2024/5/09 更新
PwCコンサルティング

PwC Japanグループの一員として、企業戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供。世界151カ国・36万人以上のPwCグローバルネットワークを駆使し、複雑化・多様化するクライアントの経営課題の解決を支援している

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PwC Japan合同会社 人事部 新卒採用チーム
マネージャー
小關悠里

2017年、PwC Japan合同会社に中途入社。海外事業を手掛けるベンチャー企業や在ホノルル日本国総領事館、人材紹介会社起業など、人事領域で培った知見を活かし、PwCコンサルティング合同会社のさまざまな職種採用に従事。現在は同社の新卒採用全体を統括している

どんな些細な仕事にも愚直に取り組むことで
顧客から信頼されるプロフェッショナルに成長できる

私たちは「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」というパーパスの下、世界で最も信頼され存在感のある、プロフェッショナル・サービス・ネットワークを目指しています。質の高いソリューションを提供し、クライアントのビジネスを成功させるために当社が求める人材は、「コンサルタントとして“プロフェッショナル”を目指したいという意欲がある方」です。当社が考えるプロフェッショナルとは、「クライアントに寄り添い、結果にコミットできる人材」。コンサルタントという職種は、結果を出すことが求められますが、その対価として費やした時間がベースとなります。その分、クライアントの期待値が高くなるのは必然。求められる成果の発揮に向け、クライアントと対等に会話をするための知識の習得や細やかなコミュニケーションといった行動を継続できることが重要です。また、市場ニーズという観点からみても、どの企業もDX推進に注力していたコロナ禍を抜けた今、企業の課題はDXから派生したセキュリティー強化やデータ活用、あるいは経営戦略における未来創造など、多種多様になっています。そこで正しいニーズを捉え、最適な価値を提供していくには、前線の現場に立つ個人の成長が不可欠。そのため選考時においては、成長への意欲や姿勢を重視しており、学業の専攻などは問わない採用を行っています。

強力な個の力を集結したPwCJapanグループの最大の強みは「横のコラボレーション」ができること。世界151カ国・36万人以上が所属するPwCグローバルネットワークには、M&Aや税務、法務などを担う多様な法人があります。クライアントの課題に対し、国内外で組織を横断しながら、複数のプロフェッショナルが協業して課題解決を目指す場面も珍しくありません。その結果、高度な成果を出せるだけでなく、自分自身も専門性を磨きながらキャリアを構築していくことが可能です。また、自身の専門性を問い続ける習慣が身に付くこともコラボレーションの利点の一つ。自己の強みを磨き上げながら、足りない点は他のプロフェッショナルに学ぶという成長プロセスが自然と形成される環境があります。一方で、成長意欲は重要ですが、「早期立ち上がり」にこだわる必要はないと考えています。なぜならば、与えられた業務の大小にかかわらず、取り組む仕事の目的を理解し、先を見据えて動くことが最も大切だから。仕事というのは一見地味なことに取り組まなければならない場面が多いです。例えば、議事録を作成するにしても、最初は単語の意味を理解するために全てを聞き直して、調べ、まとめ直すということを繰り返すことが必要になるかもしれません。しかし、このように泥くさくとも、一つ一つの業務に意味づけをしながら愚直に取り組むことが、知識の習得やクライアントからの信頼獲得につながります。そして、数年後、数十年後の成長度合いも格段に変わってくるのです。

また、やりたいことに固執しすぎると、成長のチャンスを逃してしまうかもしれません。与えられた仕事を「まずはやってみる」というのは力になります。なぜなら、当社では個々のキャリア構築を考慮した上でプロジェクトへのアサインを行っているからです。一人一人に、コーチと呼ばれる上位職の従業員がつき、キャリア形成に伴走。専門領域の軸を作りながら、キャリアの幅を広げていけます。もちろん、コンサルタントとしての素養を身に付けた上で、やりたいことを発信する姿勢は大歓迎です。当社には『Speak Up(スピークアップ)』という文化があり、年次にかかわらず声を上げることを推奨し、その声を積極的にくみ取っていきます。

正解のない問いに対して行動し
自分なりの答えを生み出す

「失敗を恐れず挑戦し、学び続けられる」ことは、入社後に飛躍するための大きな要因となります。コンサルタントは、解がない仕事に取り組まなくてはなりません。インターネットで簡単に情報を取得できる現代社会で、リサーチしても答えが出せない問いの解を導き出してほしいからこそ、クライアントは私たちに対価を支払ってくださっています。その時に失敗を恐れずに試行錯誤を繰り返しながら、自分で答えを出すのがミッションです。昨今、入社直後から能力が高い優秀な人材が増えたと感じます。一方で、人生で失敗をした経験がない方が多いのも最近の傾向。挑戦し、ときには失敗する。そしてリカバリーしたという一連の経験を持つ方は、仕事でも同様に困難を乗り越えられるのです。

だからこそ、ぜひ学生の皆さんには、今のうちに「答えのないことをやってみる」ことを推奨します。例えば旅行先で、アプリを使わず紙地図をもとに歩いてみる。現地で人から情報収集をするなどもお勧めです。その結果が成功でも失敗でも、自分で行動して答えを出した経験はあなたの自信につながり、人間的な魅力も増すでしょう。

就職活動時の職業選択も、自分で答えを出すことの一つです。インターンシップや社員面談などで自ら社風を体感してみてください。そして、最初から特定の業界や企業に絞るのではなく、幅広い選択肢を見た上で、キャリア選択をすると良いでしょう。さまざまな業種を知り、あらゆる企業の優秀な人材の話を聞けるのは、新卒の就職活動時の特権です。労力をかけるのに、無駄なことはありません。多くの可能性を検討した上で、自分が活躍するイメージを強く持てる環境を選んでみてください。

スタッフ間のコラボレーションを促す「共創」をテーマとしたオフィス。互いにアイデアを発信し、新たな価値が生まれる空間となっている
面接で出会った
活躍すると確信した3人

理想のコンサルタント像を
自分の言葉で明確に語れる

ある技術系専攻の学生は、学んだ技術を使うのではなく、活かす立場に魅力を感じ、コンサルタントを選択。一見、バックグラウンドが無関係のようでも、「どのようなコンサルタントになりたいか」まで明確な人は、着実にキャリアを築けるケースが多いです

社員と交流機会を持つなど
周囲を巻き込み行動できる

留学をはじめ、いろいろな課外活動を行うなど、豊かな経験を得るために自ら行動していた学生。内定を獲得してからも入社後を見据えて積極的に社員と話しフィードバックをもらう機会を得ていました。実際、早期から裁量のある任務を任され、希望通りに早期昇進をかなえています

「一生懸命に取り組んだ」と
胸を張れる経験がある

クライアントワークの中で若手に求められるのは、スキルや経験よりも謙虚さと素直さ。部活や趣味など、何かに打ち込んだ出来事があり、目の前のことに誠実に取り組んできた人は、クライアントからも信頼され、自身もやりがいを持って働いている印象です


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