2022/5/11 更新

みずほリサーチ&テクノロジーズ

2021年4月にみずほ総合研究所とみずほ情報総研が統合して誕生。両社の強みであるリサーチ力、コンサルティング力、IT提案・実装力を組み合わせ、レベルの高いソリューションと新たな価値の提供を目指している

私の視点が上がった瞬間

早期にプロジェクトリーダーを経験
「関係構築力」の重要性に気付く

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第1事業部 第3部
北原 崚太郎

大学卒業後、みずほ銀行の大規模システムの開発に加え、医療や保険など異なる分野のシステム開発にも幅広く携われる点に惹かれて入社。現在は、銀行システム部門に所属し、お客さまが店頭で使うタブレット端末の開発などを担当している

大学時代は情報系学科にて、プログラミング技術やソフトウエア開発にまつわる知識を習得しました。将来はIT分野で活躍したいと考えていましたが、中でも当社を選んだのは、日本経済の屋台骨を支えるメガバンクのIT領域を担う会社だという点でした。大学時代の研究テーマがATMに関する「システムの冗長化」だったこともあり、金融業界のシステム開発に興味を持ちました。また、大規模プロジェクトで手腕を発揮できる環境は大きなやりがいが感じられると考えたことも入社の決め手の一つとなりました。

入社から現在に至るまで、銀行システムに関わる大小さまざまな規模の案件を担当しています。主な業務は、銀行員が扱う金融専用端末のアプリ開発や開発後の保守業務です。行員の要望に応えながら、より使いやすい画面への変更や項目追加などを行っています。

私の視点を上げるきっかけとなったプロジェクトは二つあります。まずは、銀行員が扱う金融専用端末にRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入した際のこと。口座開設業務などにおける端末操作を自動化し、銀行員の事務効率化を図ることが狙いでした。1年半程度をかけて、15名程で開発を進める中、入社4年目で初めてプロジェクトリーダーを経験。全体の進捗管理に加え、打ち合わせ、メンバーの役割分担・管理など、一人一人との「関係構築力」が求められました。仕事は一人一人異なる価値観を持つ大勢と関係を持つことで初めて円滑に進みます。だからこそ、常に関係者と意思疎通を図り、主体的に情報発信することが重要です。手探りな状況ではありましたが、以降の仕事に対する姿勢に大きな影響を与えました。

二つ目のプロジェクトは、みずほ銀行の勘定系システム全体に大きな影響を与えるお客さま向け店頭ダブレット端末のアプリ開発です。多い時期で150名程のチーム体制で1年半程をかけて行いましたが、このプロジェクトは、さまざまなサブシステムに影響を及ぼすため、関係部署との連携は非常に重要なポイントでした。プロジェクトの目的や背景、リリースに伴う影響などを説明し、理解していただいた上でテストを実施してもらう。関係構築やコミュニケーションがうまくいかなければ、プロジェクトも思うように進みません。また関わる人数も一つ目のプロジェクトから比べ物にならない程増え、より迅速で円滑な関係構築が必要でした。無事業務を完遂できた際には、大きな達成感を、実際に銀行で端末を操作する一般の方々を見た際には今までにない充実感を得ることができました。今後はバージョンアップも計画しており、PMOという新たな立場で案件を推進しています。さらなる新しい挑戦に期待で胸がいっぱいです。

入念な企業研究と自己分析が
大きなやりがいを得るための鍵

就職活動で意識すべきポイントは、やはり「企業研究」です。当社でいうと、金融だけではない幅広い分野の開発にも携われますし、銀行システムの中でも預金、為替、ローンなど、さまざまな領域を横断的に経験できます。さらに、将来的にはコンサルとして活躍したり、みずほ銀行に異動してユーザー側からシステムに関わったりすることも可能です。私が「多彩なキャリアが描ける」という当社の魅力に気付くことができたのは、十分に企業研究を重ねたからこそだと思っています。みずほ総研とみずほ情報総研が一つになり、質の高いソリューションを提供できることも特徴ですし、社会貢献を重視する風土も特筆すべき点だと感じています。こうした会社の魅力やビジョンを自ら調べて理解し、自分の考え方にマッチするかどうかを見極める。これこそが最も大切なことだと思います。


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