2023/9/27 更新
NTT西日本(西日本電信電話)

日本経済の発展を支える地方企業に
DX推進支援を通じて貢献したい

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コンサルタント系 DXコンサルタント
ビジネス営業本部
エンタープライズビジネス営業部
デジタルデータビジネス担当
山田瑠唯

関西学院大学理工学部を卒業後、地方のDX推進を志しNTT西日本に入社。事業部配属後は数多くのDX推進プロジェクトに参画する。2年目には山口県のDX推進拠点『Y-BASE』の立ち上げに従事。現在も大阪と山口を行き来しながら、DXコンサルティングや拠点の知名度向上を目指したプロモーション活動を実施

現在の仕事内容は?
山口県にあるDX推進拠点『Y-BASE』において、DXコンサルティングとイベントの企画・運営などを行っています。普段は大阪にあるDX共創ラボ『LINKSPARK』で勤務していますが、月に2~3回は山口県に赴き、県内の企業・各自治体が抱えるDX課題に対するコンサルティングを実施。あわせて、Y-BASEをより多くの皆さまに認知していただき、DXに関するリテラシーの向上に貢献するために、生成AIのセミナーやAI・DXソリューション展示会などのDX関連イベントを企画・運営しています。新卒入社4年目ながら責任者として、イベントへご参画いただく企業の選定からイベント企画・運営までを一貫して主導しています。
この仕事を選んだ理由は?
自らの手でDX推進を加速させ、真のICT社会を実現したいと思ったからです。データ分析を専攻していた私は、自然とデータ活用によるデジタル化社会の実現に興味を持つように。しかし学ぶうちに、首都圏の大企業と地方の中小企業では、DX推進の浸透度が異なることを知ったのです。資金やリテラシーによって、享受できるITの恩恵に差が生まれているのは真のICT社会ではない。そこで地域密着型のITビジネスに携わろうと決意し、就職活動をスタートさせました。データ活用の知見を活かすにはエンジニア職がよいと考え、ITベンダーやシステムインテグレーターなどを志望。しかし、どの企業も直接的な地域貢献は難しく、悩んでいた時に出会ったのが、NTT西日本のDXコンサルティングでした。先輩社員から聞くプロジェクトの話は、まさに自分の理想そのもの。この仕事なら自分の夢を実現できると確信し、入社を決めました。
仕事のやりがいは?
担当者の声や施策が運用されている姿を見聞きしたり、『Y-BASE』への相談件数が増えたりすることを通して、DXの浸透を感じられる瞬間です。大きな成果は継続した運用の先にしか表れませんが、地域に根差した仕事ができるNTT西日本だからこそ、過程からもやりがいを感じることができます。
仕事の大変なところは?
社運を懸けたDX推進の頼みの綱として、お客さまからの期待を上回り続ける必要がある点です。一つとして同じ事例がない中でコンサルティングを行うのはプレッシャーがあります。ただ、NTT西日本にある、これまでの幅広い事業を通して培った豊富なノウハウと、全国に広がるネットワークが私を支えてくれていると感じます。
今までで一番印象的だった仕事は?
『Y-BASE』の立ち上げメンバーとして奔走したことです。私がプロジェクトへ参画したのは、Y-BASEがまだ構想段階の2021年初め。そこから山口支店と大阪本社あわせて約20名のチームで、拠点構築、ICT環境整備、拠点運用準備などを実施。そして生まれたのが、誰でも専門家への相談やノウハウ共有が行えるDX推進拠点Y-BASEだったのです。しかし、開設直後は相談件数が伸びずに苦戦。ローカルメディアや商工会議所、地域の金融機関に協力を働きかけ、ようやく軌道に乗せることができました。まだ若手の段階から立ち上げプロジェクトを経験できたことが、現在のコンサルティングやイベント企画・運営にも活きていると思います。
仕事を通じてどんな成長ができた?
若手にも責任と裁量ある仕事を任せるNTT西日本の環境のもとで、ビジネスにおける視座が上がったと感じています。入社2年目から最前線で企業や自治体のDXコンサルティングを行い、大規模なプロジェクトを推進する経験を通して、経営者視点での課題発見力、コンサルティング力、情報収集力などを早期から磨くことができています。
今後の目標は?
地域・中小企業の誰もがデジタルを活用できる社会をつくりたいです。地方へのデジタル定着には、地域に密着したDX推進が欠かせません。『Y-BASE』は、地方DX推進の優良事例を増やせる数少ない拠点。この事例を他の自治体にも展開し、理想の地域社会の実現を目指したいと思っています。
自分らしく働ける仕事はどう選ぶ?
仕事を通して何がしたいのかと自分と向き合いながら、先入観にとらわれず、企業の可能性を探してみてください。実際に私もIT×地域活性を実現したいという理想を抱き、多くの企業と接点を持つことで、NTT西日本がネットワーク事業の会社という世間的イメージとは異なり、ITを軸に多様なビジネスを展開していることを知ることができました。

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