2022/11/01 更新

三井住友信託銀行

“進取の精神”の礎
多彩な英知を結集し
社会課題の解決に挑む

  • 三井住友信託銀行
  • キャリア
  • 現場社員
経営企画部
未来創造推進室
幕田美希

2013年3月、慶應義塾大学経済学部卒業。同年4月、三井住友信託銀行に入社。営業店での個人事業に従事した後、18年に公募制度を通して投資家事業に異動。年金基金や機関投資家の資産管理業務に従事した後、21年、未来創造推進室のメンバーに抜てきされる

成長を加速させる3つの思考法

自らの限界を定めない変化を楽しみチャレンジし続ける

三つの事業部での経験を通して学んだのは、異なる部署・業務だからこそ、そこでしか得られない学びがあるということです。失敗することもありますが、自分で限界を決めず、チャレンジを楽しむことが大切です

強く意思を持つことで相手の期待値を超える結果が付いてくる

与えられたタスクをこなすのは、誰にもできること。幕田だから提供できる付加価値は何か、そのために自分自身がどう行動すべきかを常に意識することで、相手の期待値以上の結果を残すことができるはずです

お客さまはもちろん社内外の関係者全てと良好な関係を築く

誰に対しても「幕田さんに依頼したい」「また一緒に仕事がしたい」そう思っていただける仕事ができるように意識しています。良好な人間関係を築くことが、より良い仕事の結果やサービスの創出につながります

就職活動時に漠然と抱いた「信託銀行の可能性」。中でも幅広い業務経験を積むことができる環境が用意された三井住友信託銀行は、チャレンジ精神や好奇心旺盛な私にとっては魅力的な職場に映りました。資産運用、資産管理、不動産業務など、銀行という枠にとらわれない多彩な事業・サービスを展開しているからこそ、一つの会社であらゆる業務経験を積み、自分自身を成長させることができると感じたからです。
入社後最初に従事したのは、都内の営業店における個人業務でした。国内の低金利が続き、お客さまからはご資産を増やし守っていくための各種ご相談が多く、それに対して最適なソリューションをご提案していくことを経験しました。個人のお客さまのニーズに応えることへのやりがいを感じるとともに、「他の事業にチャレンジしてさらに多くのお客さまに貢献したい」という思いが強くなり、社内業務公募制度にチャレンジ。企業年金基金や機関投資家からお預かりした資産の保管、決算、データ管理などITソリューションを活用した資産管理業務に従事しました。信託銀行の幅広い業務を業務公募を通して経験し、自らも成長できたという実感と満足感もありました。
そのような中2021年には、経営企画部の未来創造推進室のメンバーに抜てきされ、会社全体を俯瞰するコーポレート部門にチャレンジすることになりました。未来創造推進室は、「社員のアイデアによる新事業創出」と「チャレンジを促す風土醸成」をミッションに掲げ、18年に設立された組織。社会情勢や消費者ニーズの変化が激しい現在において、未来を予測した新規事業の創出、ひいては社会課題の解決につながる新サービスの創出は必至です。それらを実現すべく、未来創造推進室では、新ビジネスプラン社内コンテスト『未来フェス』や、金融以外の領域において深い知見を持つ方や起業家の方を招いて開催する講演会『Future Day』などの企画・運営を手掛けており、その担い手になりました。
私にとって、未来創造推進室で携わる業務は全てが初めての経験でした。未来創造という言葉どおり、社長をはじめとする当社の経営層や社外有識者と近い場所での業務となり、異動当初は自分の力不足を痛感する日々でした。未来を創造する上では既存の制度や決まりをも乗り越える必要もあります。依頼された仕事にただ応えるだけではなく、当社が新規事業を創出しどのような未来を描くべきなのか、私自身がどうしたいのかを考えて行動に移さなければならないと認識しました。求められるアウトプットの質に応えていくことを重ねる中で、「私自身の挑戦が社員の挑戦を後押しし、社会にインパクトを与える事業・サービスを生み出すきっかけになっているのだ」と気づき、未来創造推進のやりがいを感じています。

「幕田美希」が架け橋となり社員発のアイデアをつなぐ

「新事業創出」は簡単なことではありませんが、未来創造推進室に異動して、日々お客さまと接する当社の社員には「こんな事業・サービスがあればもっと喜んでいただける」「よりよい社会になる」と考えている方が多く存在していることを知りました。
複数の部署を経験し現在の業務に従事する中で、あらゆる事業を展開する当社だからこそ、事業の垣根を超えて社員が連携することで社会にインパクトを与える新事業・サービスを創出できると確信しています。そのために、私自身が社員や事業部をつなぐ存在になり、課題解決の風穴を開けていきたい。この思いと使命を胸にこれからも積極的にチャレンジを続け、当社を通じて社会に貢献していきたいです。

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