三井住友海上火災保険2021/5/14 更新

AIなどを活用したRisTech(リステック)で
「事故のない社会」を創造するイノベーション企業へ

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リーディングカンパニー37社の人事に聞く
学生が知らない成長企業の真実

就職活動に臨むにあたって、企業研究を行う学生は多いだろう。その時に気になるポイントの一つが、会社の成長性だ。では、会社の成長とは何か。その成長を支えるものとは何なのか。そして、成長企業に新卒入社し、働く醍醐味とは……? 国内リーディングカンパニー37社の人事・採用担当者に、各社の事例で“成長企業の真実”を聞いた。

※この記事は特別冊子「インターンシップ・ラボ2021」のweb転載です

三井住友海上火災保険

国内外で損害保険や生命保険、金融サービス、リスク関連サービス事業などを展開。世界42カ国に拠点を持ち、 ASEAN域内では総収入保険料トップクラスを誇る、世界規模で存在感を発揮する損害保険会社

人事部 採用チーム課長代理
島村太朗

「立ちどまらない保険」をテーマに、自動車保険や火災保険などのなじみのある商品から、サイバー保険やM&A保険など数多くの保険商品を国内外で展開しているのが、私たち三井住友海上火災保険(以下、三井住友海上)です。さかのぼること127年間、地域に根差す企業として全国に強力なネットワークを構築。世界でも42カ国で拠点を築いており、日系の損害保険会社としては最大級の規模を誇っています。

特にアジアにおいては抜群の知名度と存在感を放ち、ASEAN10カ国全てに拠点を構える唯一の保険会社グループでもあります。長い歴史の中で積み重ねてきた地域との強固な信頼関係、そしてグローバルに広がる事業規模の大きさが、私たちの強みです。

恐らく学生の皆さんにとって「損害保険会社」とは、不慮の事故があった際に保険金を支払う「『保険商品』を販売する会社」というイメージが強いでしょう。もちろん、それは大きな役割であり、今後も重要で強化すべきビジネスです。一方でお客さま視点を考えたときに、保険金を受け取るだけでは取り戻せない命や暮らし、思い出があることも事実。これからの時代において、損害保険会社がお客さまに提供すべき価値とは「事故が起きない安全な生活」のはず。その思いから今、私たちは「レジリエント(柔軟)でサステナブル(持続可能な発展)な社会の創造」を会社のビジョンとして掲げ、「事故のない社会を創造する」イノベーション企業を目指し、保険の枠を超えた新たなサービスの展開に注力しています。

例えば、日本では建築物の老朽化が進み、台風などの自然災害によるリスクが高まっています。しかし、これらのリスクはIoTセンサーなど先進デジタル技術の活用で抑えられるはず。このリスクを防ぐ新サービスの実現に向けて2020年、シリコンバレーのインシュアテック企業とも戦略提携を結びました。また、ドライブレコーダーを利用した新たなサービスの実証実験にも着手。ドライブレコーダーには、自動車事故が発生した瞬間の映像以外にも多様な情報が記録されています。その中の一つである道路の情報をAIの画像分析技術を用いることで検知し、損傷箇所を発見するという、地方自治体による道路のメンテナンスを効率化するシステムを検討中です。これらは、私たちが注力している「Risk」と「Technology」を組み合わせた「RisTech」の取り組みの一つです。私たちが保有するお客さまや事故のビッグデータを、社内外の多くのパートナーのノウハウと組み合わせ、世の中の社会課題を解決し得る新しいサービスを創造しています。

実現したい未来を構想し実現に向け走り続けられる人

私たちの仕事は「保険商品を販売すること」ではなく、あらゆる社会課題を解決し、事故のない社会を実現させる金融サービスの創造です。そのために私たちが求めている人財とは「世の中を変えたい」という強い意志を持ち、チャレンジ精神にあふれる人です。「こうあるべき」というビジョンや信念を持てるからこそ、現状とのギャップを見つけることができます。その課題解決に向け、お客さまに真摯に寄り添い、社会に貢献することが、私たちの使命です。 

そして三井住友海上では社員の挑戦を応援し、失敗をとがめない風土があります。実際に、先述したドライブレコーダーを活用した社会インフラ支援サービスは、「デジタルイノベーションチャレンジプログラム」という社内アイデアコンテストで入賞した案がベースとなっています。さらに、社員の温かさも魅力です。新入社員を家族のように迎え、上司や先輩が積極的に対話しながらバックアップする「ファミリー制度」には、その社風が表れています。潤沢なリソースと、挑戦できる基盤が整う三井住友海上で、ぜひイノベーションを楽しんでほしいですね。


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