入社後に「成長できる環境」をどう見極める?
企画者が教えるインターン活用ポイント
不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。
デロイト トウシュ トーマツ リミテッドのメンバーファームの一員。監査・保証業務、リスクアドバイザリーなどのサービスを提供する日本最大級の監査法人
インターンシップの最大の特徴は、一流企業の経営層の〝かかりつけ医〞として活躍するコンサルタントの思慮の深さやレベルの高さを間近で感じられること。現役のコンサルタントが各グループにつきっきりでアドバイスをするだけでなく、最終日には、同じテーマで実際にクライアントへ提案したコンサルタントの、模擬プレゼンテーションを見ることができます。提案内容はもちろん、資料やプレゼンテーションなどのレベルの高さに圧倒されることでしょう。大企業の経営層を相手に仕事をするトッププレーヤーたちは、一流の経営層の方々のレベルを上回る専門知識やサービスを提供しなければなりません。常に知識をインプットし続け、プロジェクトの中で得た知見も応用させながら、プロの経営者たちと渡り合っているのです。そんなコンサルタントの本気の仕事を目の当たりにすることで、現在の自分との差分を知り、入社後の伸び代を感じ取れるはず。コンサルタントとして働くイメージをリアルに想像し、将来の自分を想像しながら取り組んでみてください。
実際のコンサルタントの業務は、情報収集と思考の繰り返し。その疑似体験ができるワークショップから、知的体力を鍛え続ける厳しさを体感し、コンサルタントのリアルな仕事をイメージすることができます
現役コンサルタントとの触れあいや同じ志向の学生と協働するワークショップから、ワクワクする感覚が得られるかを確かめてください。それがコンサルタントの適性を判断するヒントとなるでしょう