2024/11/01 更新
20代29人に聞く
働く醍醐味

私が仕事に熱中する理由

仕事で圧倒的な成果を出したい。

経験を積んで、専門スキルを身に付けたい。

では、いち早く成長を遂げたトッププレーヤーたちは

どう仕事に取り組んできたのだろう。

注目企業の若手社員が、仕事の魅力を実体験を交えて語る。

三井住友信託銀行

お客さまとの折衝を通じて視野を広げ
金融×不動産のプロフェッショナルに成長

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不動産営業第一部 営業第二課
主務
櫻井晃陽
ゼネコンに勤める父の影響で子どもの頃から不動産に興味を持つ。早稲田大学商学部在学中に宅地建物取引士に合格。卒業後、2021年に三井住友信託銀行に入社。不動産業務サービス部で基礎知識を学んだ後、念願の不動産営業第一部に新卒として初めて配属される。現在は大型物件の売買仲介にメイン担当者として携わっている

人が行き交う街、ビルや商業施設などの建造物を眺めるのが好きな私は、不動産の仕事に興味を持っていました。三井住友信託銀行は金融業界に属しますが、不動産事業においても高い実績を誇ります。自分の目指す仕事であると共に、ビジネスにも生活にも不可欠な金融の知識を身に付けられると知り、入社を決めたのです。

入社後に配属されたのは、不動産事業の中でもトップクラスの収益を誇る現在の部署でした。経験豊富な上席・先輩たちが携わる物件の規模は数百億円。不動産だけでない多様な業界のお客さまとの接点が多いのは信託銀行ならではと感じました。そして、その方々にとって、不動産売買は収益目的だけではなく、ビジネスを成長させる重要な手段でもあることを知りました。おかげで、入社前より不動産に対する視野が広がったと感じています。

入社2年目に担当した売買仲介案件では、さらに別の魅力に気付きました。関西の主要駅前の賃貸住宅・オフィス・ホテル・温浴施設を備える複合施設。数百億円規模の大規模案件でした。そんな中、不動産投資のプロである売り主さま・買い主さまと比較し、圧倒的に知識や経験が不足していた私は、両者の意向をくみ取りながらうまく調整することができませんでした。部の収益を左右する案件でもあったことから心配した上席との面談では、諦めたくないという気持ちから「最後まで担当させてください」と直訴。私の思いを受け止めてくれた上席のサポートのもと、なんとか契約を成立させることができました。大規模案件を完遂できたことは、貴重な経験となりました。

言葉の裏に隠れた意図を引き出し
関係者間の折衷案を生み出す

関西の案件では、上席から「商談では相手の裏の意図を引き出すことを心掛けなさい」とアドバイスをもらいました。ただ売り主・買い主の言葉通りに動くのではなく、会社の方針など双方の背後にある事情をくみ取る。そして、優先すべきことを判断し、落としどころをつくる。上席のアドバイスを少しずつ実践したことで、難易度の高い取引をまとめることに成功したのです。入社4年目の現在は、自分で課題を解決できる場面が増えてきました。その後、別の大規模案件を担当した際に、上席から「櫻井一人に任せる」と言われた時はうれしかったですね。

今後の目標は、より専門的な金融知識を習得することです。信託を活用し不動産を有価証券化する不動産証券化、不動産収益を活用したノンリコースローンなど、信託銀行の当社だからこそ学べる手法が豊富です。そんな環境で、どんな案件にも対応できる、金融×不動産のプロフェッショナルを目指します。

制作担当/薄井真理子

やって分かった仕事の魅力

幅広い不動産案件に携わり
自らの手で街の一部をつくる
若手から大きな裁量を与えられ
数百億円の案件を担当できる

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