就活において求める人物像というのがあります。就活生には志望先企業の求める人物像を鵜呑みする方が大勢います。さらに、無理にその人物像にキャラ設定して、面接でボロが出て撃沈してしまう人が後を絶ちません。これは私の知見になりますが、ほとんどの面接官は自社の求める人物像をしっかりと把握していません。企業の新卒採用の面接が始まる前に、面接官を集めて説明会をする企業があります。ただ、その説明会も2〜3時間程度で、なかには1時間で終わる企業も少なくありません。採用担当者が自社の求める人物像の説明をする時間は30分程度でしょう。到底、一回聞いただけでは、面接官の評価視点はそろいません。結局、会社の求める人物像の評価視点よりも、面接官自身の評価視点で面接をおこなうことになります。つまり、面接官自身の好き嫌いで評価されていると言っても過言ではありません。それでは、面接官がどのような人材が欲しいかをドッチボールのチーム作りを例にして考えてみましょう。 まず想像してください。あなたはドッチボールチームの監督です。昔は豪腕で強いボールを投げていました。来年4月から始まる大会に向けて、メンバーを12名選出することになりました。さて、あなたはどのような選手を選ぶでしょう?必要なタイプを考えることから始めると思います。例えば、以下のようなタイプを候補にするかもしれません。■ドッチボールの強みのタイプ 1. 攻撃タイプ(ボールを投げるのが上手い) 2. 守備タイプ(ボールを取るのが上手い) 3. 危険回避タイプ(ボールを避けるのが上手い) 4. 連携タイプ(ボールのパス回しが上手い) 5. リーダータイプ(リーダーとして指示が出せる) さらに、人数の振り分けも考えることになります。リーダータイプは12名も必要ないからです。サブリーダーも入れたとして2名ではいかがでしょう。相手を倒すには攻撃タイプが必要です。ただし、チーム内でボールの受け渡しは可能です。守備タイプを3名にして、しっかりボールを取って、攻撃タイプ3名に渡す作戦にしましょう。外野用に連携タイプを3名。最後まで逃げ回れる危険回避タイプ1名で計12名になります。ちょうどよいバランスが取れたようです。ただ、次の対戦相手は守備型が多いチームと判明しました。それでは、攻撃タイプが多いチームに組み替えようと戦い方を変えることになります。面接官の思考に戻ります。最終面接など役員層になるとライバル会社や将来に必要な人材を欲しがります。2〜3次面接などの管理職による面接であれば、自分の部下として必要な人材を欲しがります。1次面接などの現場社員の面接では、一緒に働きやすい人材を欲しがります。結局、会社によっても、選考の段階によっても欲しいと思う人材は異なってくるのです。そのため、面接官によって自分の強みを臨機応変に変えることなどは不可能に近いです。 だからこそ、自分の強みを見つけて、その軸で面接は勝負しましょう。面接の反省を通じて自分の強みを軌道修正することはタイセツです。ただ、毎回変えようとすると、強みの一貫性がないと面接官に見抜かれてしまいます。「自分の強みの軸で勝ち取った内定」は、「あなたの適性と合致している会社」に選ばれたことになるでしょう。今一度、自分の強みのタイプを振り返って面接での戦い方を改善してください。 【21卒向け】就職活動やインターンイベント、セミナーに簡単登録→新規会員登録・エントリーはこちらから 文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー9万以上)著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム
既知の通り、就活は就職活動の略語です。ただ、この言葉は主に学生や転職希望者の求職者側が使う言葉です。それでは、企業側ではどのような言葉を使うのでしょうか?それは採用活動です。一度、言葉の整理をしてみましょう。就職活動の目的は、求職者(就活生や転職希望者)が自分に適する優良な企業を探して就職する活動だと思います。一方、採用活動は企業が自社に適する優秀な人材を探して採用する活動です。この二つの言葉は似ておりますが、価値観は全く異なります。求職者側は企業を探していて、企業側は人材を探しております。探す視点が異なるので、価値観が異なるのも当然ですよね。この価値観が異なることに気付いていないと面接での会話にボタンの掛け違いが起こります。まず、求職者であるあなたは企業を探しているので、自分の視点から企業の良さを面接で伝えようとします。自分のことを伝えるよりも、その会社のことが好きという情報を伝えたくなってしまうのです。ただ、企業の面接官は、あなた以上に自分の会社の良さを知っています。もちろん、会社の悪いところも知っているのです。にもかかわらず、学生から夢見がちな拡大解釈された理想を語られたあげく、「御社が好きだから入社したいです!」と言われてもピンとこないのです。例えば「異性から付き合ってください!」と言われて、その理由を聞いたら、「良いマンションに住んでいるから!」と言われたらどうでしょうか。複雑ですよね。自分のことを評価されている訳でもないので、「良いマンションに住んでいたら、誰でも良いのか?」と不安になることでしょう。付き合っても長続きはしないかもしれません。面接官も主勝精が自分の企業を知ってくれているのは嬉しいことです。ただ、こうも思います。「入社して理想と違うことに気付いたら、この学生は辞めちゃうかもしれない。だったら、不合格にしとこう」と・・・さらに面接ではもう一つボタンの掛け違いが発生しております。企業側は自社に適する優秀な人材を探しているのです。そのため、学生から自社の好きな理由を聞くことも大事ですが、それ以上に学生自身の適性度を確認したいのです。どのような性格で、どのような強みがあり、自社で活躍してくれそうかを話の中で確認したいのです。つまり、あなたがどんなに会社に入りたいという気持ちを伝えても、それだけでは情報が足りないのです。何故ならその気持ちだけでは、自社に適するような学生かを面接官は判断できないからです。会社の事業は様々ですし、職種もたくさんあります。例えば仕事でもスピードを求められることもあれば、ミスのない丁寧な仕事を求められるようなものもあります。仮に、あなたが志望する会社はスピードを求められる仕事が中心だったとします。そこで、面接官があなたの性格や強みや過去の経験を面接で聞きながら、「他の学生よりもあなたはスピード感がありそう!」と判断したとします。極端な話、それで面接は合格するのです。何故なら自社に適する人材と評価されたからです。面接では会社が好きという志望動機を伝えることはタイセツです。ただ、それ以上にあなた自身の性格や強みを過去の経験を通して面接官に伝えきってください。それができれば、面接官はあなたをしっかりと自社に適しているかを評価してくれるでしょう。もし、面接で不合格となっても、自分にその会社が合わないと面接官がリスクヘッジしてくれたと思いましょう。実際そうですし、気持ちも楽になるはずです。【21卒向け】就職活動やインターンイベント、セミナーに簡単登録→新規会員登録・エントリーはこちらから 文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー9万以上)著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム
こんにちは!type就活事務局の奥富です。 「いよいよ就活、本腰いれて始めるぞ~!」と思い、ESや面接を進める上でやっぱりプロのアドバイスがほしいなぁと思うことがあると思います。 そんなときに頼りになるのが大学内にあるキャリアセンター(キャリアオフィス)です。ない大学ももしかしたらあるかもしれませんが、自分の大学内にある場合は一度行ってみるといいと思います。大学の施設内なので、全て無料でESの添削や就活相談、面接練習をしてくれたりします。 でも、このキャリアセンターは就活時期になると混んでいて全然活用できないということもあります。そんなときは、ぜひ“就活エージェント”を活用してみませんか? 就活エージェントとは、専任のキャリアコンサルタントが就職活動の始めから終わりまでを支援してくれるサービスです。就職活動の悩みに対して逐一面談を行い、悩みの解消に向けたアドバイスなどをしてくれます。 例えば、大学にキャリアセンターがない、民間企業にOBOGがいない、毎日キャリアセンターが混んでいて相談に行けないなど、大学によって就活に対するサポートはさまざまだと思います。そういうときこそエージェントを活用してみると、自分の就活に幅が広がるし、支えにもなると思います。 私も就活生の頃、大学内のキャリアセンターと、一般の就活エージェントを3社ほど併用していました。今回は、活用していたときの経験をもとに活用のタイミングやメリット・デメリットなどをお伝えしていきます。 結論、どのタイミングでもいいと思います。自分が就活に対して悩みをもったときに駆け込めばいいと思います。 例えば「就活を始めたいけれど何から始めていいのかわからない」という初期段階のものから、「自己分析が上手くできない」「行きたい企業がわからない」など就活を始めてからの悩みや、「面接日程がバッティングしてしまった」「内定獲得後どうすればよいかわからない」など就活が本格化してきてからの悩みまで、ありとあらゆることに対応してくれます。 では、どのエージェントに相談しに行ったらいいのか悩むと思いますが、就活エージェントは数多く存在します。そして会社ごとによっても強みや弱みが異なります だからこそ自分の悩みにあわせてエージェントを使い分けて活用し、自分の就活を支えてもらいましょう! (1)キャリアコンサルタントのプロにいつでもなんでも無料で相談できる 一番のメリットはこれに尽きます。やったことのない就活はわからないことの連続だと思います。そんなときにプロに無料で相談できるというのはとても魅力的ではないでしょうか。就活を進めていくと悩みがたくさん出てくると思います。そんなときは身近な人に相談するよりも、確実にアドバイスをくれる人に相談したほうがいいでしょう。 メリットをざっくりと書きすぎてしまいましたが、例えば「面談の練習やES/履歴書の添削をしてくれる」というのもメリットのひとつです。 私もこれには非常に助かりました。 大学内にも面接練習できるところがあったのですが、気づいたら3ヶ月先まで予約でいっぱい…。ESも、親や先輩に見てもらうのは抵抗があったので、よくエージェントさんに添削してもらっていました。 ただ練習をしてくれる、添削をしてくれるわけではなく様々な業界に精通している方達なので、この企業だったらもっとこうした方がいいよとか、この業界にはこういう方があっているといった具体的なアドバイスがいただけます。(ただこれはエージェントによっても異なります) 面接に関しては、どうしても企業目線の気持ちが学生同士ではわからなかったのでエージェントを活用することで「この学生は企業から見てどうか」などプロの目線で客観的に評価してもらえるので、高い面接スキルを身に付けることができると思います。 (2)自分だけでは知ることができない企業が知れる 相談で多くあるもののうちに「自分に合った企業がわからない」というのもあると思います。就活エージェントを利用することで、キャリアコンサルタントが自分に合った企業を選ぶ際の着目点を、面談を通じて考え、アドバイスしてくれます。そのため、自然と自分に合った企業が見えてきて、自分らしい就活を行うことができます。 またエージェントしか知らないような求人を紹介してもらうことも可能です。実際に私も全く知らなかった企業を紹介していただき、調べてみたり面接を受けたりする中で興味が持てて最終面接まで進んだ企業などもありました。(1)情報量やサービスの質が会社によって異なる こればっかりは使って試してみないと、自分に合うか合わないかがわかりません。またキャリアコンサルタントも人によって差が出るのも確かです。1社しか活用しないのではなく、何社か併用してみると、自分に合ったエージェント会社やアドバイザーの人に出会えると思います。 (2)電話やメールが頻繁に来る 特に私は3社ほど併用していたので、メールの数がすごかったです。「こんな会社オススメですよ」とか「面談の日程いつにしましょうか」といった連絡が山ほど来ます。ありがたいことではあるのですが、就活中は企業からのメールもくるので毎日チェックして整理しなければいけないのが大変でした。 最近は電話やメールではなくラインでのやり取りで連絡をとりあっている会社などもあるようなので自分に合わせた形で進めていくことをオススメします。 ここまでエージェントに関することを書いてきましたが、就活は頼れるものはなんでも頼ったほうがいいと思います。時にはプロの力を借りて就活を有利に進めていきましょう! →type就活エージェントの詳細はこちら
こんにちは!type就活事務局の奥富です。 「行きたかった企業の面接に落ちた」 「自分よりも先に友だちが内定をもらった」 「自分がやりたいことってなんだろう」 就職活動をしていると、何度も心が折れそうな場面に直面します。 そんなときに、あなたなら誰に就活の相談をしますか? 先日、就活イベントに来ていた学生がアンケートの自由欄に「就活で悩んだとき誰に相談すればいい?」と書いていてふと気になりました。 大学の授業のことや、人間関係、恋愛のことなど日常生活で出てくる悩みはきっと仲の良い友達に相談することが多いでしょう。しかし、就活となると仲の良かった友だちも同じ立場となり、ライバルに見えてきてしまうのが実際のところです。まずは自分が今何に悩んでいるのか、整理してほしいと思います。当たり前のことですが、その内容次第で相談すべき相手が変わってくるでしょう。また、悩みを整理するときにはできるだけ細分化することをオススメします。そうすることで一つひとつに対し適切な解決法を見つけられるはずです。 企業研究や面接など、実践的に悩んでいるのであれば、先輩や大学の先生、キャリアセンターの方、就活エージェントのアドバイザーなどのプロに相談するのがいいと思います。 そうではなく、「本当に就職できるのか」、「内定がもらえるか」など働くことに対してや将来に関する漠然とした不安の場合、あなたが一番心を許せる人に話すことが大事だと思います。 それができたら苦労はしない、誰にも相談できないんだ。という人にはとにかく「自分を責めない」「客観的に見つめてみる」「就活がすべてのゴールではない」ということを伝えたいです。あまり聞きなじみがないかもしれませんが、就職活動がうまくいかない大学生が精神的に追い詰められて死を選ぶ「就活自殺」というものが実際に起こっています。 「就活がすべてのゴールではない」と言ったように、就活に失敗したからといって人生が終わるわけではありません。年功序列や終身雇用が約束された世の中が崩れてきており、転職が自由にできる時代になり、働き方改革が推進され人々の働き方が多様になってきているのも事実です。 それでもまだまだ昔ながらの一斉就職活動が残る中で、企業は短い期間の中で大量の就活生の応募を判断し新卒で採用する学生を決定していたり、一斉といいつつ年々就活の早期化が目立ち、6月までに内々定を持っている学生が半数を超える世の中になっています。 そんな中で、希望通り内定が取れた学生は「いち抜けたー」という感じで就活を終えられますが、短期間の間に何度も不採用通知を受けた学生たちの多くは、自分の存在を否定された気持ちになり、「あの子はもう内定もらってるのに自分は落ちてばかり」「自分には価値がないのだ、終わりだ…」と、どんどん追い詰められてしまいます。 そんなときには一度就活というものから離れてみてはいかがでしょうか。自分を責めるのではなく、今一度自分は何がしたかったのか何を目指していたのか、ゆっくりと自分と自分のこれからについて見つめ直してみましょう。 就活は正解がないからこそ、不安に思うことが多いと思います。そういうときに頼りになるのは自分の将来の夢や就活軸ではないでしょうか。 何がしたかったんだろうと思い詰めてしまうことがあれば、一度自分の状況を客観的に見て、またゆっくりと自分らしく歩み始めてほしいと思います。 →イベント・セミナー一覧はこちら
こんにちは!type就活事務局の奥富です。 就活が始まると初めてのことばかりで悩みが尽きないですよね。年々就活が早期化しているので、自分たちが本格的に始まったと思ったらもうひとつ下の代が動き出している…といった状況です。 今回は、3月に開催した就活イベントの中で出た質問の中からいくつかピックアップして私なりにお答えできたらと思います!あくまで個人的なことを書くので、ぜひ気になる質問はぜひ身近な先輩たちに聞いてみてくださいね。正直就活を始めたての頃は嘘をついていました。 自分の経験に嘘をつくというよりは、自分を偽ってESを書いたり、面接を受けていた時期があります。 本当は決断力があるタイプではないのに、この企業にはきっとそういう人がウケるだろうと思って話したり、あまり深く考えていなかったことに対して「なんで?」と聞かれた際に口からでまかせを言ったりしていました。 しかしそうやって就活を進めていく中で、某大手企業の人事の方から「私たちはプロだし嘘を見抜くのはうまいからね、本当の自分を見せて話して」と言われたことがありました。その時に、そりゃそうだと思いました。私がついた嘘なんて見抜かれて当然だし、嘘をついた面接で落ちてきたのも納得です。 それからは本当にありのままESや面接にのぞむようになって、もちろんそれでも落ちてしまう企業もありましたが、それはきっと私には合わなかったんだと思うようになりました。ひどく落ち込むこともなくなり、いい意味で切り替えがうまくなったと思います。 「就活で心掛けたのは、企業に媚びないことと、自分自身の勝負の仕方を考えること。私は面接で自分の意見をはっきり言ったし、黒いスーツも着なかったし、髪型もパーマで前髪を垂らしていた。いわゆるリクルートスタイルをする必要はない。」このように語る先輩もいました。 私は、何より嘘をついている自分自身が一番嫌だったので、無理に企業に合わせることをやめてからはストレスなく就活をすることができました。 内定を持っていないと不安かもしれません。嘘をついても志望企業からの内定がほしいかもしれませんが、その先のことを考えてみてください。嘘をついて入社した会社で、あなたらしく働いていけますか?同期や会社の先輩方とうまくやっていけますか?後悔するかしないかは皆さん次第だとは思いますが、ぜひ目の前のことばかりでなくその先のことまで考えて就活をしてほしいと思います。私がまずやったことは、「なぜ業界研究や企業研究をするのか」という問いに対し自分なりの考えをまとめたことでした。 これは何においても言えることだと思うのですが、まず皆さん自身で考えてみてほしいと思います。検索したら何でも解答が出る時代だからこそ、自分自身で意義を見出してほしいです。「なぜ働くのか」「なぜ就活をするのか」「業界・企業研究はなぜ行うのか」など自分の言葉で伝えられるようになってください。 自分なりにやる意味をまとめた後は、一般的な企業研究を行いました。 新卒採用サイトがある企業は比較的分かりやすく企業情報や事業内容、制度などをまとめて書いてくれているところが多いです。しかしそれを読むだけではイマイチ理解することができなかった私は、自分なりに簡単な企業理解をしようと3つのステップを作成しました。 まず研究したい企業を決めます。 <ステップ1> 業界(その企業はどこの業界に属していますか?そもそも業界理解ができていないとここでつまずくはずです。) <ステップ2> 部署・事業部・職種(部署ごとで採用をとっているところもあるので、部署ごとに分けて理解することをオススメします。) <ステップ3> 誰に・何を・どうやって(その企業はどのように利益を生み出しているかを、“誰に何をどのように”で書き出し、理解をします。書き出せたら大体の事業内容は理解しているはずです。) また、この3ステップ(主にステップ3)をもとに働く際に求められる力を自分なりにまとめていました。そうすることで企業がHPや新卒採用サイトに書き出している求める人物像とのギャップがないか比較することができます。また、自分自身で考えた力を志望動機や自己PRにいれて伝えることもできます。OBOG訪問は結構やっている人と全くやったことのない人に分かれると思いますが、時間があればやっぱりやるべきだと思います。 一番いいと思うのは大学のキャリアセンター経由で大学の先輩を紹介してもらう形です。 そこで紹介してもらった先輩と仲良くなったら、芋づる式で社員の方をたくさん紹介してもらいましょう。現場社員の人たちと会うことでより働くイメージができますし、企業研究にもつながります。さらにそこから志望動機の根拠付けもできます。 大学の規模が小さくあまりキャリアセンターからの紹介を見込めない場合は、一番身近にいる先輩(クラブ活動やゼミの先輩)からつないでもらうか、就活で仲良くなった他大学の友人から先輩を紹介してもらうなどするのがおすすめです。 あと、最近は現場社員の人たちと実際に会って話せるアプリなども出てきています。アプリを使用すると気軽に、幅広い年代の人や自分の大学にはいなかった企業の人にも会うことができるのでおすすめですが、この頃こういったアプリを使い女子学生にセクハラをするケースも増えていますので、アプリから会う場合には十分な注意が必要です。 また、OBOG訪問の際は、あいさつや服装をきちんとして、メールの返信を早くしたり、日程を幅広く設定するなどのマナーをおさえておくといいと思います。いい印象を持たれるような振る舞いを心がけてください。 今回は3つの質問に対して私なりに答えてみました。皆さんの就活の参考になれば幸いです。今後も皆さんの就活がうまくいくことを願っています! →イベント・セミナー一覧はこちら
こんにちは!type就活事務局の奥富です。 「就職でアピールできるネタがない…」という相談をたまに受けます。 就活が本格化する頃にこの相談を受けると、今までやってきた経験をもとにガクチカや志望動機を作ることになりますが、そうなる前に今しかできないことにたくさん挑戦してみてはいかがでしょうか。 よく大人に「大学生は時間があるんだし、今しかできないことをやりなさい」とか、「今のうちにたくさん学んでおきなさい」とかって言われたりしませんか? 本当にその通りだと思います。お金はないかもしれないが時間はある、自分のことに向き合う時間も趣味に没頭する時間も新しいことに挑戦する時間も社会人に比べたらいくらでも自由に使える時間はあると思います。 だからこそ、視野を広げていろんなことに挑戦してみることをオススメします。 就活が始まってしまったら忙しくなるし色々諦めなきゃ…と思っている学生のみなさん、それはもったいないです! 私の話にはなりますが、当時3年生の夏から新しいことを始めました。 自分の生活がその活動中心になってしまうくらい忙しいものとわかっていたので、就活も本格化する中で、両立していけるのか考え悩みました。ですが、大学生活でできることは諦めずにやりたいという思いの方が強く、新しく挑戦することを決めました。 その結果、周りの同級生よりは忙しかったし時間も限られることが多かったと思います。しかしそういった環境に身をおいたからこそ、どうやって時間を作り出すか・どう効率的にやりたいことをやるかなどを考え行動できるようになりました。 きっとこの力は、あの時挑戦していなければ身につかなかった強みだと思いますし、就活時に面接をする中で「面白いね」と興味を持ってもらえることも多かったので結果的にやっていてよかったなと今では思います。 挑戦する分失敗することもたくさんありましたが、失敗を恐れずに挑戦し、たくさん失敗することも大事な経験だと思います。また、そこで大事なことは失敗から何を学ぶかということだと思います。 私もたくさんの失敗から多くのことを学びました。そしてその経験があったからこそ、就活に活かせることもたくさんありました。 私が新しいことに挑戦してよかったなと思うことは、たくさんの人たちに出会えたことです。 全国、時には世界の人たちと会ってさまざまな話をするなかで、非常に多様な価値観とふれ合うことができました。同世代だけでなく、社会人として一線で活躍している方々、ご退職されてセカンドキャリアを歩まれている方など多く方々に会いました。 さまざまな人たちとの出会いがあったからこそ、自分はこれからどうしたいのか・どんな社会人になりたいのかなどの理想を思い描くことができ、もっとここを伸ばしていきたいと思える自分の課題も見つかりました。 就活をしながらもOBOGなどたくさんの人たちと会うことができます。その人たちとの出会いを大切にし、その都度自分と向き合うことが大切だと思います。「新しいことに挑戦してみよう」「たくさんの人と会おう」など好き放題言ってきましたが、そんな行動力は…と思ってしまう人は、まず自分自身の日常生活に目を向けてみてはどうでしょうか。 当たり前のようにやっていることも、分析して考えてみると就活に活かせることもあります。例えば、友だち同士で一緒にいるときの自分の役割について考えてみることは自己分析につながるでしょう。 そうやって当たり前のことを言語化し、話せるネタを増やしておきませんか?それも今しかできないことのひとつですよ。 →イベント・セミナー一覧はこちら
こんにちは!type就活事務局の奥富です。 これから就活を始めようと思っている人にこそ言いたいことがあります。 「就活は早く動き始めて損はない」 大学生活はこれから折り返しで、遊びたいこと・学びたいこと・経験したいことがたくさんあると思います。しかし、自分のファーストキャリアを決めることだって今しかできないことです。 すでに「就活は早く動き出したほうがいい」と先輩や大学の先生などから耳が痛いほど聞いているかもしれませんが、それはみんなが「もっと早くから始めていたら」と悔しい思いをしているからです。 私は自分のファーストキャリアの選択に後悔はないし、納得もしています。それでも、もし就活をしているころに戻れるならやっておきたいことはたくさんあります。 今回はそんな私のしくじりから、皆さんに学んでいただき、行動へと移してもらえたらいいなと思います。今思い返すと、自己分析は早いうちからやっておくべきだったと思います。しかし今ではそう思えますが、「早いうちってどれくらい?」「そもそも自己分析は何からやり始めたらいいの?」という声をよく聞きますし、私自身当時は悩んでいました。 自己分析は人によって始める時期もやり方も違いますが、就活を意識するようになった段階で、すぐに始めたほうがいいと思います! 初めは自己分析に関する本を何冊かを読んでみて、一通り実践してみることをオススメします。やっているうちに、もっと深めて考えたいというポイントが見つかります。そのときにはきっと、自分に合った自己分析の方法が見つかっていると思うので、その方法で自分を掘り下げていってみてください。 また自己分析を進める中で私が大事だと思うのは、自分のキャリアビジョンを描くことです。自己分析をすると「私ってこういうことが得意かも」とか「私って意外とこういう性格なんだ….」など、自分でも気づかない一面が見えてきたりします。それが見えてくることで、自分がどんな社会人になりたいのか、どんな人たちとどういった働き方をしたいのかを考えることもでき、自然と就活の軸がはっきりしてくるはずです。 最初は漠然としていても構いません。 「“何”がやりたいのかはあるが、“どうやれば”できるかわからない」なのか… 「“何”がやりたいかはまだわからないけれど、絶対に見つけたい」なのか… 曖昧さの中身を明確に認識することが必要だと語る人がいました。 今自己分析を進めていて、これでいいのかなと悩んでいる方も、今やっていることをそのままとことん突き進めてほしいと思います。 まずはひとつ、しっかりやりきるところから就活スタートです。私もインターンにはそれなりに参加しましたが、行っておけばよかったと思うインターンは、大手の選考付きインターン・長期インターンです。 正確には選考付きのものは行かなかったのではなく、行けなかった。が正しく、なぜ行けなかったかというと、選考対策が間に合わなかったからです。 インターンと言えど、本選考なみにしっかりとしたES選考と面接があり、油断していたら本選考よりも倍率が高い企業もあるため普通に落ちてしまいます。私も応募した企業のインターンがあったのですが、面接の途中で落ちてしまい大変悔しい思いをしました。 業界研究のために様々なインターンに片っ端から行くのもいいとは思いますが、せっかくなら、自分がイメージする働く将来像にあった場所はどこなのかを探したうえで、インターンに応募してみるのもいいかと思います。 そうすることで、なぜそのインターンに参加したいのか、参加するだけでなくそこでどんなことを学びたいのかをきちんとESや面接で伝えられるはずです。 実際に現場社員が働くオフィスで行うものや、新規ビジネスを考えるもの、先進技術にふれられるもの、ビジネスを疑似体験できるものなど最近はさまざまなインターンがあります。早いうちから情報を集め、対策を練り、自分の行きたいインターンに参加してほしいと思います。 長期のインターンに行きたかった理由としてはスキルを磨きながら給料も発生し、働くことに対するイメージをバイトよりも身近に感じることができると思ったからです。長期インターンを行うのであれば就活に活かせるスキルが身につくところにしましょう。また、長期インターンの会社や業種によっては就活に関する情報もいち早くキャッチできたりするため就活に対するモチベーションを高めることができるなどのメリットもあります。自分が納得できるまで諦めずに就活をやり続けることが大事だと思います。 口で言うのは簡単ですが、実際に行動に移すのは難しいことです。 でもその行動までできた人はきっと就活を通して成長できるはずですし、社会に出てからもきっと自分らしさを貫いて働くことができると思います! これを読んで少しは就活がんばってみようかなと思ってもらえれば幸いです。遠くからですが応援しています! →イベント・セミナー一覧はこちら
こんにちは!type就活事務局の奥富です。 前回、面接の極意と「ガクチカ」の効果的な伝え方についてお伝えしましたが、今回は、「志望動機」の効果的な伝え方と面接官対策についてお伝えします!志望動機は、「なぜ入社したいのかが知りたい」という意図での質問ですが、他の就活生と被りがちです。 「御社の製品が好きだったから」「社員の方々が魅力的な方ばかりだったから」など、どこの企業でも言えそうなことを言っていると、企業側からは「またか…」と思われてしまいます。 私は就活中、どうしたら志望する企業に自分の思いが伝わるのかと考えていました。よく就活は恋愛と似ていると言われますが、志望動機こそ恋愛とそっくりです。 「御社の○○といったところや**といったところに共感し~」と、ネットをみれば誰にでも言えるようなことばかりを言っていましたが、「口先ばかりで、本心かわからないな」と企業側に思われていたと思います。 例えば誰かに告白されたとき、誰にでもあてはまるようなことを言われても、なんで私?となりますよね。 “他の誰でもなくあなただから”ということを伝えるためには、相手のことをきちんと理解しなければなりません。 いいなと思ったのには理由があるはずです。そこをきちんと自分なりに深めて考えることが大切なのではないでしょうか。 それに気づいてから私は、どういったときに共感したのか・なぜそこがいいと思ったのかなど、具体的なエピソードをのせて伝えるようにしました。そうするだけでだいぶ印象が変わったと思います。 しかし、まだそれだけでは押しに欠けます。 そもそも私がどういう人で、どういった部分で相性がいいのかというところを伝えなければいけません。 「私はこういうことを経験してきました、こういうことが好きです。つまりこういうところがあなたに合うと思います。」 恋愛に例えてみましたが、企業に対しても同じことが言えます。 「私はこういうことを経験してきました、こういうことが得意です。つまりこういうところがあなたの会社で活かせると思います。」という風に自分との結びつきを伝えると、自然と志望動機の根拠にもなります。 最後に、入社後どういった活躍をしたいかまで伝えきってください。 新卒はポテンシャル採用だと言われています。つまり、企業側は「うちに入社したらどんな活躍をしてくれるのか?」を面接で判断します。一方的な思いを伝えるのではなく、思いを伝えたうえで入社したらどのように活躍したいかを伝えてください。 おさらいしておきましょう。 (1)志望動機は具体的なエピソードを添えて! (2)自分の経験や性格が、企業の仕事とマッチしていることを説明! (3)入社後活躍している自分の姿を企業側がイメージできるように! 以上のポイントをおさえて、言いたいことを簡潔にまとめていただけたら、志望動機は効果的に伝えられると思います!せっかく面接の内容を伝えられるものに仕上げてきても、いざ面接本番で緊張してしまってうまくしゃべれないようでは本末転倒です! 皆さんは「メラビアンの法則」という言葉を聞いたことがありますか?人間は他人とコミュニケーションを取る時に、言語・聴覚・視覚の3つの情報から相手を判断しており、その情報が相手に与える影響は「言語情報7%・聴覚情報38%・視覚情報55%」といわれています。 これは見た目が第一というわけではなく、言語・聴覚・視覚すべてが表す内容に矛盾がなくバランスが取れていることが求められています。いくら言葉で前向きなことを伝えていても、見た目からそれが伝わってこなければ、人の心は動きません。自信のなさは言葉にも顔にも表れてしまいます。 それでも面接を受けるのが怖いという方は、とにかく練習あるのみです!< 最近は本番さながらの面接練習を受けられるセミナーやイベントもあります。面接官の顔色ばかり伺わず、自分の伝えたいことに自信をもち、身なりを整えて、ハキハキと明るくふるまい、面接を受けましょう! →イベント・セミナー一覧はこちら
こんにちは!type就活事務局の奥富です。 自己分析もやった、業界分析もやった、ESも書いた… となると、残るはいよいよ面接です! 面接では緊張する場面が何度かあると思います。 そもそも面接というもの自体が目上の知らない人に自分を伝えるということなので緊張することですし、予想外の質問をされたときなどは頭が真っ白になってしまいます。 今回は、就活における面接の極意についてお伝えします! 比較的人と話すことが苦手ではなかった私は、初めての面接の前「なんかいけるやろ」という謎の余裕を発揮し、特に練習などをせずに面接会場へと向かいました。 その結果、人事にけちょんけちょんにやられて終わりました。 なぜこのような結果に終わったか、後から振り返ってみると ・人事担当から見て気になるであろう部分をしっかり答えられるようにしていなかった ・自己PRが、その企業が求める人物像と異なっていた ・自己分析不足で、想定外の質問にパッと答えることができなかった …などできていないことだらけでした。 人と会話することと、面接は全く性質が異なります。 今思えば私には面接における事前準備が全くできていませんでした。 面接になると頭が真っ白になってしまう、という学生は少なくありません。日頃から自分のことを相手に伝える練習をすること、自分の言葉に自信を持つこと、面接練習を重ね、面接という行為に慣れることなどが大切です。 就活生の皆さんには、本選考でミスに気づいてほしくないので、面接における下準備そして本番さながらに話す練習を怠らずに行ってほしいと思います。面接練習で自分のことを相手に伝える練習をしましょう。とお伝えしましたが、少し語弊があります。 面接において大切なのは、「相手に伝えること」ではなく「相手に伝わるように説明すること」です。 自分のことを知ってもらいたいから、ついたくさん話をしてしまう・言いたいことをつめすぎてしまう…。気持ちはとてもわかりますが、それでは相手に伝わりません。「色々がんばってきたんですね」で終わってしまってはもったいない。 面接で話せる内容、時間は限られています。そんな中であなたが本当に伝えたいことは何ですか?逆に、企業側が本当に聞きたいことは何でしょうか? 例えば、面接においてほぼ必ず質問される「ガクチカ(=学生時代に力を入れてきたこと)」。企業側が、「この子にぜひ入社してほしい」「この子なら活躍できそう」と思ってもらえる「ガクチカ」を伝える際のポイントは、ズバリ… “企業が求めている資質をPRすること” つまり、ガクチカを面接官に伝える際には、企業が求める人物像への理解が欠かせません。 ただ漠然とガクチカを伝えても、どのようにその会社で働いてくれるのかイメージはわきません。企業によって求める人物像は異なるため、志望業界・企業の研究をしっかりと行い、その企業ではどんな人材が活躍し、どういった能力が必要とされるかを知ることが大切です。また、それに加えてもう一つ重要なことは、“企業が求めている資質+ビジネス視点”です。 企業が求めている資質にビジネス視点を加えて考えられているかが重要となってきます。企業側に働くイメージをわかせるためには、学生自身もその業界のビジネスを理解することが大切です。 単に欲しい人物像を企業のWebサイトから確認するだけでなく、その企業を本質から理解しようとした上で企業が必要とする能力をアピールできるエピソードを選ぶことが重要となってきます。 旅行会社を例に考えましょう。 <一般的なイメージ> 業務内容:ツアーの企画・提案・販売 求める人物像:人を楽しませることが得意な人・計画力がある人 <ビジネス視点を加えたイメージ> 業務内容:交通機関のミスをカバー・ツアー中の怪我や盗難が起こった場合の対応 求める人物像: 正確な状況把握と迅速な判断が得意・冷静沈着に物事に対応できる このように比較してみるだけでだいぶ自己PRの質が変わって見えると思います!ガクチカを練る際には、企業が求めている資質+ビジネス視点のPRを考えてみましょう。 これで面接のための第一歩を踏み出せますね!まずは練習と行動あるのみです。就活はインプットばかりになってしまいがちですが、説明会やセミナーで得た知識を きちんとアウトプットし、面接練習やESの書き直しを繰り返しながらブラッシュアップをしていくことが大切です!本選考で最大の力を発揮できるようがんばってください。 →イベント・セミナー一覧はこちら
あなたは面接官がどのような人であるかを考えたことがあるでしょうか。面接官も一人の社会人であり、会社では周りから厳しく評価される立場です。今回は2次面接あたりで登場する中堅社員の仕事状況をイメージしてみようと思います。何故なら、相手の状況を知ることであなたの話し方も相手に伝わるように変えることができるからです。イメージする中堅社員の年齢は30代中盤(課長クラス)です。社会人経験は10年を超えています。部下や後輩も多くいて、上司(部長クラス)もいる状況です。俗に言う社内上下関係の板挟みにあう層になります。部下後輩からの要望を聞かなくてはならず、上司からの指示も受けなければなりません。さらに平社員ではないので、結果も強く求められます。部下の教育も行わなければなりません。結果が中々だせない部下もいます。そういう部下に限ってたまたまラッキーで成果を出したにも関わらず、評価をあげてくれとうるさく言われます。また、自分では大した行動はしてないのに、チームの成果を自分がやったかのようにアピールしてくる部下もいます。ただ、課長としては成果を再現し続けられる部下じゃないとなかなか評価をあげることはできません。何故なら、部長から部下の評価を上げる承認がもらえないからです。評価をあげる=給料をあげることに直結します。簡単な判断はできません。そのため、部長から「何故、〇〇さんが高い評価になるのか根拠を教えてくれないか?」と言われても「たまたまラッキーだったから・・・」「偶然、良いチームだったから・・・」と曖昧なことは答えられません。部長から「人を見る目が無い奴だ」と自分自身が低い評価になってしまうからです。それだけ、人を評価するのは難しく、説明根拠が必要となるのです。例えば部下の中に、チーム内で自らリーダーシップを取って、全体のスケジュールやTODOを皆の意見を聞きながら作り上げてしまう人材がいたとしたらどうでしょう。上司から「評価をあげる根拠は何?」と聞かれても実際の本人の行動事例が根拠としてあるので、説明できるはずです。このようにあなたを面接している面接官は、部下を評価する人であり、自身も上司に評価されている人なのです。さて、あなたが面接官に話している内容を振り返ってみてください。たまたまラッキーで手に入れた成果を自慢してないでしょうか?他人の成果を横取りしてアピールしていないでしょうか?私は決してそれを悪いとは言えません。ただ、あなたが大した行動をしていないことがばれているかもしれません。どうしても面接で高い評価を得たいがために、大きな成果があることを伝えようとしてしまう気持ちはわかります。ただ、自分が行動していないことをばれずに話続けることは非常に困難です。嘘が見破られて、逆に不合格になる可能性が高いです。面接官が合格させるための根拠を人事部や次の面接官に説明できないから不合格になるのです。たとえ小さな成果でも自分自身で課題を見つけて、実際に解決していった行動事例を面接では話しましょう。その行動事例が志望先の企業が求めている行動かもしれないからです。例えば「私の強みはコミュニケーション能力です!」というならば、色々な価値観の異なる人とコミュニケーションを取らなければならない課題があり、自分自身で考え、解決した行動のエピソードなどを面接官に伝えましょう。そのエピソードが【21卒向け】就職活動やインターンイベント、セミナーに簡単登録→新規会員登録・エントリーはこちらから 文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー9万以上)著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム