1社目の選択で自己成長はどう変わる?
DTC社員の実体験から探る
コンサルティングファームで
磨くキャリア
磨くキャリア
社会に大きなインパクトを与えるために
緻密なアプローチを積み重ねる力を養う
コンサルティングファームに興味を持ったきっかけは、大学時代にスマートシティに関する研究をしていたこと。就職後もスマートシティ開発のような大きなプロジェクトに携わり、自治体や企業をつないでいきたいと考えていました。コンサルタントであればそれが可能だと考えたのです。
DTCに入社してからは、クライアントのDX推進を担う部門でアジャイル開発の導入プロジェクトを中心に手掛けてきました。特に成長を実感したのは、今年携わった製造業の企業のプロジェクトです。クライアントからの要望は「デジタルサービスの開発体制にアジャイルを導入したい」というものでした。どのようなルールや体制が効果的なのかを探るために、社内の有識者へのヒアリングやデロイト トーマツ グループが持つデータベースによる調査を実施。その結果、クライアントと同じ製造業における事例などをもとに、業界特有の留意点を抽出することができました。これは、豊富なグローバルナレッジにアクセスできるDTCだったからこそ実現できたことです。アジャイル開発や製造業に関する深い知見が得られただけでなく、自分自身のリサーチ力を伸ばす機会にもなりました。
現在は入社3年目。学生時代はスマートシティの実現のように「大きな変化を一発で起こす仕事」に憧れていましたが、インパクトのある価値を出すためには「小さなアプローチの積み重ね」こそが必要だということに気付きました。今後も小さなサイクルを回し、大きな変化を生み出すアジャイルの考え方を活かしてプロジェクトを推進していきたいです。
DTCのコンサルタントには、短時間で成果を出す姿勢が求められています。クライアントに対してスピーディーに価値を提供するためには、専門的なスキルや知見を学び、自身のオリジナリティーを持つことが大切です。より短時間でより大きい価値の提供を目指し、精進していきたいですね。
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DTCを選んだ理由決め手は、多くの業種・業界に対するコンサルティングを手掛けている点です。最初に入社する会社だからこそ、さまざまな分野の専門家と接したいと考えていました
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コンサルタントという仕事の面白み成果を評価してくださるクライアントが目の前に居ることです。滞りなく仕事を進めることをゴールにするのではなく、クライアントへの貢献を常に意識して働けています
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今後の目標まずは、よりクライアントに信頼されるコンサルタントを目指します。加えて、自分が人生を懸けて成し遂げたいことを見つけるため、さまざまな経験を積んでいきたいです
人事組織改革を担うコンサルタントとして
理論だけでなく思いやりも持った支援が強みに
自由で体力のある20代を、ビジネスパーソンとしての基礎スキルを上げる時間にしたい。そう思っていた私にとって、経営層との関わりを通じて視野を広げたり、チームで働く際に必要な柔軟性や論理的思考力を身に付けたりできるコンサルティングファームは理想的な環境でした。中でも、多くのグループ法人とグローバルネットワークを持つDTCならば、より社会にインパクトのある案件に携わるチャンスがあるに違いないと思ったことが入社の理由の一つです。
入社後は、学生時代から関心があった人事組織コンサルティングを専門とするユニットに配属され、企業の働き方改革やシニア人材の活用、リーダーシップ開発などを担当してきました。いずれも私の「やりたい」という意志をくんでアサインしていただいたものです。これまでの仕事の中で印象に残っているのは、ある企業で運用される人事・給与制度の方針を設計していた時に、上司から掛けられた一言。それは「数字だけでなく、その制度が適用される従業員のことを一番に考えよう」という言葉です。目の前のデータにとらわれてしまいそうになっていたことに気付き、ハッとしました。それからは、理論を振りかざすだけではなく、人の心情を配慮した支援を心掛けるようになり、自分の強みにもなっています。
DTCでは直属の上司の他にも「コーチ」と呼ばれる上席者が付くため、さまざまな視点を持つ人から支えられているのを感じます。また、多様な働き方をする社職員が多く、ロールモデルとなる先輩も豊富。人事制度を活用しながらオンオフのメリハリを付けて働いている姿を見ると、長く働ける会社であることを実感しますね。
これからも周囲のサポートを得ながら、クライアントと、そこで働く従業員の方々に貢献していきたい。さまざまな能力や個性を持つ人が活躍できる組織づくりを支援できるコンサルタントへと成長していきたいと思っています。
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DTCを選んだ理由多くを吸収できる新卒だからこそ、最も重視したのは人を育てるカルチャーが浸透していること。充実した研修や丁寧なフィードバックをもらえるDTCは、まさに理想的でした
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コンサルタントという仕事の面白み人事制度の設計といった支援によって、働きやすく、自分らしくいられる会社づくりに寄与できることです。クライアントと社会に貢献できている実感があります
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今後の目標「多様なバックグラウンドを持つ人の自己実現の支援」が私のミッション。チームをまとめるリーダーでありつつ、クライアントにとって最も身近な相談相手になりたいです
人の成長への投資を惜しまないカルチャーが
「一緒に働く人のため」を思うマインドを育む
海外の大学で国際食品経済学を学んだ経験から、卒業後は食品関連の仕事に携わりたいと考えていました。就職先にコンサルティングファームを選んだのは、食品業界の外側からアプローチすることで、特定の企業だけでなく、業界全体に貢献できると思ったためです。
DTCを選んだ決め手は、働く「人」の魅力。面接や選考の過程で会った先輩は、まだ学生の自分とも対等な目線で接してくれる方ばかりでした。特に、最終面接でパートナーからもらった「一緒に頑張りましょう」という言葉に心をつかまれたことを、今でも覚えています。
これまでの経験を振り返って思うのは「DTCの社職員は、人の成長に投資する時間を惜しまない」ということ。例えば、私が入社して間もない頃。基本業務である議事録の作成すらうまくできなかった私に、親身になって寄り添ってくれたのは当時の上司でした。責任のあるポジションを担っていた上司は、私の何倍もの業務を抱えていたはずです。にもかかわらず、時間をかけて何度もフィードバックし、クライアントに納品できるところまでサポートしてくれました。多くの上司と関わってきましたが、どの人も若手メンバーのことをよく気に掛けてくれます。最近、過去にお世話になった上司と久しぶりに顔を合わせたのですが、チームを離れてからの私の活躍も知っていてくれました。
現在は学生時代に志望していた通り、食品・飲料業界のクライアントの支援を行っています。シニアコンサルタントになり、「一緒に働いている人の成長のために何ができるか」という意識が高まってきました。今後は、かつての上司に感じてきたのと同じように、周囲から「田村さんと一緒に働くと成長できる」と思ってもらえるようになりたいです。
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DTCを選んだ理由選考時に関わった社職員の方々の人柄が素晴らしかったことです。年齢や属性にかかわらずフラットに接してくださる様子から、入社後のイメージが持てました
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コンサルタントという仕事の面白みコンサルタントには、泥くさいと思われがちな仕事もたくさんあります。ただ、その積み重ねの先でクライアントに新しい視点を提供できたときに、自分の介在価値を感じますね
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今後の目標食品業界に良い影響を与えられるコンサルタントになることです。日本の食が国内外で認められ続けるように、一人のプロフェッショナルとして業界に貢献し続けていきます
DTCの新代表が語る
求められるコンサルタントの条件
何物にも代替されない信頼を得るために
経営層との対話力と多角的な視点を磨く
近年、企業のビジネスが栄え、衰退するスピードがかつてないほど加速しています。長く安定した経営を続けてきた老舗企業ですら大きなプレッシャーにさらされているといえるでしょう。
そうした中で、コンサルティングファームを取り巻く環境も大きく変化しています。特に目立つのが、コンサルティングファームの二極化です。一つは、企業が改革を起こす際に必要な業務の一部を任されるサービスプロバイダー的なファーム。そしてもう一つは、企業の存続に直結する事業戦略に関わる、いわゆる経営アジェンダを扱うファームです。前者は競合企業が多く、価格競争に陥ることが避けられません。しかし後者の「経営アジェンダにコミットできるファーム」になるのは容易ではありません。なぜなら、クライアントが差し迫った悩みを打ち明けるのは、自社の命運を委ねるに足る信頼ができる相手だけだからです。
支え合い、高め合う組織が
誠実で自律的なコンサルタントを育てる
DTCでは、経営者の相談相手にふさわしい人間を育成するため、高い専門性を養うだけでなく、対話力を磨くキャリアプログラムも用意しています。大きな特徴といえるのが、「アカウントフォーカス」という考え方です。われわれは既存のクライアントから、これまで支援してきた領域とは全く異なる相談をいただいたとしても、担当のコンサルタントを変えることはほぼありません。すでに信頼を得ているコンサルタントを中心に、チームで支援に当たります。また、各領域をシームレスにつなげる人材を育てるために、「戦略」「オペレーション」「テクノロジー」といった専門性の境界をあえて明確にしていません。自身の専門領域のみに限定することなく、クライアントの多岐にわたる相談を受け止め、さまざまなテーマを経験することによって、経営者との対話力は磨かれるからです。
われわれは組織づくりのスローガンとして、「支え合い、高め合う組織に」という言葉を掲げています。高頻度かつタイムリーなフィードバックを多方面から実現する体制をとっているのは、若手コンサルタントに「自分のことを見てくれている人が居る」という安心感を提供したいからです。時には厳しいフィードバックも行いますが、真の意味での心理的安全性が確保された環境の中だからこそ、コンサルタントは自らへの指摘を真摯に受け止め、圧倒的なスピードで成長していくことができるのです。
コンサルタントとしてのキャリアアップを目指す人の中には、「要領良く成長したい」「スキルを磨いて複数社を渡り歩きたい」と考えている人も居るかもしれません。しかし、本質的な成長を望むのならば、そのような思考はお勧めしません。ビジネスパーソンとしての成長を実現するために最も大切なのは、誠実性です。コンサルタントである前に、一流の人間でなくてはなりません。目の前の仕事一つ一つに向き合う誠実性無くして、経営者に一目置かれる人物になることは不可能でしょう。
ここまで、経営者との対話力を身に付ける重要性を中心にお話ししてきましたが、本当にそうなりたいかどうかは、自分次第です。DTCで活躍しているのは、自分自身を律することができる人。高い目標を掲げ、それに向かうステップを自主的に歩んでいける人です。「リード・ザ・セルフ」のマインドを持っている人は、自分自身だけでなく、チームやクライアント、そして社会をもリードできるようになる。そんなコンサルタントへと成長していける環境が、DTCには整っています。