トップカンパニーで働く先輩たちに聞く!
そもそも、インターンシップって何?
「インターンシップ」って、どんなことをするの? 一体、何のために参加するものなんだろう? そんな疑問を持っている人も多いかもしれない。そこで今回は、トップカンパニーで活躍する先輩たちに、過去の体験談と、インターンシップ参加を有意義なものにするコツを聞いた。
経営戦略立案や構想策定から業務改革・設計、システム開発・導入までの全ての領域を手がける、日本発の総合系グローバルコンサルティングファーム。世界33カ国65拠点に広がるネットワークを有する
私が参加した当時のテーマは、誰もが知るインターネット企業の海外展開における新規事業を提案すること。既存事業の分析や現地のマーケット・競合企業のリサーチ、参入障壁の検討などを徹底的に行い、中間発表では自信を持って提案しました。しかしコンサルタントから返ってきた言葉は、非常に厳しいものでした。
「新しいビジネスを育て定着するまで実行するのがコンサルタントの仕事」
コンサルタントは良いアイデアを考えるだけでなく、共に実行までやりきることが大事なのだと痛感しました。わずかな時間で、再度「どうすれば実行できるのか」「どうすればビジネスとして成功するのか」妥協することなく考え抜き、最終日を迎えました。
提案相手はクライアントの経営者に扮した執行役員。提案の冒頭には、新規事業によって実現させたいこれからの社会をグラフィカルに表現したスライドを用い、心を動かせるようなプレゼンを目指しました。いただいたのは「この企画なら投資の価値がある、熱量が伝わってきた」というお褒めの言葉。コンサルタントはロジカルさだけでなく、心を動かすために強い思いを伝えることも大切だと学びました。
インターンシップの経験を通して社会に対してより大きなインパクトを与えられるコンサルティングこそが、やりたい仕事だと気付きました。
さらに、業界全体や社会の課題解決を成し遂げるために、社内外の多様な人材と共創することができるアビームなら、目指すコンサルタントになれると確信しました。現在は海外出張も経験しながらグローバルな環境で成長を感じています。インターンで実際にコンサルタントの業務を体験し、やりがいや成長を実感できたことが、私の人生を決める転機となりました。