デロイト トーマツ コンサルティング2021/4/01 更新

クライアントだけではなく
社会全体へ貢献し続ける

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経営の転換期が到来
コンサルタントの使命とは?

コロナショック以降、企業経営は大きな転換期を迎えている。そんな中、コンサルタントの使命はどのように変化するのか。各社で活躍する現役コンサルタントたちの想いを聞いた。

※この記事は特別冊子「インターンシップ・ラボ2021」のweb転載です

デロイト トーマツ コンサルティング

Analytics
& Cognitive Unit
Manager
板倉洋介

早稲田大学法学部卒業後、2012年に新卒で入社。小売、保険、製薬業界を中心にデジタルによるビジネス変革コンサルティングに従事し、最近はスポーツ業界における事業創出や競技力強化のためのデータ利活用サービスを担当する

自らのエネルギーを社会に還元できる仕事がしたい。私が将来についてこのように考え始めたのは、大学で学んだ紛争問題がきっかけです。暴力、差別、食糧難などの問題を知るうちに、いかに自分が生活環境や周囲の人々に恵まれているかを実感するように。世界で起こる多くの問題の解決は、先進国である日本の役割だと思っています。そのためには自国の社会基盤が強く豊かであることが重要な要素の一つ。自身の日々の活動が社会においてどのような意味や影響を持つものかを常に意識し、自分のエネルギーが社会につながる環境に身を置きたいといった思いから、社会貢献性の高い仕事に注目していました。

そんな時、就活セミナーで「コンサルタントは社会の歯車になるのではなく、社会の歯車を回す潤滑油のような仕事である」という話を聞き、社会全体を俯瞰して価値創造に寄与できるコンサルタントに興味を持つように。貢献性だけではなく、成果が重視されるプレッシャーがある環境で、常に自身を成長させられるという点にも強く引かれました。中でもデロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC)は、世界150カ国、約30万人のエキスパートを擁する、一流総合系コンサルティングファーム。業界に縛られず、幅広く社会課題を解決できる土壌や、経営・事業戦略の策定から実行支援まで一貫したコンサルティングスタイルは、社会貢献性のある仕事がしたいと考えていた私には最適な環境でした。入社前に話した先輩社員も、日本経済をけん引する世界トップレベルの主要産業に精通しているプロフェッショナルばかり。そのグローバルな活躍や日本社会への高い貢献実績は、まさに私の理想でした。

念願かなって入社後、初めて担当したのはグローバルに事業を展開する医療機器メーカーの拡販プロジェクト。日本はグローバルから見て有望なマーケットである反面、古くからの商習慣が障壁となってグローバルスタンダードが通用しないマーケットでもあります。そんな中で、営業力の向上とコストの最適化を実現するため、内外環境のギャップ分析や、競合他社のベンチマーキング、課題整理、品質確保、国内外のマネジメントとの認識合わせなどの支援を行いました。クライアント内部での業務プロセスやIT環境の刷新による効率の向上はもちろんのこと、クライアントの先にいる医療従事者や患者の選択肢の変化などといった観点で医療業界の発展にも貢献できたと自負しています。入社前に希望していた自らの仕事像やキャリア形成の機会は期待以上のものが待っていました。その後も、小売、保険、製薬、医療機器、エネルギー業界など携わった業界は多岐にわたります。

実行まで一貫した支援が生む強い戦略、実行力、価値

大手企業のビジネスを変革するようなプロジェクトは、一筋縄ではいかないものばかりです。その間、正解がない問いに向き合い続けなくてはならず、途中で投げ出したくなるような場面も多々あります。しかし経験を通して感じるのは、自分が担当したプロジェクトが成果を創出し、結果的に社会にインパクトを与えられたことを実感する瞬間がやりがいにつながっているということです。

このような喜びを感じるきっかけとなったのは、入社4年目に担当したデータの利活用をベースとした、営業効率改善による顧客への新たな価値提供を目指したプロジェクト。当時クライアントは、情報漏えい防止の観点から営業が情報を管理しておらず、顧客からニーズのある情報のみを自社コールセンターに問い合わせて取得し、提供する仕組みでした。しかし、それでは顧客の要望にタイムリーに応えることはできませんし、営業自身もかなりの時間を消費してしまいます。より生産性高く利益を上げるには、このアナログ体制を一新し、業務効率化を図ることが何より重要でした。 そこで、営業活動で必要な情報を蓄積し、外出先からでも安全に取り出すことで、ニーズに素早く対応できる高い検索性や分析性、可視性を備えたツールの導入と業務プロセスの変革をクライアントと共同で考案しました。これまでの業界の常識を崩す、革新的なプロジェクトでしたし、この活動を起点に全社的な情報の流動性や業務の改善が期待され、社内外からの期待が高い案件でした。前例がないからこそ、懸念の声も多く、業務、テクノロジーの両観点で課題は山積している状態でした。しかし、この仕組みが実現すれば、ビジネスモデルそのものが変化し、クライアントの中だけでなく、その先の顧客との関わり方も変わることで、業界の発展に大きく貢献ができると確信し、私は迷わず業務を遂行し続けることに。現場に足しげく通い、新しい仕組みの現場への落とし込みがスムーズに行われるようニーズ調査を実施。運用後には感想を集め納得のいくまで改善を続けました。また、関係する方々には、導入によってもたらされる利益や利便性などについて丁寧に説明し不安を払拭。クライアント側の多くの社員を巻き込みながら準備を進めました。6カ月後に無事に新しい仕組みが動き出した時には、業界初の試みとしてニュースでも大きく取り上げられたことを覚えています。

決して平たんな道のりではありませんでしたが、クライアントへの利益貢献はもちろん、自分の信じた社会貢献を実現できたこの経験は、私のコンサルタントとしてのスタンスに大きく影響しています。

コンサルタントの役割として重要なのは、クライアントのニーズの先にある社会全体の課題を自分なりに捉え、その影響をイメージしながらクライアントと社会の双方に価値を発揮すること。目先の利益にとらわれるのではなく、より良い社会をつくり上げるために何ができるのか、広い視野を持つことでより大きなインパクトを世の中に与えることができるはずです。

1年目からあらゆる業界のクライアントと向き合い続け、視野を広げてきましたが、まだまだ道半ば。これまでの経験を誰かに伝える、起業する、専門家としてDTCのパートナーを目指す。会社や職種にとらわれず、今後も社会への価値発揮を追究していきたいと考えています。

この会社で働く魅力

1

メンバーファーストの経営で一人一人の満足度を向上

社会やクライアントに高い価値を発揮するため、人生や仕事に満足感を持つことが重要だと考えています。多様性を受け入れ、キャリア形成を積極的に支援する制度や文化が整っています

2

グループシナジーによりグローバルな情報を活用できる

案件の半数以上が国や地域をまたぐため、グローバルな視点は不可欠。デロイトのグローバルネットワークを活用し、情報をタイムリーに連携できるため質の高いサービス提供が可能です

3

変容する時代ニーズに追随し柔軟に変革を続ける

約3600名のコンサルタントが属する大きな組織ですが、常に社会ニーズに合わせて、組織や事業の形態を柔軟に変えています。環境面から常に求められる人材であるための後押しをします