2025/5/02 更新

インターンシップ参加×セルフチェックで準備する

「自分らしく働く」の始め方

「自分らしく働く」って素敵だけど、そもそも「自分らしく」って何だろう?働く上で自分が大事にしたいことは何なのか、何のためなら頑張れるのか、何に喜びを感じるのか……インターンシップを通して自分のことを深く知るための方法や、先輩たちが就職後に知った「自分らしく働く」への答えを紹介します。

A.T.カーニー
1926年、米国シカゴにて創立の世界有数の経営コンサルティング・ファーム。現在、41の国・地域に71拠点を展開、約5300名のスタッフとグローバルネットワークを誇る。高度な専門性、目に見える成果の実現、顧客企業との密接な協働作業を強みとする
「自分らしく働く」って何?

自身のスタンスや行動に信念を持ち
自らの考えを発信する中で成長を続けていく

  • A.T. カーニー
  • インターン
  • キャリア
  • 若手社員
コンサルタント
シニア ビジネス アナリスト
中山彩恵

自分らしく働くためには、「自分の信念に基づいて行動できていること」が大事だと考えています。コンサルタントの仕事は、クライアントやチームメンバーと日々議論を交わしながら進めていくものです。一方で、若手の場合は指示を受け、言われるがまま実行に移してしまいがち。私自身、入社1年目の頃は経験豊富な先輩方の言うことに疑念を持たずに進めてしまうこともありました。しかし、物怖じすることなく考えを伝え、フィードバックをもらうことで理解が深まり、“自分で考える力”を身に付けることができる。自分自身のスタンスをしっかりと持ち、自ら発信していくことで、自分らしく成長できていることを実感しています。

A.T.カーニーには、年次や役職にかかわらず、フラットに意見を交わせる風土があります。インターンシップでは、マネージャーなどの職位の高い先輩社員の方々からマンツーマンで指導を受けることができ、対等に議論しながら、視座の高いフィードバックをもらうことができました。非常に刺激的な経験でしたし、思考力が磨かれていく感覚を得たことを覚えています。加えて、若手社員の方々と交流する機会もあったのですが、年の近い方々がすでに自分の考えを持って仕事に向き合う姿に「自分もこの会社で、先輩たちのように成長していきたい」と感じましたし、成長した自身の姿をはっきりとイメージでき、入社を決めました。

入社2年目の現在、クライアントの収益戦略や営業組織の改善などに携わる中で、考えを伝えて実効性のある戦略を実現することにやりがいを感じています。半年前に手掛けた大手企業の営業組織変革の案件では、営業組織の伴走支援を担当しました。そこでの課題は、クライアントと営業回りを担う代理店企業とのコミュニケーションがうまくいかず、事業戦略と営業現場にズレが発生していたこと。要因や解決策を一緒に探していく過程で議論を重ねるうちに「戦略の伝え方や現場への落とし込み方を改善する必要がある」と解決の糸口をつかみました。上層部を巻き込んだ体制の変革や現場で運用可能な戦略に落とし込む方法を第三者の立場から言及することで、結果として戦略実行後、現場の運用状況は改善に向かい、クライアントから感謝の言葉もいただけました。物怖じせずに発信できたことが成果に結びつき、大きな達成感を味わえました。

先輩たちから多くを学びながら
意志を持って自分の個性を育む

A.T.カーニーでは、若手の先輩がクライアントや上司に臆せず、自分の考えを主張することは珍しくありません。今振り返ると、そんな姿を日々目にするうちに、自分もそうなりたいと思うようになったと感じます。また、自分の意見に自信を持てなかった頃、上司は「もっと自己のスタンスを持って、主張することが大事」というアドバイスをしてくれました。たとえ間違った主張をしていたとしても、それを聞いた上で正しい方向に導いてくれる人がいる。そう思えるから、信念を持って発信していけるのです。A.T.カーニーにある“尖った個”を尊重する風土のもとで自身の強みを育み、その上で議論を重ねる中で、先輩たちのようなコンサルタントに近づいていくのだと思います。

また、日々のプロジェクトの中でもやりたいことを積極的に発信すれば、自身が望む仕事に携わるチャンスに恵まれます。例えば社内の公募制度を活用して、さまざまなプロジェクトに参画するなど、成長のためにチャレンジできる機会はとても多いですね。事実、先輩たちには出向制度や海外オフィスで働く制度を活用する方がいるなど、キャリアのモデルケースは豊富にあります。多様なプロジェクトを経験しながら能力を磨けば、責任ある立場を任せてもらうこともできる。まずはコンサルタントとしての成熟を目指し、能力を磨く中で、今後はより自分らしく働ける道を見定めていきたいですね。

制作担当/岩城篤

自分の価値観を知るために
インターンシップで確認すべきこと三つ

  • 1

    一つでも興味を持てそうな
    テーマに関われそうか

    成長のためには、自分が意欲的に取り組めるテーマに携われることも大事。同じコンサルティング業界でも、企業によって手掛ける領域も強みも違うので、他社と違う強みについて具体的に聞いてみるといいかもしれません。

  • 2

    その会社やポジションで
    実際に働くイメージを持てるか

    表面的にその会社や仕事内容を理解しても、本当に自分に合うかどうかは判断しにくいもの。年齢の近い先輩社員に、就活時と入社後のギャップについて聞いてみた上で、その会社で働く自分の姿を想像してみましょう。

  • 3

    壁にぶつかったとき
    自分を奮い立たせられそうか

    コンサルタントはハードワークと言われますが、ビジネスの知見が豊富なクライアントと仕事をするプレッシャーなどもあります。仕事の難しさや乗り越えた壁について聞き、挑戦していけるか判断するのも一つの方法です。


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