2019/4/4 更新 デロイト トーマツ コンサルティング

意見に「正解・不正解」はない 自分の価値に気付ける5日間

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トップカンパニーで働く先輩たちに聞く!
そもそも、インターンシップって何?
「インターンシップ」って、どんなことをするの? 一体、何のために参加するものなんだろう? そんな疑問を持っている人も多いかもしれない。そこで今回は、トップカンパニーで活躍する先輩たちに、過去の体験談と、インターンシップ参加を有意義なものにするコツを聞いた。

デロイト トーマツ コンサルティング

世界150カ国に及ぶネットワークを持つDeloitteのメンバーファーム。あらゆる業種のクライアントに、戦略策定から実行までを一貫して支援する総合コンサルティングファームとして確固たるポジションを築く

コンサルタント 長島陽子氏 コンサルタント
長島陽子氏

興味の幅が広く、考えることが好き。そんな自分にはコンサルティングファームへの就職がマッチするのではと考え始めたのが、大学3年の夏。
しかし、外資系のコンサルティングファームでは「アップ・オア・アウト (昇進か退職か)」という厳しい風土が根付いている企業が少なくありません。漠然とした恐れと敷居の高さを感じる中で出会ったデトロイトトーマツコンサルティング(以下、DTC) は、「人を育てる」ことに注力している企業だと聞き、インターンシップに参加してみることにしました。

実際に始まってみると、想像以上の手厚いサポートに驚きました。まずはチーム分けの仕方。実際に進行中のケーススタディーをもとにした、リアルなプログラムだったのですが、どのテーマを手掛けたいか全員の希望を聞き、それに沿ってチームが決まります。プログラム中も、随時社員の方々がアドバイスをくれる上、最終日には一人一人に対してマネジャーとスタッフが一人ずつ付き、30分以上かけてフィードバックをしてくれるという丁寧さでした。
中でも最も印象に残っている出来事があります。もともと人見知りで、自分の意見を主張することが苦手だった私は、大学院生など年上のチームメンバーたちに囲まれて完全に萎縮してしまっていました。そんな時、マネジャーの方が「長島さんはどう思う?」と私の意見を引き出し、「彼女はこう言っているから、もう一度皆で考えた方がいいんじゃない?」と提案してくださったんです。「主張できない時点でダメ」とレッテルを貼らず、多様な意見を大切にしてくれる風土を強く感じました。

新人の意見でも「価値」がある 自信を付けて実務スタート

DTCでは、入社後2〜3年間は興味がある案件に入りながら、本配属先を見極めていく仕組みがあります。
私も希望通り、非営利団体のガバナンス施策や中期計画策定を手掛けるプロジェクトに配属となり、2ヶ月で課題整理の段階から任せてもらえるようになりました。自信を持てなかった私が、プロジェクトを良くするためにスタート時から積極的に意見を出せたのは、インターンシップでの経験が大きく影響していることは間違いありません。まだ新人である自分の意見にも真剣に耳を傾けてくれる上司がいるのも、インターンシップの時に感じたカルチャーそのものでした。
コンサルティングファームは決して敷居の高い場所ではなく、自分でも価値を発揮できることを教えてくれた、5日間のインターンシップ。この濃厚な経験が、社会に出る前に自分を変えるきっかけを作ってくれました

インターンinfo

例年同様、多様な領域から興味のあるテーマを選択し実際のケースをもとにしたリアルなケーススタディーを経験できる。

例年同様、多様な領域から興味のあるテーマを選択し実際のケースをもとにしたリアルなケーススタディーを経験できる


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