入社後に「成長できる環境」をどう見極める?
企画者が教えるインターン活用ポイント
不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。
デロイト トーマツ グループの一員として、企業の持続的成長や競争力の向上に向けた経営変革を、サイバーセキュリティの面から支援している
インターンシップの特徴は、限りなく実務に近い体験ができる点です。例えば、提案資料を作成する際は、実務と同様のフォーマットを使用します。提案内容だけでなく、資料の構成まで細かくアドバイス。なぜなら、実際の提案相手は過密スケジュールで働く現場責任者やCxOクラスであることもあります。数千万円規模の案件を任せてもらうには、資料一つでも細部までこだわり、短時間で信頼を得なければなりません。
また、私たちが扱うのはサイバー攻撃など、企業活動を止めかねない重大なテーマ。そのため、正確な現状把握と分析に基づいた堅実な提案が求められます。情報ろうえいの原因は何なのか、脆弱性はどこにあるのか、クライアントの課題を漏れなく調査。得た情報をもとに今後の防止策として、従業員向けの研修や社内システム運用の改善を含め、継続性やコストなどさまざまな観点で、あらゆる手段を検討します。綿密な情報収集と地道な試行錯誤のサイクルを繰り返す中で、ご自身が面白さやワクワク感を感じられるかどうかに着目してみてください。専門性と卓越した思考力を習得し、市場価値の高い人材を目指したい。そんな方はぜひ、DTCYのインターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。
プロジェクトの進め方、資料作成など、実際にDTCYのコンサルタントが行っている方法でアドバイスをするので、ワークでも実践してみてください。働くイメージがより具体的に湧くと思います
複雑なサイバーリスクに対処するには、技術以外に経営や法律など幅広い知見が必要。理系、文系問わず強みを活かせる環境があるので、まずは参加することで、将来の幅を広げるきっかけになるかもしれません