入社後に「成長できる環境」をどう見極める?
企画者が教えるインターン活用ポイント
不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。
2019年に創立120周年を迎えた日本を代表するICTソリューション企業。高度な情報通信技術を用いて、インフラシステム・サービスを提供している
しかし、ただ単に目の前のテーマ向き合うだけではリアルを体感できるとは言えません。そこで皆さんにアドバイスしたいのは、学生であることに臆せず意見を発信し、どんな困難があっても最後までやり遂げてほしいということ。不安に感じるかもしれませんが、長年にわたり優秀な人材育成に取り組んでたNECに根付く風土があなたを支えてくれるはずです。
まず、NECの先輩たちは、部下の発言を決して否定しません。提案に対して頭ごなしに指摘をするのではなく、必ず汲み取れるポイントを探し、その上でアドバイスを行います。そして、相手がたとえ入社1年目の若手であっても、環境を可能な限り整え、裁量大きく仕事を任せます。
自分の考えを提案し、最終的に新たな価値として世の中に浸透させていくという経験は、何ものにも代え難いもの。その経験を若手から積み続けることで、ビジネスパーソンとして圧倒的な成長を遂げることができるのです。
インターンシップ中にも、社員と同等に意見を求められることもあれば、任された仕事の大きさに怯むこともあるでしょう。私たちは、そこで貪欲に挑戦し続けた結果、プロジェクトがうまくいかなくてもかまわないと思っています。本気でやり遂げた2週間を振り返ったときに感じるNECこそが嘘偽りないリアルな姿。きっとここが皆さんにとって成長できる場所かどうか分かるはずです。
2週間の経験が、皆さんの価値観を変え、新たな興味が生まれるきっかけになることをお約束します。
インターンシップに参加する前に、まずは日常で不便に感じていることを探してみてください。どうすれば課題が解決でき、それを当社ならどう実現できるのかを想像できるようになります
社員に積極的に意見をぶつけてみてください。若い価値観と社員の経験が交わり、今までにないアイデアが生まれる可能性も。議論を重ねることで視座を高められ、より一層入社後の成長イメージが湧くでしょう