会社員18人のチャレンジヒストリーを公開 「自分の仕事」ってどう見つけたの?
「自分が本気で打ち込める仕事」って、一体どうすれば見つかるんだろう?その答えを探るべく、この特集では、トップカンパニーで働く若手社員たちに、どんなチャレンジを経て「本気で打ち込める仕事」に出会ったのかを聞いてみた。自分に合った仕事は、どんな環境で、どう仕事に向き合えば見つかるのか。先輩たちの姿を通して考えてみよう。
A.ただ単にプログラミングだけに取り組むのではなく、お客さまと一緒に構想からものづくりに取り組めると感じたからです。変化が速いIT業界は、当事者の私たちにも10年後のマーケットを見通すことはできません。だからこそ、技術に加え顧客折衝力を身に付けられる環境に身を置きたいと考えました。先端技術のノウハウを有し、前例のない新たなビジネスを自分の裁量で提案できる、NECの刺激的な環境に引かれたのです。
A.オーダーに応えるだけでなく、提供できる価値を最大化することが何より大事だと考えるようになりました。きっかけは先輩の姿です。仕事場ではなく飲み会の場で、しかも自分の担当外の業務の相談をお客さまから相談されているシーンを目にし、「こんな仕事の仕方があるのか」と驚きました。隠れたニーズを引き出し、お客さまが求めるもの以上の結果を生み出せるということが、NECの仕事の醍醐味ではないでしょうか。
A.前例のない仕事に果敢に取り組み、「稲葉さんにしかできない」とお客さまに喜んでいただけることです。過去に手掛けた高速道路関係の新規業務システム導入案件は、NECで誰も手掛けたことがない規模でした。当初は失敗を視野にいれた戦略も想定していましたが、試行錯誤を繰り返した結果、案件は成功。その結果が新案件の獲得につながり、お客さまや私たちの想像をはるかに超える成果を残すことができました。
A.お客さまから本音で相談されることです。そのためには、信頼関係が重要。何気ない会話の中でも自分がITのプロとしてできることはないか、模索するようにしています。例えば、IT機器の不具合を相談されれば、お客さまでは気付けないような物理的な障害に着目し、解決に導く。日々のコミュニケーションの中に潜む課題を見逃さずに、誠実に向き合うことで、お客さまと信頼関係を築くことができると考えています。
A.「NECの稲葉」としてではなく「稲葉という1人の技術者」として仕事を勝ち取ることができる人間になることです。NECは大手でありながらも、「守り」ではなく「攻め」の姿勢を推奨する刺激的なカルチャー。個人のスキルを高めていくために今後も、世界最高水準の技術力を有するNECというフィールドをうまく利用しながら、開発だけでなく組織運営やマネジメントなどにも挑戦し続けていきます。
A.間違いを恐れず、未知の領域にチャレンジし続けてください。4年目のときに、既存案件が半数以上のNECでも例のない数億円規模の新規案件の提案を仕掛けようとしていました。しかし不安が枷になり、一歩が踏み出せずに。そこで背中を押してくれたのは「会社が守るからやってみろ」という上司の一言。若手社員に挑戦の場を与えてくれるNECだからこそ、立ち止まらないことで多くの経験とスキルを得ることができています。
2年目
高速道路関係のシステム開発案件を手掛けた際、お客さまから直接相談を受ける先輩の姿を見て、憧れと顧客折衝の面白さを知りました
4年目
政府が提唱した「Society5.0」との連携に着目。担当していた高速道路関係のお客さまに対して、新規の開発案件を提案しました。当初は受け入れられませんでしたが、半年間地道にお客さまのもとに通い続け一緒に課題などを整理し、ニーズにアジャストしたことで、受注につながりました
7年目
4年目に受注した案件は、15億円にまで拡大。現在はリーダーを担当しています。協力会社を含めた社内外のメンバーを率いるのは困難の連続でもありますが、ものづくりの醍醐味を感じながらマネジメントを意識的に考えるきっかけになりました。連携することでパフォーマンスが大きく向上するのは、今までとは違うやりがいを感じます