2022/9/16 更新

アビームコンサルティング

企業や業界、国境を越えた共創を実現するため
自らの思いを伝え共感を引き出す

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  • コンサル
  • 企業理解
執行役員 プリンシパル素材・化学ビジネスユニット長
Sustainability Transformation Lead
堀江啓二

1999年入社。日系企業の海外進出を支援するプロジェクトを数多く手掛け、2010年からは7年間アメリカに駐在。帰国後はXRコンサルティングやWell-Being経営のサービス立ち上げをリード。21年から素材・化学ビジネスユニット長に就任

新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の蔓延により、私たちの生活様式、そしてビジネスの在り方が変化しました。リモートワークやオンラインショッピングの急速な普及は、その変化の一例です。こうした、リアルからオンラインへの円滑な移行を支えるのが、デジタル技術です。
私たち自身、クライアントからデジタル化に関するご相談をいただく機会が非常に増えてきました。具体例として、サントリーホールディングス(以下、サントリー)のプロジェクトを紹介します。サントリーは、コロナにより訪日が難しい海外の社員に対して、企業理念と創業精神の浸透を図りたいと考えていました。そこでアビームコンサルティング(以下、アビーム)は、歴史、文化、自然など複数の観点からバーチャル空間上で体感できるVR研修の企画・開発、導入まで一気通貫で支援しました。VR研修では、実際にVRを体験した社員の感動する姿を見ることができ、大きな達成感が得られました。
昨今、ESGやSDGsという言葉が注目され、サステナブルな企業価値創造に向けた企業の取り組みや財務情報には表れない「目に見えない資本の価値」を、多くのステークホルダーが企業判断の軸として重要視し始めています。この変化の中で、アビームは「Digital ESG経営」を提唱しました。
これにより、これまで活用しきれなかった企業内外に散在している非財務情報を可視化し、企業価値との関連性をデータドリブンで把握することを実現しました。Digital ESG から導き出した分析結果は、国内外のステークホルダーとのコミュニケーションに活用するだけでなく、企業変革の取り組みまでつなげることで、更なる企業価値向上に貢献しています。
時代に即し、私たちコンサルタントの仕事の進め方も変化しています。複数の企業や公共機関との共創を通じ、将来を見据えた新しい価値を提供していくことが求められていると感じます。
例えば、医療の領域において、製薬会社や医療機関、ドラッグストアなど、これまで「点」でしかなかった患者との接点を「面」で捉え、それらをつなぐ共有基盤が確立できれば、治療効果の最大化やアクセス改善などの満足度向上だけでなく、新たな顧客対応・価値創出を実現できると考えています。
このように、企業と組織をつなぎ社会の大きな変革を促進する「社会変革アクセラレーター」として、私たちが果たすべき役割は今後もさらに大きくなっていくでしょう。

共創の時代の中でコンサルタントがキャリアを選択できる環境に

次世代のコンサルタントにとって、最先端の技術や高い専門性を有するパートナーを巻き込み、新しい価値を創造することが、一つのミッションとなります。最先端を走るパートナーはアメリカ、中国、イスラエル、アフリカなど、世界中に点在しています。バックグラウンドが全く異なる人々とコンタクトをとり、必要な情報を仕入れ、協力を仰ぐためには、パートナーから共感を得なければなりません。「自分一人ではできない」という前提に立ち、熱心に思いを伝え、共感してもらうことが重要になります。さらに、「First Mover」として、失敗を恐れずトライアルアンドエラーをしながら、前へ進むことも必要です。
アビームは「自分のキャリアは自分で描き、行動すること」を社員一人一人に求めています。私自身、大型プロジェクトのプロジェクトマネジャー、海外駐在、組織の立ち上げなど、すべて自ら希望してチャンスを得てきました。主体的にキャリアを描くためには、なりたい自分と現在の自分とのギャップを埋める行動をとり、理想に近づけていく。この繰り返しが必要となります。その上で希望するキャリアが歩めるよう、会社もサポートしていきます。
自らキャリアを選択し、モチベーション高く働き、成果を出す。この循環を促進するアビームだからこそ、速いスピードで成長できるのです。

2024年以降に注力する領域

アジアから世界へ

2030年には世界のGDPの約半分がアジアに集まると予測される。「First Choice in Asia」を掲げ、日本やアジア企業の成長を支援し、ナンバーワンコンサルティングファームを目指す

企業変革による社会課題解決

企業や業界の枠組みを超えた共創をかなえ、業界アジェンダとテクノロジーを融合させた新たな価値を創造。そして、社会変革アクセラレーターとして、課題解決を実現する

データドリブン経営

不確実な時代の中で、経営判断をスピーディーに行うためにデータの一元管理・分析を促す。データを活用し、変革テーマを紐解き、既存ビジネスの価値向上や新たな事業価値を創出する

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