働く醍醐味
私が仕事に熱中する理由
仕事で圧倒的な成果を出したい。
経験を積んで、専門スキルを身に付けたい。
では、いち早く成長を遂げたトッププレーヤーたちは
どう仕事に取り組んできたのだろう。
注目企業の若手社員が、仕事の魅力を実体験を交えて語る。
戦略から実行まで徹底的に伴走し
日本発のイノベーションを創出できる
シニアコンサルタント
国際的なビジネス教育を学ぶため、留学をしていた私。授業の中で、近年世界で認知される日本発のイノベーションが少ないことを再認識し、ショックを受けたのです。その経験から、「世界に誇れる日本発のイノベーション創出に貢献したい」と志すように。就職活動では、経営層と対峙できるコンサルティングファームを中心に企業選びをしていました。特に興味を持ったのは、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(以下、DTC)。日本でのプレゼンスの高さに加え、世界150カ国以上ものネットワークを持つ点で、理想の将来像に近づける場所だと感じたのです。また、選考やOB訪問で出会った社職員の話から、互いの成長のために助け合う文化を感じ、「ここなら成長できる」と入社を決意しました。
入社後、主に携わったのは、日本企業の新規事業創出です。自身の課題に直面することもありましたが、そのたびに先輩や上司が壁打ちをしてくれ、視野を広げることができました。私にとっての大きな学びは、共創の重要性を知ったことです。学生時代は、コンサルタント=論理的で客観的に助言を与える存在だとイメージしていました。確かにその一面はあるものの、DTCでキャリアを積む中で、コンサルタントにとって何よりも重要なのは、顧客に深く入り込み、共にビジネスを創り上げていく姿勢だと気付いたのです。それは、戦略構想のみならず実行までEnd-to-Endで伴走するDTCだからこそ、実感できたのかもしれません。
顧客の深い共感を得ながら
End-to-Endで新規事業を支援
入社3年目から、大手交通インフラ企業の新規事業創出に携わっています。意思決定の連続となる新規事業で重要なのは、顧客の深い共感を引き出すこと。私は事業プランの社会的価値を確かめるため、サービスの利用者になり得る方々に対してインタビューを実施し、率直な意見を聞きました。その結果、多くの方からいただいたのが「そういうサービスがあると助かる。実現させてほしい」という支持の声。有用性と収益性の高さを示す根拠を得たことで、顧客の共感を呼ぶことができました。このように、顧客と同じゴールを見据えながら、新規事業開発のプロセスを一貫して支援できるようになったのは、確かな成長です。
振り返ると入社当初は、数年間自己研さんした後に転職や起業も視野に入れていました。しかし、DTCで得られる経験の幅広さを知った今、「まだまだここで多くのことを学びたい」と強く感じています。今後もこの恵まれた環境で、グローバル視点での経営戦略やスタートアップの動向を学び、いずれは、世界に誇れる日本発のイノベーション創出に貢献したいです。
制作担当/高橋裕汰
やって分かった仕事の魅力
顧客のビジネス戦略を支える
新規事業開発に挑戦する