P&Gジャパン2021/4/01 更新

自分らしい髪型で就活しても良い世界へ
プロダクトを通して社会問題を解決する

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リーディングカンパニー37社の人事に聞く
学生が知らない成長企業の真実

就職活動に臨むにあたって、企業研究を行う学生は多いだろう。その時に気になるポイントの一つが、会社の成長性だ。では、会社の成長とは何か。その成長を支えるものとは何なのか。そして、成長企業に新卒入社し、働く醍醐味とは……? 国内リーディングカンパニー37社の人事・採用担当者に、各社の事例で“成長企業の真実”を聞いた。

※この記事は特別冊子「インターンシップ・ラボ2021」のweb転載です

P&Gジャパン

化粧品『SK-II(エスケーツー)』や衣料用洗剤『アリエール』、乳児用紙おむつ『パンパース』など、高品質の製品とサービスを世界約180カ国・48億人に提供している世界最大級の日用消費財メーカー

Talent Acquisition
Senior Manager
金子彩里

「世界中のお客様の暮らしをよりよいものにする」を企業理念に掲げ、世界約180カ国・48億人に洗剤やヘアケアなどの製品とサービスを届けるP&G。

皆さんの中には、「P&Gは消費財を扱うマーケティングに強い会社だ」という印象を持たれている方も多いかもしれません。短期間で変化する消費者のニーズを常にキャッチアップし、製品の開発・改良を繰り返すことが求められる消費財メーカーの中でも、P&Gは常に独自のマーケティング手法でリサーチを行ってきました。

しかし、顕在化しているニーズだけでなく、消費者が潜在的に感じている社会問題の解決にも、P&Gが長期的な観点で取り組み続けていることは、あまり知られていないのではないでしょうか。

P&Gでは、消費者が本当に求めている世界の実現に必要な新しい価値をプロダクトを通して創造しており、それを支えているのが「Consumer is Boss(コンシューマーイズボス)」という理念になります。これは、「消費者が求めるもの」をP&Gにおける全ての意思決定において優先させることを意味します。

例えば、ヘアケアブランド『PANTENE(パンテーン)』では2020年、元就活生でLGBTQ+の方々の体験談に焦点を当て、自分らしい髪型のままでの就職活動を肯定するキャンペーンを実施しました。ブランドのターゲット層である20代・30代の消費者が、髪型に限らず、本来の自分を隠して就職活動をしていたという問題意識に対してプロダクトの広告活動を通じて長期的な啓発と変革に取り組み続けているのです。

また、シェーバー『Gillette(ジレット)』は使い捨てだったハンドル部分を、再生プラスチックが90%使用されたリサイクルモデルへと改良することに成功しました。環境問題の解決に向けた取り組みの第一歩としてスタートしたこのプロジェクトは、研究開発部門がマーケティング部門や技術部門と連携して改良モデルを設計し、それに対しファイナンス部門が投資計画を算出。そして、Product Supply(以下、PS)と呼ばれる生産統括部門が、生産ラインや設備の変更を検討・実施するなど、各部門との密な連携の末、数年の歳月をかけて実現に至りました。

こうしたP&Gの取り組みは、消費者の求める製品の開発に寄与するのみならず、ブランドへの信頼獲得に大きく貢献するものです。

専門性を常に磨き続け、
消費者・社会課題に向き合う

多様化・複雑化していく消費者ニーズに迅速に対応できる組織であるためには、独自の教育体制の整備が不可欠です。P&Gでは、座学研修は3日間のみで、4日目からは配属先でのOJTメインのトレーニングに取り組みます。

例えば、PSの場合、「より短時間で多くの製品を製造する」といった最終的なゴールが提示されます。進め方や働き方に、細かなルールや制限、会社からの指示はありません。どのように進めるかは自分次第。課題について仮説を立て、現状の生産ラインに改善点がないかを自分の目で確かめ、協力が必要な部門に直接声を掛け、改善案を提案・実行していきます。

こうした環境だからこそ、入社1年目から、課題解決における一連のプロセスを経験し、消費者の課題を解決に導く考え方やスキルを身に付けることができるのです。

また、消費者が感じる課題は表面化しているものだけではありません。潜在的なニーズに気付き、長期的に向き合っていくためには、各部門のスペシャリストとの連携が必須となります。そこでチームの成果を最大化させるために大切なのは、自分の得意領域を明確にしておくこと。実際に、P&Gの社員の多くが、それぞれの専門性を磨き続けながら、課題解決に貢献しています。学生のうちから、「自分が本当にやりたいこと・極めたいことは何か」をしっかりと考えておくことが大事だと思います。


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