をまたいだクライアントのシステムの課題に気付いた彼は、大勢の社員に話を聞き、原因を分析。そして自分でシステムを組み直し、改善策を提案しました。結果、製品のアップグレードや長期的な契約につながり、数十億円のビジネスインパクトを生み出したのです。 制約が少ない環境をフル活用することで、本当に自分が成長できる環境であるかどうかを見極めることができます。学生のうちにこうしてリアルなビジネスを体験することは、当社に限らず、今後IT業界を目指す方にとって必ずプラスになると確信しています。 インターン活用ポイント 1.ビジネスに対し何ができるかを常に考えよう 与えられたことをこなすのではなく、どうしたらビジネスに大きなインパクトを与えられるかということを、意識してみましょう。自分がリードして成果を残せたときは、大きな自信につながります 2.多くのナレッジを自身の力にして価値を生み出そう 社員と話ができる『1on1』や随時もらえるフィードバックを通して、多くのナレッジを吸収してください。社内のいろいろなところにある好事例をどんどん活用し、効率的に価値を生み出す経験を重ねられます インターンinfo 約8週間で給与約55万円の長期就業型プログラム。担当のマネージャー、メンターと協力して実践を経験する。社員同様の権限・裁量が与えられるリアルな環境の中、自分でテーマを掲げ、取り組み方も学生の裁量に任されている