P&Gジャパン2021/4/01 更新
自分らしい髪型で就活しても良い世界へ
プロダクトを通して社会問題を解決する
リーディングカンパニー37社の人事に聞く
学生が知らない成長企業の真実
就職活動に臨むにあたって、企業研究を行う学生は多いだろう。その時に気になるポイントの一つが、会社の成長性だ。では、会社の成長とは何か。その成長を支えるものとは何なのか。そして、成長企業に新卒入社し、働く醍醐味とは……? 国内リーディングカンパニー37社の人事・採用担当者に、各社の事例で“成長企業の真実”を聞いた。
※この記事は特別冊子「インターンシップ・ラボ2021」のweb転載です
専門性を常に磨き続け、
消費者・社会課題に向き合う
多様化・複雑化していく消費者ニーズに迅速に対応できる組織であるためには、独自の教育体制の整備が不可欠です。P&Gでは、座学研修は3日間のみで、4日目からは配属先でのOJTメインのトレーニングに取り組みます。
例えば、PSの場合、「より短時間で多くの製品を製造する」といった最終的なゴールが提示されます。進め方や働き方に、細かなルールや制限、会社からの指示はありません。どのように進めるかは自分次第。課題について仮説を立て、現状の生産ラインに改善点がないかを自分の目で確かめ、協力が必要な部門に直接声を掛け、改善案を提案・実行していきます。
こうした環境だからこそ、入社1年目から、課題解決における一連のプロセスを経験し、消費者の課題を解決に導く考え方やスキルを身に付けることができるのです。
また、消費者が感じる課題は表面化しているものだけではありません。潜在的なニーズに気付き、長期的に向き合っていくためには、各部門のスペシャリストとの連携が必須となります。そこでチームの成果を最大化させるために大切なのは、自分の得意領域を明確にしておくこと。実際に、P&Gの社員の多くが、それぞれの専門性を磨き続けながら、課題解決に貢献しています。学生のうちから、「自分が本当にやりたいこと・極めたいことは何か」をしっかりと考えておくことが大事だと思います。