2022/5/11 更新
先輩社員46人に聞きました!

仕事で視点が上がった瞬間

多様な仕事、働き方の選択肢が存在する今、納得感のある仕事人生を送るためには「やりがい」や「事業への共感」が欠かせない。では、各社で働く先輩社員はどのようにして「共感できる会社」を選び、働く意義を何だと捉え、その場所でどのような成長を遂げているのか。後悔のない職場選びを成功させるためのヒントを探る

デル・テクノロジーズ

世界180カ所以上に拠点を持つ総合IT企業Dell Inc.の日本法人。パソコン、サーバー、ストレージ、ネットワーク、クラウド導入支援、セキュリティーサービスなどの包括的なITソリューションを提供

私の視点が上がった瞬間

顧客ファーストなDX提案を通して
働く意義が自分軸から顧客軸へ

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データセンターソリューションズ事業統括
内勤技術営業
小林宙洋

静岡大学理学部地球科学科卒業。2017年にデル・テクノロジーズに入社し、DELL製品の保守業務と並行しながら、多くのIT資格を取得。現在は内勤技術営業としてITインフラの領域から企業のDX推進を支える

地質学を専攻していた私がIT業界に興味を持ったのは、ITが社会に与える影響力の大きさに引かれたから。当時はAIやIoTという言葉が浸透し始めた頃で、新しい技術を用いて世の中をより良くできる仕事と聞き、胸が躍りました。中でもデル・テクノロジーズへ入社を決めたのは、世界屈指のシェアを誇る総合ITベンダーであったこと。加えて、新卒の半数以上が文系と文理問わず挑戦できる社風だったことが理由です。

将来的には内勤技術営業を目指したいと思いましたが、まずはIT知識の基礎固めが必要と考え、多くのIT製品に触れられるテクニカルサポート配属を希望。最初はパソコンの主要パーツさえ知りませんでしたが、数カ月間の研修で基本から学べたので未経験でも問題なくキャッチアップできました。むしろ知識習得がモチベーションとなり、Dell Technologies認定資格やCCNAなどIT資格を複数取得しました。

そして社内公募制を利用し、2021年に内勤技術営業へ異動。当社では全世界のオープンポジションが開示されており、一定の経験を積んでいれば誰でもチャレンジできる制度があります。一人一人の理想のキャリアを大切にする風土のもと、目標に向かって新しい一歩を踏み出した私に任された業務は、中小企業向けのDX支援。お客さまが置かれている状況や課題を把握し、課題解決に最適なITソリューションを提案していきます。エンタープライズ案件の司令塔としてチームを牽引し、コンサルティングを行う内勤技術営業において「顧客ファーストの姿勢」は欠かせません。グローバルに展開している当社は世界中のあらゆる業界に導入事例があります。そのため、国内外の知見を活かし、企業それぞれのニーズや課題に即した最適解を追求できる点が大きな強み。自社の多様な製品だけでなく、他社製品・サービスをも組み合わせたカスタマイズの提案、DX戦略の提案が可能です。

徹底した顧客ファーストの仕事を通して、働く姿勢も少しずつ変わってきました。入社当初は「ワクワクしたい」「知識を深めたい」など、自分起点で働く意義を見いだしていましたが、今はお客さまにとって価値あるものを提供したいという顧客起点のモチベーションが強くなっているのを感じます。

リアルな情報に触れることで
企業の本質が理解できる

顧客ファーストの思考が定着して以来、日々の行動も変化しました。お客さまからDXの市場動向や技術のトレンドを聞かれる場面が増え、さらにアンテナを張って情報をキャッチアップしています。これまでは自分の知識向上を目的に情報収集していましたが、「お客さまにとって有益な情報は何か」という視点で情報を取るようシフトしました。

視点の変化は、日常のふとした瞬間にも表れます。例えば最近、甥がオンライン授業を受ける姿を見て、「タブレットで教科書をめくる動作データを蓄積し活用することで、授業のDXに役立てられないか」という考えが浮かびました。ささいなことですが、これも顧客視点・ユーザー視点が身に付いたことによる変化だと感じます。

こうして視点を高められたのも、当社の環境で日々チャレンジできているから。進みたい道が見つかるタイミングは人それぞれです。だからこそ就職活動では、理想のキャリアに挑戦できる環境やカルチャーがその企業にあるかを見極めることが重要だと思います。インターネット上の情報だけでなく、社員の方と話すなどしてぜひリアルな情報にも触れてみてください。そうすると企業の本質が見え、目指したいキャリアが実現できる場所か判断しやすくなるはずです。


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