2024/4/10 更新
アビームコンサルティング

日本発のコンサルティングファームとして、世界114拠点、7500人以上のコンサルタントネットワークを有す。クライアントの変革を実現する『リアルパートナー』の姿勢を礎に、多様な経営課題や社会課題の解決、新しい価値の共創・創出を支援

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執行役員 プリンシパル
エンタープライズ トランスフォーメーションビジネスユニット長
金村浩海

1999年新卒入社。会計・経営管理領域における業務改革を中心に、業界サプライチェーン改革、販社業務標準化などを担当。大規模な業務改革、IT導入、およびグローバルロールアウトなどを多数リードし、2021年より現職

好奇心を幅広く持ち
多様な専門性を持つ人々を
巻き込み、導く力

テクノロジーの普及によって、単に業務の効率化を実現するだけではなく、現在では蓄積したデータを活用したビジネスモデルの創出やサプライチェーンの変革といった、業務の高度化を目指す企業が増加しています。このような社会的ニーズの変化に加えて、世界規模の気候変動や度重なる自然災害などによって社会課題の不確実性が高まっており、企業が取り組むべき課題は複雑化しています。そのため、単一の企業だけで課題を解決することは難しく、組織や企業の枠を超えて、各分野の専門性を持った人たちの力を持ち寄り、複数のステークホルダーと新たな価値を共創していくことが重要となっているのです。

こうした環境の変化から、アビームコンサルティング(以下、アビーム)に寄せられる期待にも変化が起きています。従来は単一の企業による業務効率化やビジネス創出といったクライアント内で完結するテーマが中心でしたが、近年ではより広く、さまざまなステークホルダーを巻き込んだ変革が求められるようになりました。一例として、脱炭素化という社会課題に取り組む場合、自社の温室効果ガス排出量を削減するだけでは、本質的な解決は望めません。原材料の調達から製品の製造、その過程で使用するエネルギーの供給方法を含め、消費者の手に届くまでの工程全体に目を向けた上で、手を打つ必要があります。このようにステークホルダー全体で問題に取り組むことによって、社会課題の本質的な解決ができるのです。

高度化・複雑化したテーマに取り組むコンサルタントは、そのテーマの背景にあるビジネスやテクノロジー、社会情勢などの最新情報に幅広く関心を持ち、常にアップデートしていくことが必要です。その上で、目指すべき未来を描きながら、多様なステークホルダーを巻き込み、変革の実現まで導いていく力が求められます。

これから共に経験を積む社員の
仕事に対する価値観とのマッチ度を見極めよう

多様な立場の人たちを巻き込み、変革をリードすることは、最初からできるわけではありません。まずは自身のチームメンバー、次にプロジェクト関係者と、段階的にコミュニケーションの幅を広げていくことで身に付けることができると考えています。

特に、アビームではさまざまな業界のリーディングカンパニーと呼ばれる企業の構想策定・戦略立案から、設計・導入・定着までを一気通貫で支援していますので、多様なスキルや専門性を持つ自社のコンサルタントや、各企業の現場から経営者まで幅広く関わる機会が豊富です。プロジェクトのフェーズごとに異なる相手とのコミュニケーションを取ることで、多岐にわたる経験を積むことができます。

また、クライアントを変革へ導くためには、さまざまなステークホルダーの視点から未来を描いていく必要があります。目指すべき未来のためにロジカルに考えて、正論をぶつけるだけではなく、それぞれの立場や考えを理解した上で、解決策を導き出していくことが必要です。

例えば、ChatGPTといった生成AIを活用する際は、テクノロジーの本質を理解する開発者の技術力だけがあっても、十分な効果を得ることはできません。また、ビジネスの本質を理解する企業による構想だけがあったとしても、納得のいく結果にはつながらないでしょう。そこで、双方の間に立ちギャップを埋めながら、未来を描いていくことのできるコンサルタントが重要な役割を担うのです。多様なステークホルダーの力を最大限引き出し、クライアントの改革を成功へ導こうとするリーダーシップが、アビームのコンサルタントには求められています。

これから皆さんの多くが、就職活動を通じてあらゆる企業と接点を持ち、最終的には一社に就職することとなります。その一社を選ぶ上では、スキルが身に付くかだけではなく、自分が大切にしたいことを明確にした上で、企業との相性が合うかを考えることも大切です。

自分と合う企業を見極めるには、その企業について机上で調べるだけでなく、そこで働く社員へ「働くことの目的」や「仕事をする上での信念」といった、仕事に対する価値観を確認することも重要です。社員が持っている価値観はその企業の組織風土や雰囲気につながっているので、同じ業界内の企業でも異なった回答を得られ、自分の将来像を実現するのにふさわしい場所を探す手掛かりになります。

私たちアビームは、不確実性が高く、社会的ニーズも大きく変化する現代社会において、自らをアップデートしながら、企業や組織と共に変革を実現し未来を創造していくパートナーであり続けたいと考えています。こうした理念や、社員が持っている価値観を、インターンシップをはじめとしたイベントへ参加し、ご自身の肌で感じ取ってください。


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