2020/11/1 更新 P&Gジャパン

「最高品質の製品を世界へ」ものづくりへの熱意を胸に 次のステージに挑戦し続ける

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会社員18人のチャレンジヒストリーを公開 「自分の仕事」ってどう見つけたの?
「自分が本気で打ち込める仕事」って、一体どうすれば見つかるんだろう?その答えを探るべく、この特集では、トップカンパニーで働く若手社員たちに、どんなチャレンジを経て「本気で打ち込める仕事」に出会ったのかを聞いてみた。自分に合った仕事は、どんな環境で、どう仕事に向き合えば見つかるのか。先輩たちの姿を通して考えてみよう。

Product Supply Operation Department Manager 林 由香里氏
大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。
新規有機合成反応の開発に従事する中でBtoCの消費財メーカーに興味を持ち2017年にP&Gジャパンに入社。
ものづくりの根幹を担うProduct Supply(以下、PS職)として滋賀工場に配属される。
世界15カ国に展開する化粧品ブランド『SK-II』のパッケージを担当する包装充填工程部門で
80名規模のチームをまとめている

「最高品質の製品を世界へ」ものづくりへの熱意を胸に
次のステージに挑戦し続ける

Q1.入社の理由は?

A.意思決定が速く、世界中に新製品を次々に届けられる環境に引かれました。学生時代は基礎研究に従事していたため研究職に就職する仲間ばかりでしたが、より消費者に近い仕事がしたいと就職活動をしていた私にとって、実際に消費者が手に取る商品作りができるPS職はぴったりの仕事。個人ではなくチーム一丸となりものづくりに取り組めることも、研究室時代をほうふつとさせ働くイメージがより明確になりました

Q2.「やりたいこと」はどう変わった?

A.リーダーとしてチームをけん引し、最高の製品を作りたいという思いは入社時から変わりません。しかし立場とともに自身の視点が上がり、今後はさらに高い質を追求するべく、チーム育成に注力したいと考えています。今まではリーダーとしてふさわしい人材となるべく自己成長に取り組んできましたが、今後は私がそうしていただいたように、P&Gの人材育成ノウハウを活用しながら、メンバー全員の成長を支えたいです。

Q3.仕事のやりがいは?

A.手掛けた製品が世界に届き、反響をいただけた時がやりがいです。最近は人形型の限定パッケージがSNSで注目を集め、世界中で話題になりました。私たちのミッションは、短期間で次々に企画される新製品を、既存の環境を使って高品質で製造するすべを考案すること。あまり注目されることはありませんが私たちの品質担保への高い志と、それを可能にする技術力がブランドの価値向上に貢献していると自負しています。

Q4.働く原動力になっているものは?

A.最高の製品を作るため、常に挑み続ける仲間の熱意が私を突き動かしています。製品開発において難易度の高い課題はつきもの。既存の生産ラインでは傷がついてしまう形状の容器や、初めて使う塗料でのデコレーション実現のために、エンジニアリングやR&Dなど10もの部署が組織の枠を超え、技術や知識を結集して解決に導きます。決して一人ではできない仕事だからこそ、仲間たちの存在が大きな支えです。

Q5.仕事を通じて成し遂げたいことは?

A.世界基準の品質を追求するため、自らの手で滋賀工場をさらに強いものづくりの場に成長させたいです。次なる目標は工場長としてより広い視野でものづくりに取り組むこと。製造の視点だけでなく、数年先までニーズを読み、あらゆるリスクを想定した上での体制づくりが必要な非常に難しいポジションです。まずは市場のニーズ予測など別部署で新分野の知識を深めながら、工場長に必要な経験を積もうと考えています。

Q6.就活生にメッセージ

A.不慣れな仕事にも気後れせずに挑戦し続けることで、多くの成長のチャンスをつかむことができるはずです。私自身「組織を持ちたい」という軸をぶらさずに発信しながら、あらゆることに挑戦した結果、3年目に部門全体のリーダーに就任。今ではマネジメントはもちろん企画段階からプロジェクトに参画しています。若手を信じ、大きな仕事を任せてくれる当社だからこそ、最短ルートで自分の夢をかなえることができました。

これまでのチャレンジヒストリー

  • 1年目

    新製品開発案件に部署を代表し参画

    入社3カ月後の初プロジェクトに代表として1人で参画。多くの部署が関わる仕事の規模感や難しさを感じながら新製品開発を完遂しました

  • 1年目

    初めての社内監査で高い品質管理を証明

    世界中の工場を監査する海外担当者に、滋賀工場の技術・品質を伝える重要な機会でした。半年前から各部署と連携し、従業員の健康管理や生産ラインの整備方法を見直すなど徹底的に対策した結果、無事に合格。全世界に100以上ある工場の中で、「最も優れた工場」の一つに認定されました

  • 3年目

    入社時からの希望をかなえてリーダーに

    部門全体を束ねるリーダーに就任しました。難題に取り組み続けるためには全員の意識統一が不可欠ですが、私が毎日全員と話すのは現実的ではなく、苦戦する日々。そこでまずは中間層となる社員を育て、目線を合わせることから始めました。中間層が若手に意識統一を図ってくれたため、チーム全員で数々のプロジェクトを乗り越えられました

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