ビジネスプロフェッショナルが解説
「真の企業力」を見抜く方法
会社の良しあしは「知名度」だけでは測れない。これから先も長く発展し続ける会社、急成長を遂げる可能性を秘めた伸びしろのある会社は、どうすれば見極められるのだろうか。企業経営、組織開発・採用のプロフェッショナルたちが、各社の事例を用いて「真の企業力」を見抜く方法を解説。インターンシップで確認すべきポイントも紹介する。

執行役員 パートナー・新卒採用担当パートナー
多様な専門家の協働で社会の重要課題を解決し
クライアントと共に未来をつくる
PwCコンサルティングは、社員・職員一人一人の卓越した専門性とコラボレーション文化を基盤に、社会の課題解決と持続可能な未来の創造を目指す企業です。国内外のネットワークを最大限に活用し、専門性を備えた多様な人材がクライアントに最適なソリューションを提供。当社では業界固有の専門知識を備え、ソリューションチームと連携することで戦略、IT、チェンジマネジメントなど幅広いニーズに対応しています。また、監査、税務、法務、ディールといった他分野の専門リソースを統合し、柔軟かつ効果的なプロジェクト運営を実現。さらに、グローバル規模のコラボレーションを通じて国内に不足する知見を迅速に調達し、国境を越えた連携によるプロジェクト推進も可能にしているのです。
象徴的な事例として、大手メガバンクの新会社設立プロジェクトがあります。この案件では、法務・税務、会計、事業計画、ブランディングにわたる包括的な支援をわずか2カ月で完遂し、会社設立を成功させました。これはPwCの組織横断の協働と、高度な専門性を有する人材の力によるものです。
こうした強みを背景に、PwCコンサルティングはクライアントと共に社会的価値の創出を推進し、持続可能な社会を目指しています。職員が主体となって取り組む社会貢献活動やプロボノ支援は、幅広い視点を活かし参加者の成長を促進。例えば、『ソーシャル・インパクト・イニシアチブ』では、社会的価値を起点とした課題解決を担うコンサルタントの育成と、直接的な社会課題へのアプローチを両立しています。
PwCコンサルティングにとって成長とは、単なる収益向上にとどまらず、信頼を基盤とした持続可能な価値を創出すること。この信頼こそが、クライアントや社会全体の発展を支える原動力であると確信しています。私たちは、これからも多様な専門家の力を結集し、社会の課題解決に取り組みながら、クライアントと共に未来を切り開いていきます。
一人一人が強みを見つけ個性を磨くことが
才気あふれる卓越したチームをつくる
企業の成長可能性を見極める際に、注目すべきポイントは大きく二つあります。一つ目は、成長機会の豊富さ。PwCコンサルティングでは職員の成長を促すため、若手にも難易度の高いプロジェクトを任せています。挑戦機会を提供できるのは、チームワークを重視した組織体制と上司や先輩から支援を受けられる環境があるから。先輩職員がキャリアアドバイザー役を務める『コーチング制度』を導入し、将来を見据えた対話を通じて、若手職員が自身の強みを確立できるようサポートしています。また、部門横断の協働プロジェクトも多く、多様な専門性や価値観に触れる機会から自身の強みを再認識しやすいのも特徴です。さらに、新たなキャリアの可能性に気付いた場合は、『オープンエントリー制度』を活用し、PwCの各法人や国内外部機関への異動希望を出すことも可能。自身が望むキャリアや究めたい専門分野を自律的に選択できるフィールドが広がっています。
二つ目は、多様性を活かしたチーム力です。先ほどお話しした通り、複雑化の一途をたどる現代の課題は、画一的な人材だけでは解決できません。そのため、異なるバックグラウンドや専門知識を持つメンバーが協力し、チームとして価値を発揮できるかどうかも企業の成長可能性を図るポイントです。その点、PwCコンサルティングは互いの価値観を尊重する文化があり、職員一人一人の成長を支え、多様性を活かしながら卓越した専門性を発揮できるチームを目指しています。そして、この文化こそが私たちの持続的な成長と価値創出の原動力だと信じています。
就職活動中の皆さんが、企業の特色や文化を深く知るには、インターンシップが絶好の機会でしょう。PwCコンサルティングのインターンシップには、若手職員から経営層まで幅広いメンバーが集います。ぜひ全員と対話を重ねて、多様性に満ちた職場文化やビジネスの最前線で働くプロフェッショナルの輝きを肌で感じてください。
制作担当/須子田夏海
「企業力」を見抜くには・・・

そこに成長企業の本質がある