先端技術を活用し、金融・製造・通信・公共分野など、官民問わず幅広い領域にて付加価値の高いITサービスを提供。戦略立案から開発・運用までトータルで手掛け、国内外のさまざまなビジネス変革や社会課題の解決を支援している
2021年に国際教養学部を卒業後、新卒で同社に入社。入社後はマネージドサービス『Mana PlaS』の開発・運用に従事し、現在も同プロジェクトを担当。スマートシティー運用基盤の企画やSalesforceアプリケーション開発なども手掛けている
最先端のITプロジェクトに果敢に挑戦
自らの市場価値を高めキャリアの選択肢を広げていく
幼い頃から好奇心旺盛だった私。さまざまなことにチャレンジしたい性格で、中学・高校ではバレーボール部に、大学では英語サークルに所属。在学中にイギリスへの留学も経験しました。そんな私が就職活動で大切にしていたのは、多種多様な挑戦ができる会社で活躍したいという思い。そして結婚や出産などのライフイベントを経ても長く働きたいという2つの軸です。コンサルティングファームやメーカー、保険など選択肢を絞らずにエントリーする中で出した答えは、多くのスキルを身に付けるほど市場価値が高まり、将来のキャリアが広がるIT業界でした。希望の道を定めた際に出会ったのがNTTデータです。入社前は、安定した風土のもとで働く社員が多い印象が強かったのですが、選考が進む中で若手社員が果敢に挑戦する文化が根付いていることを知りました。入社の決め手になったのは現場で活躍する社員への憧れ。自分の芯はありつつも周囲との調和も大切にする人間性に引かれ、いつしか自分もそうなりたいという思いが強くなり、当社の門をたたきました。その後は、ネットワークソリューション事業部に配属され、現在は開発チームの一員としてDXの推進を実現する『Mana PlaS』の開発・新機能の検討などを担当しています。1000人以上が利用する同システム開発の仕事は、複雑で問題点がどこなのかすら分からないことも。その分、チームメンバーと協力して、課題を解決できた時の達成感ややりがいは格別です。
自発的に手を挙げ挑戦し
困難な壁を乗り越える充実感
これまで経験した中で印象的だったのが、入社直後に開発の全工程を一人で担当したSalesforceのアプリケーション開発です。技術力をさらに磨きたいと教育担当のトレーナーに相談し、任せてもらったこのプロジェクト。苦戦したのは開発期間の短さです。わずか3カ月でリリースする必要があり、初めての仕事に不安で一杯でしたが、困難を乗り越えるため必死に考え抜きました。まず工夫したのは、開発手法。NTTデータでは仕様や工期を事前に決めたうえでリリースするケースが多いのですが、期間短縮のためにあえて仕様を固めず、機能ごとに設計・実装・テストを繰り返しながら品質を改善していくアジャイルという手法を選択。また、先輩や上司を巻き込むことも心がけました。レビューを受けたことはノウハウとして蓄積。一つずつできることを増やしていき、スキルを習得していったのです。こうして試行錯誤を重ねた末、無事にシステムはリリース。事業部内でも新人が開発から運用まで一人で担当したことが周知され、携わったシステムが使われるのを目の当たりにした瞬間の感動を今でも覚えています。振り返ってみると、新人のうちから難易度の高い仕事を経験できたのは先輩やトレーナーが熱心に支えてくださったから。また、技術的な研修など自発的に学べる会社の仕組みも私の成長を後押ししてくれました。ITの仕事はハードルが高いと感じるかもしれませんが、意欲があれば、自ら可能性を広げられます。もし仕事選びに迷っているなら自分自身について徹底的に分析してみてはいかがでしょうか。私自身、学生時代に経験したバレーボールや英語サークルのようにチームで課題を乗り越えるプロセスに面白さを感じていたことを発見できたのも自己分析のおかげです。現在はプロジェクトのメンバー全員で協力し合いながら直面した課題を解決するためにはどうすればいいか思慮を巡らし、充実した日々を過ごしています。就職活動時に抱いていた「多様なキャリアが用意されている環境で挑戦したい」という思い。あの時の理想に向けて、今、一歩ずつ前進できていると感じています。
一人でアプリケーション開発 大きな達成感を得る
技術力を高めたいという思いから手を挙げ、とあるシステムの課題抽出から保守運用まで全て一人で担当することに。初めて体験する業務に苦労しましたが、開発したアプリケーションが使われているのを見て大きな喜びを得られました
大規模改修プロジェクト初参加 慣れない業務に苦戦
複数の関係者を巻き込んだ初プロジェクト。エラーの発生など想定外のトラブルに遭遇し、無力さを覚えましたが、同時に先輩や上司の支援が学びに。作業の段取りやスケジューリングなど事前準備が重要であることを実感しました
インターン生の受け入れ 対応経験ゼロから挑戦
ナレッジが全くない状態で、『Mana PlaS』チーム初のインターン生受け入れを実施。入社1年目ながら、約2週間のインターンの企画から実行まで担当。初の試みに戸惑うも、最後までやり切れたことで自信につながりました
スマートシティー基盤の企画 レベルの高さに刺激を受ける
立ち上げプロジェクトに企画段階から参加。これまで経験した追加開発や維持運用とは異なり、企画や英語を使った業務に刺激を受けました。ベテランの先輩との協働により、自分自身の成長の糧になったと感じています