2022/11/01 更新

ゴールドマン・サックス

レベニューサイドの構想を
具現化する立役者として
プロジェクトを推進する

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業務統括本部
レポミドルオフィス
チームリード
小出知明

高校まで発展途上国で過ごした経験から、早稲田大学政治経済学部在学中は、NPO法人での人道支援に携わる。2019年に同大学卒業後、ゴールドマン・サックスに入社。業務統括本部(オペレーションズ)に配属となる。21年より、債券貸借取引(レポ取引)のミドルオフィスチームにて、チームリーダーとして活躍

成長を加速させる3つの思考法

時間×幅×深さ×ツールこれらを掛け合わせ知識の体積を増やす

時間をかけて学び、見識の幅を広げ、理解を深めていく。さらにはBI(ビジネスインテリジェンス)やAIなどのツールも駆使することで、加速度的に知識量を増やせますし、知識量に比例して活躍の幅も広がります

タスクの優先順位を明確に決め仕事の効率を上げる

タスクを緊急度・優先度で分類することで、不必要にナーバスになったり、不要なタスクに時間やリソースを割いたりする必要もなくなります。結果的に効率が上がるだけでなく、心身の健康にもつながります

新たな挑戦をする時こそ固定観念にとらわれず果敢に提案をする

新たな挑戦は当然リスクを伴いますが、挑戦せずに現状に甘んじることで思わぬ損失を出すかもしれません。「失敗するかもしれない」「既存のフローの方がいい」という固定観念こそが、リスクであると考えます

「20代のうちに、どれだけ成長できるか」という軸で就職活動をする中で、ひときわ成長できそうだと感じたのがゴールドマン・サックス(以下、GS)でした。面接からして型破りで、面接官とのディスカッションを通して本質的な思考力を見極めようとする選考形式は非常に印象に残りました。
私が配属されたのは業務統括本部(オペレーションズ)の債券貸借取引チーム。お客さまの資産を円滑に運用すべく、サポートをする部門です。入社前は「レベニューサイド(セールス、トレーダーやストラクチャリング)の指示通りに動くだけなのでは」と考えていましたが、実態は全く異なりました。レベニューサイドがお客さまにご提案した構想を“机上の空論”にせず、具現化していくためのプラットホームやパイプラインを構築していく。それこそがオペレーションズの役割だと知り、ビジネスの根幹をつくり上げていくという大きな責任を伴う業務に胸が高鳴ったのをよく覚えています。
入社後の数カ月は、トレーニングを通して、基礎的な知識やスキルを身に付けた後、債券貸借取引のプロジェクトに従事。3年目からチームリーダーを担うことになりました。
オペレーションズの仕事の面白さでもあり難しさでもあるのが、取引全体を俯瞰しながら、どのようなリスクがあるかを予測し、適切に管理しながらプロジェクトを完遂させなければならないこと。レベニューサイドが「アクセル」だとすると、オペレーションズは「ブレーキ」です。金融取引に潜むリスクを見定め、的確な進め方へと導くオペレーションズに対し、レベニューサイドたちは敬意と信頼を寄せてくれています。だからこそ、新しい取り組みを行う際、彼らはいつも相談に来てくれます。GSにおいては、異なる部門のエキスパートたちがそれぞれの役割を果たしつつも、大きな一つのチームとして協働し、ダイナミックにプロジェクトを推進しているのです。
オペレーションズの業務に従事する中で、印象に残っているプロジェクトがあります。オーストラリアマーケットにおける債券貸借取引の決済指図変更という大規模なプロジェクトだったのですが、案件の途中でまだ入社3年目だった私が、リーダーを任されたのです。慣れないマネジメント業務に悪戦苦闘する中で、追い打ちをかけるように決済者の変更がありました。変更に伴い、決済で必要なデータ量が大幅に増加。それを全て決済システムに盛り込み、スムーズに取り出す方法をテクノロジー担当者やオーストラリアにいる決済担当者と共に模索する工程は容易ではありませんでした。大変だったのは、どんな変更があろうと、締め切りを後ろ倒すことは許されなかったこと。質とスピード、どちらも妥協できない中で、確実に成果を出すためのかじ取りをする。そんな貴重な経験を、若手のうちからさせていただけたのは、私にとって財産となりました。

着実にキャリアを築き
後進の育成も手掛けていきたい

現在私は、GSではあまり扱ってこなかった新興国の債券貸借取引に従事しています。韓国、シンガポール、インドネシア、タイ......世界に眠る商機を掘り起こすインパクトの大きいプロジェクトにおいて、構想を実現していけるのは、やはり手応えがあります。
最近では何か問題が起こると、名指しで頼られることも増えました。このような時は、価値を発揮できている実感も得られます。しかし、私にはまだまだ成長の余地があります。もっと経験を積んで成長し、社内でさらに影響力を持てる立場を目指したいですね。その上で、次世代を担う若手の育成にも貢献していきたい。私のキャリアはここからが本番です。

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