2022/11/01 更新

デル・テクノロジーズ

経験の無さも武器になる
チャレンジを重ねる中で強みを育て活かしていく

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APEX & Solutions
プロダクトマーケティング
フィールドマーケティングコンサルタント
野崎 絵里佳

立教大学卒業後、2015年にEMCジャパンにプリセールス(SE)として入社。パートナー企業向けのSE、アカウントSEとして従事し、22年からアズ・ア・サービスブランド「APEX」のプロダクトマーケティングに携わる。CSRやESG活動にも取り組む。大学在学中はウエスタンミシガン大学へ留学

成長を加速させる3つの思考法

Choose to Challenge既存の価値観に縛られずより良い方向を模索する

当たり前だと思っていたことが、実は単なる過去の踏襲であり、本質を見失っているケースもあります。まずは現状をきちんと整理し、お客さまが本当に描きたい道の方向性を決めることが大切です

多角的に物事を捉えWin-Winになるようなアプローチを考える

携わる全ての関係者、組織、事象に視点を向けて、それぞれの立場を尊重した意思決定を行う。その結果として、お客さまのニーズにしっかり応えられるアプローチが生まれていくと考えています

Build a Story シナリオを組み立て順序立てて実行する

最適なソリューションを提供することはもちろん、お客さまの立場や状況にも寄り添い、私ならではの介在
価値を発揮できるように努める。お客さまと共に、未来を創る存在であることを心がけています

「世の中や社会をもっと知りたい」。それが私の就職活動のモチベーションでした。米国への留学を通して自身の視野の狭さに気付いたのです。そのため社会に与える影響が大きく、かつ変化し続けるIT業界に興味を持ちました。その中でも、性差や年齢にかかわらず、社員がチャレンジし活躍できる機会がある当社の環境に強く共感したことで、入社を決めました。
プリセールスエンジニアとして最初に配属されたのは、パートナー企業向けに自社製品やストレージなど技術に関するトレーニング・啓発活動を行う部署です。ベテランのプリセールスが製品のプレゼンテーションを行い、フロントに立つことが通例でした。そこで私は自分の出せる価値は何かを考え、経験が浅いからこそ感じる初歩的な疑問に焦点を当てました。初めて当社の製品を知る人と同じ目線に立ち、彼らの疑問に対する回答や製品リリースの背景などをWeb上で発信しました。今思えば、目の前の仕事に真剣に向き合い、強みを活かす仕事をするというスタンスは、この時を契機に培われていったように思います。
お客さま担当として奮闘した日々の中で最も印象に残っているのが、入社3年目に担当した、とある企業の新規プロジェクトです。このお客さまは国内でも有数の大手企業グループだったのですが、過去に当社とは取引がほとんどありませんでした。担当者の役割や既存システムの環境情報が全くなく、手探りで関係を構築していくことが必要でした。お客さまからの信頼を得るためには、新人で頼りないという印象を拭い去る必要があると考えた私は、「ビジネスを一緒に考えるバーチャルチームメンバー」と思ってもらえる方法を模索しました。そこで取り掛かったのが、お客さまの中・長期的なビジョンとIT環境を可視化した「ジャーニーマップ」の作成です。
業界変化やトレンドについて調べたものを共有しディスカッションする中で、お客さまが目指したい理想像を一緒に考えることができました。この時に意識したのが、浮かんだ疑問や立てた仮説をストレートにぶつけてみることです。お客さまは今どういう状況にいるのか。どんな経緯があったのか。今後どういった戦略が必要なのか。間違いを恐れず積極的に対話を続けることで、徐々にお客さまとの距離を縮めることができました。最終的には「野崎さんにお願いしたい」というお言葉もいただきました。結果として年間1億円近い売上を継続的に達成でき、社長賞を受賞。お客さまの将来を共に考え目標を共有することで、未来につながる働き方を経験できました。

目の前の仕事に全力を注ぐことが次のチャレンジに結び付いていく

現在私は、当社が扱うインフラ製品やサービスを包括的に提供する、アズ・ア・サービスのブランド『APEX』という新製品のマーケティングを担当しています。会社としてどのような戦略を練り、ブランディングしていくか。全世界で提供されるサービスなので、国が違えばトレンドが異なり提案の仕方も変わり、非常に刺激的な環境です。
こうした経験こそ、当社の仕事のやりがいだと思います。お客さまの目指したい道を明確にして、当社が持つ技術力とノウハウを活かし、理想の未来像を共に創っていく。お客さまと長期的な信頼関係を築き、社会的に大きな影響をもたらす変化のシーンに立ち会えることが、自分を大きく成長させてくれました。私の場合は、好奇心の強さと苦手意識の低さがスキルアップを支えてくれました。自分が発揮できる価値は何かを考え、担当している仕事と真剣に向き合う。そのチャレンジを繰り返すことで、キャリアが切り開かれていくと信じています。

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