みずほリサーチ&テクノロジーズ
金融の枠にとらわれない
事業展開と大きな裁量で経験の幅が広がる
採用・教育研修室
大学時代は社会福祉学を専攻。金融業界大手のバックボーンを持ちながら非金融向けのITソリューションも展開するみずほ情報総研(現みずほリサーチ&テクノロジーズ)に興味を抱き入社。
SEを経験後、人事異動により企画部署へ異動。現在は、採用担当として会社説明会や研修の企画・運営を務める
成長を加速させる3つの思考法
知識を深める努力を惜しまないことこそ信頼関係を築く近道
入社1年目であっても、お客さまの前では全員がプロとしての対応を求められます。信頼関係を手繰り寄せるためには、豊富な知識を蓄え、いかなる状況にも対応できるよう備えることが不可欠です
自身の力と周りの知恵を掛け合わせることで成果を最大化する
周囲のメンバーを巻き込み、多様な知識を結集させることによって、できることの幅は限りなく広がります。時に、各分野のプロフェッショナルの力を借りながら仕事を進めることを意識してきました
疑問点や将来設計を積極的に発信することで実現の可能性が高まる
業務の進め方や、思い描く理想のキャリアについて、自分が思ったことを会社や上司に発信し、その都度相談することは大切。得られる周囲の支えや助言が理想の姿へと導く鍵となります
私は、学生時代から介護施設や病院でボランティアを経験していました。その時感じたのは、ITがもたらす影響力の大きさです。システムによって、働く人たちの負担が大幅に軽減される様子を目の当たりにしたことがきっかけで、ITの力を通じて、世の中の産業全体を活性化させたいという気持ちが芽生えました。
その想いを実現できると感じたのがみずほ情報総研(現みずほリサーチ&テクノロジーズ)でした。「みずほ」という名称を聞くと、金融専業の印象を持たれがちですが、実際には地方公共団体や民間企業など非金融向けビジネスも多く手掛けています。今思えば、一つの分野にとどまらないビジネス展開と、多様なキャリアを望む私の志向は合致していたのかもしれません。
中でも最も驚いたのは、若手に大きな裁量を与えるカルチャーです。当時まだ右も左も分からなかった私に、日本銀行の制度改正に伴うシステム改修という、他行も関係する仕事を任せてくれました。このプロジェクトにおいて、みずほ銀行と共に前例のない施策を提案しました。それは、日本銀行と接続する約25行もの銀行間の壁を取り払い、合同でのテストを実施すること。規制の多い金融業界では異例とも言える取り組みではありましたが、決済情報の伝達時に必要な入力項目を銀行間で統一することは、手続きの円滑化やユーザーの負担軽減につながると考え、提案を行いました。
しかし、銀行一社一社への呼びかけを行う中で、私は困難にぶつかります。他行担当者からの技術関連の質問に答えることができず、「あなたでは話にならない」という厳しい声を頂いたのです。知識不足が原因で、話も聞いてもらえないという状況に、悔しさを感じました。
その時の上司からの一言が忘れられません。「相手にとって新人かどうかは関係ない。一人のプロとして仕事を全うすべき」この言葉に襟を正された私は、責任感が芽生え、プロとして正確な受け答えができるよう自発的に学ぶようになりました。その後、上司だけでなくパートナー会社のエンジニアの方にも協力を仰ぎ、必要とされるIT知識を着実に身に付けた結果、知識量と比例して他行からの信頼も獲得できるようになったのを覚えています。最終的には、日本銀行と接続する多くの銀行から賛同をいただき、無事合同テストを実施することができました。
社歴の浅い時期から、大きな裁量を与えてくれた会社の懐の深さにはとても感謝しています。
SEを5年経験した後、企画職へのキャリアチェンジを実現しました。新しいことへ果敢にトライする姿勢が評価されたことを実感し、胸を張って次のステージへ進んでいくことができたのです。
挑んだ先に広がる多彩なキャリア実体験をもとに次の世代に伝える
挑戦を促す風土と、真摯に向き合ってくださる上司の支えの下、多くの経験をさせていただき、今年8月からは、採用担当を務めています。
みずほリサーチ&テクノロジーズは、2021年にみずほ情報総研とみずほ総合研究所の統合によって生まれた企業です。IT・リサーチ・コンサルティングという三つの専門領域を有するため、SEからコンサルタントへの転身など、これまで以上にキャリアの幅が広がりました。また、みずほグループ内の業務に携わる社内兼業のほか、社外兼業・副業や、海外拠点への赴任など、さまざまなチャレンジが可能です。
このように金融の事業領域や固定観念に捉われることなく行動できる環境や風土を、今後は採用担当として、多くの人に発信していけることに胸が高鳴っています。