デロイトおよびデロイト トーマツ グループの国際力と総合力を活かし、あらゆる組織や機能、セクターに対応したコンサルティングサービスを提供。戦略立案から実行まで一気通貫の戦略を通じて、クライアントの持続的で確実な成長を支援する
高等専門学校および大学で電気電子工学を専攻した際に「技術を活用して人々の生活を楽にしたい」という思いが芽生え、大阪大学大学院に進学後はビジネスエンジニアリングを学ぶ。入社後はコンサルタントとして数々のプロジェクトに参画。現在は世界的な製造メーカーのグローバル投資管理案件に従事
ロジカルさだけが正解とは限らない時代
お客さまと目線を合わせながら課題解決に導いていく
世界に誇る技術力を持つ日本が、ビジネスになると途端に影を潜める。町工場を営む父からは、技術をビジネスに結び付けることの難しさをよく聞かされていました。私自身も高等専門学校や大学で電気電子工学を専攻しましたが、例えば農業の自動化を推し進めるにしてもコストの面で導入が非現実的なケースがあるなど、テクノロジーが発展してもビジネスに実装できなければ意味がないことを実感したのです。大学院ではビジネスエンジニアリングを学び、テクノロジーを手段としてビジネスシーンで活用することをより意識するように。専門性を磨きつつ、最適な手段を選択・提供できるコンサルティングファームを志望するようになりました。
中でもデロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC)に引かれたのは、豊富な成長機会と充実した研修制度に魅力に感じたからです。選考過程や面接の中で「Boot Camp」という3カ月の新人研修や上司からパフォーマンスに対する課題の共有や評価を受ける「チェックイン」などの制度を知り、フォローの手厚さを感じられました。内定後も現役コンサルタントがマンツーマンで相談に乗ってくれるバディ制度を通じ、会社・仕事理解が鮮明になったことを覚えています。
入社後はさまざまなプロジェクトを経験しました。1年目に任された大手IT企業のIT戦略企画室の補佐案件では、配属2カ月目という早い段階で顧客折衝の機会を与えてもらいました。リサーチ内容をまとめて示唆を出すなど、今振り返ると1年目に学ぶべきことを経験させてもらえたと思います。その後に担当した地方自治体のシステム導入案件では、昇格後すぐに複数ある検討アジェンダの一つを任され、構想から提案、お客さまとの討議を担当させていただくことに。その時々の力量に応じて成長機会を与えてもらいつつ、困ったときにはいつもフォローがある。加えて、その日のうちに必ずフィードバックをもらえるため、思考をクリアにしながらコンサルタントとしての素地を養うことができました。
経営を左右するような規模感で
企業の課題解決に向き合える
現在は世界的な製造メーカーのグローバル投資管理案件に従事しており、企業のIT領域の拡大に伴う投資・経費管理を支援しています。DTCが持つIT投資・経費管理の知見やリソースを最大限に活用し、顧客の課題に合わせた最適な提案を行う案件です。この案件に限らず、DTCでは経営のかじ取りを任されるような仕事に携われます。責任は大きい一方、影響範囲が広い仕事に携われることは魅力的です。
DTCでの毎日を過ごす中で感じるのは、どの案件でも課題は異なり、正解に導くプロセス一つとっても同じものはないということ。近頃は特にお客さまとの目線合わせを意識しています。というのも、とあるタイミングで上司から現場の状況や経営者の考え方などを踏まえた案になっているかと問われたことがありました。根本の解決を意識しすぎるあまり、私の提案は理にかなってはいるが正解ではなかったことを痛感しました。お客さまと同じ視点で課題と向き合い認識をリンクさせる。学生時代から思い描いていたビジネス活用につながる課題解決に携われていることをうれしく思います。
思えば、私は知的好奇心に従って進路を選択してきましたが、自分で働く姿をイメ-ジできるくらいまで情報収集を行っていました。類似企業が開催しているインターンシップへの参加でも構わないと思います。生の情報を得ていく中で、「仕事を楽しめるか」「将来のキャリアプランとかけ離れていないか」を確認し、妥協することなく自分にあった仕事を選択してください。
同期とともに総合演習へ コンサルタントの入り口に立つ
入社してすぐに同期5名ほどでチームを組み、限りなく実践に近いかたちでコンサルティングワークを行いました。慣れていない中で大変なこともありましたが、振り返るとコンサルタントとしての基礎が身に付いた研修だと思います
初の実践で得た手応えと課題 成長の道筋が明確になった
初めて参画した案件ではコンサルティングワークで学んだことを活かせた一方で、研修はあくまで研修だったことを実感。上司からフィードバックを受ける中で自身の課題を認識しながら学ぶべきスキルを理解することができました
昇格後すぐに訪れる成長機会 役割の変化と明確な差を実感
昇格以前は上司が対応していた業務も、「何かあればフォローするから大丈夫」と任せてもらえるように。役割の変化に応じて責任範囲も大きくなる中で、チャレンジさせてもらえる環境であることを再認識しました
充実したフォロー体制の下 自身の成長を確信できた
初のアドバイザリー案件を担当。導入支援で経験した業務とは異なる点に苦戦しましたが、上司との「チェックイン」を通じて自身の課題を一つずつ解消できました。当社であれば、コンサルタントとして成長できることを確信しています