働く醍醐味
私が仕事に熱中する理由
仕事で圧倒的な成果を出したい。
経験を積んで、専門スキルを身に付けたい。
では、いち早く成長を遂げたトッププレーヤーたちは
どう仕事に取り組んできたのだろう。
注目企業の若手社員が、仕事の魅力を実体験を交えて語る。
より良い社会の構築のために
業界や組織を超え、世の中を変えていく
コンサルタント
街づくりを通して人々の生活を豊かにしたいという思いから、大学では都市計画を専攻。自ら創設したボランティア団体で途上国の支援を行う中で、世界には移動手段がなく人生の選択肢を制限されている人がいることを知りました。この経験から、仕事をする上での自分のパーパス(存在意義)は「交通課題を解決し、移動を通じて多くの人の可能性を広げる」ことと決め、就職活動を行っていました。
自分のパーパスを達成するためにも、仕事を通じて一企業では解決できない社会課題と向き合いたいと考え、業界の壁を越えて世の中を変えることができるコンサルティングファームを選択。中でもEYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下、EY)は、「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」をパーパスに掲げ、企業利益より社会利益を事業の判断軸とする点に共感しました。
入社後に実感した仕事の魅力は、多くのステークホルダーのハブとなりプロジェクトを推進できること。それを強く実感したのは、現在も参画している長野県塩尻市におけるデジタル田園都市実現に向けた支援プロジェクトです。産官学民が連携し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することで市民の生活をより良くすることがミッションで、私は主にMaaS(Mobility as a Service)や自動運転の社会実装、地域DX構想の実現に向けて設立された『core塩尻』の企画・運営支援を担当しています。あらゆる立場のプレーヤーと協業する中で痛感したのは、人をつなぐことの難しさ。自治体や研究機関、大手企業やスタートアップなど関係者が多いからこそ、それぞれの思惑が交錯して進行が滞ってしまうこともありました。そんな時も、特定の商材を持たない私たちだからこそ、自社製品・サービス中心ではなく「何が社会のためになるのか」という目線で常に中立的な提案や意思決定、社会実装ができることは、この仕事ならではの強みだと感じています。
社会課題を解決するための道筋を
自ら具現化できるように
EYへ入社して良かった点は、コンサルタントの基礎能力である論理的思考力やプレゼンテーション能力、資料作成スキルに加え、社会課題の解決に向けた道筋を具現化する力が付いたこと。これらは、惜しまずに知見を共有してくれる国内外のEYメンバーがいるからこそ、少しずつ習得できました。
理想を机上の空論にしない、それが私のモットーです。今後の目標は自らのパーパス実現のため、国・地域を問わず、一人でも多くの人が自由に移動できる環境を整備すること。そのために仕事を通じて、世の中の“当たり前”を変えていきたいと思っています。
制作担当/若山美帆乃
やって分かった仕事の魅力
一緒に仕事ができる
ハブとなり社会問題を解決に導く