2022/5/11 更新

A.T. カーニー

米国シカゴ創立の世界有数の経営コンサルティングファーム。高度な専門性、目に見える成果の実現、顧客企業との密接な協働作業を最大の強みとし、戦略からオペレーション、ITまで一貫した高品質のサービスを提供

私の視点が上がった瞬間

自身の仕事の影響力の強さを実感し
患者目線や社会貢献を意識

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アソシエイト
浜田 源

2019年、東京大学法学部卒業。同年4月にA.T. カーニーに新卒入社。消費財やエネ ルギーをはじめとする多様な業界のプロジェクトを手掛け、現在はヘルスケア・製薬業界を 中心に、ビジネス戦略立案や事業創出など、幅広いコンサルティングに従事している

就職活動の軸は、短期間で多様なプロジェクトを経験し、『個の力』を磨いていける仕事かどうか。当時の私はまだやりたいことが明確に決まっておらず、さまざまな経験を通してパッションを持ちながら取り組めるテーマ・領域を見つけ、その領域において専門性を高めていきたいと考えていたのです。そして、その思いを実現できるであろうコンサルタントを志すようになりました。

A.T. カーニーに入社を決めたのは、インターンシップに参加して知った、『個』に向き合うカルチャーに引かれたからです。複数人で行うグループワークではなく、学生1人に対してパートナーやプリンシパルが1名付きジョブ(課題)に取り組むプログラムでは、学生としてではなく一人のコンサルタントとしての目線で熱い議論を交わすことが求められ、短期間で多くの学びを得ることができ、A.T. カーニーなら自分の思いをかなえることができると確信しました。

入社後は希望通り消費財やエネルギー、化学メーカーなどさまざまな業界を経験し、現在はヘルスケア業界を中心としたプロジェクトに多く従事。国内外の製薬会社や医療機器メーカー、医療系ITベンチャーといったクライアントと共に、新規事業・戦略立案などに取り組んでいます。

そんな私の仕事観が大きく変化したのは、入社2年目で担当した日本の製薬会社のプロジェクト。先の見えない数十年後の未来に向けた、新たな医療技術を用いた新規ビジネスモデルの立案がミッションでした。イノベーティブな技術として世界でも注目を集め始めていたその技術は、国内における情報は無きに等しい状態。さらに、日本のヘルスケア業界は法律や規制が厳しいが故に、世界の中でも特に参入障壁が高いことでも知られていました。まずは、新技術について理解しなければ 何も始まらない。そう考えた私は、理解を深めるべく、基礎的な文献を収集した上で世界各国の有識者にコンタクトを取り、リサーチを実施。さらに、病院やケア施設などの医療従事者や患者さま、アカデミアの研究者を対象に、アンメットメディカルニーズ(医療課題)のヒアリングを行っていきました。専門性の高さや情報の希少性により、決して容易な課題ではありませんでしたが、A.T. カーニーには、その道に精通し深い知見を持つコンサルタントが多く在籍しています。このプロジェクトでも、ヘルスケア領域に強みを持つ各国のコンサルタントの知見を総動員しながら、国や情報の垣根を超えてクライアントの新規ビジネスの土壌を築くことができました。有望な技術でも、実行可能・持続可能なビジネスモデルを構築しなければ、患者さまには届かない。自分の仕事が、社会や人々の暮らしを良くすることにダイレクトにつながっている。それらを身をもって実感できたプロジェクトでした。

飾らない自分で社員と接することで
理想を実現できる企業に出会える

先に述べたプロジェクト以降、私は常にクライアントだけでなく、その先にいる患者さまやそのご家族、ひいては社会全体を意識してプロジェクトに取り組むようになりました。そして、困っている人々の力になり、クオリティー・オブ・ライフを豊かにできるという貢献性の高さに引かれ『ヘルスケア領域の発展に貢献する』というパッションを持ちながら取り組めるテーマを見つけることができました。

やりたいことが明確に決まっていない方はぜひ、飾らない自分で社員と接し、素直に意見を発信してみてください。それに対する反応が自分の価値観とマッチするかで、自分に合う会社か、やりたいことを見つけ、実現できる会社かを見極めることができるはずです。


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