PwC Japan有限責任監査法人2021/4/01 更新

企業活動のリスクを減らし
デジタル社会に信頼を築く

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経営の転換期が到来
コンサルタントの使命とは?

コロナショック以降、企業経営は大きな転換期を迎えている。そんな中、コンサルタントの使命はどのように変化するのか。各社で活躍する現役コンサルタントたちの想いを聞いた。

※この記事は特別冊子「インターンシップ・ラボ2021」のweb転載です
※法人名および所属部署名については、取材当時のものです。

PwCあらた有限責任監査法人

システム・プロセス
・アシュアランス部 
アソシエイト
瀧日 結

立教大学経済学部卒業。2018年新卒として同法人に入職。システム・プロセス・アシュアランス部にて、セキュリティ管理、個人情報保護、内部統制などに関わるアドバイザリー業務、製造業を中心としたシステム監査業務などに従事している

数値を使って社会の動きを分析することに面白さを感じていたこと、また幼い頃から留学したい気持ちがあり、大学ではアメリカ経済を専攻しました。在学中に留学し、その経験が会社選びの価値観を形成してくれました。それは、会社選びで重要なのは「どこに入社するか」ではなく「入社後に自身の市場価値を上げられるか」また「キャリアの選択肢をどれだけ広げられるか」という価値観です。この価値観を前提にした上で、会社選びの三つの軸が決まりました。一つ目は専門性が得られること、二つ目はさまざまな経験を通して視野を広げられること、そして三つ目はグローバルに活躍できることでした。自身の成長に重点を置くと、モノを売るのではなく、自身の知識や経験が商品となるコンサルタントは最適な仕事だと感じたことを覚えています。

そして就職活動中に出会ったのがPwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)です。多種多様な業界に対して、監査業務と監査の視点も取り入れたコンサルティングサービスを提供していること。そして世界中にネットワークを持ち、海外案件への参画機会はもちろん、海外拠点への異動機会も豊富にあること。そんな当法人であれば自身の将来の選択肢を大きく広げられると感じました。何より決め手になったのは、「全員でクライアントのことを考える」というチームワークを重視した風土や社員・職員の温かさです。監査法人やコンサルティング業界に対して「個人主義、実力主義、競争環境」というイメージを抱いていましたが、PwCあらたは、個々のバックグラウンドを活かすことで相乗効果を生み、価値の高いサービスを提供することを大事にしています。その姿勢に強く共感し、入社の意思を固めました。ここでなら、共感できる価値観や人の中で、高い専門性を身に付け、グローバルに活躍したいという想いを実現できると確信しました。しかし、当初から専門領域や希望する業界が明確だったわけではありません。まずは、1~2年目の間にさまざまな業界の多様な案件で経験を積み重ねることで視野を広げ、土台固めをすること。そして培ってきた知識や経験をもとに、自身の得意領域や強みを見つけ、専門領域をつくっていく。それが当時考えていた目標でした。自身の好みの領域や得意領域を最初から決めつけるのではなく、先入観は捨て、チャンスがあれば手を挙げることで、とにかく多くの経験を積むことを重視していました。

監査とコンサルの両軸で企業課題の解決に向き合う

私は入社して現在まで、システム・プロセス・アシュアランス部(以下、SPA)に所属しています。SPAが提供するのは、経営とITリスクが関連するビジネス領域におけるソリューションサービスです。デジタル化が加速している社会において、企業利益を損なうリスクを減らし、デジタル社会への信頼構築をサポートするという目的で、大きく二つのサービスを展開しています。一つは、システムレビューなどの会計監査の支援を主とするアシュアランス業務。そしてもう一つがリスクマネジメントやコンプライアンス対応などのコンサルティング業務です。私たちは、クライアントの業界動向や組織体制などを分析し、そこから考え得るリスクを洗い出し、適切なコントロール体制が構築できるように評価し、アドバイスをする役割を担っています。1年目から直接クライアントとお話する機会も多くあることや、企業活動を分析するにあたって、監査、リスクマネジメント、ガバナンス、セキュリティ管理など、多彩な知識を身に付けられるのは大きな特徴だと言えます。また、SPAでは複数案件を同時期に担当することが一般的であり、案件の期間は3~6カ月と比較的短めです。そのため、短いスパンで異なる業界のクライアントに対してアシュアランスとコンサルティングの両軸を担当することで、さまざまな知識をアップデートし続けます。そうした刺激的な環境の中で、圧倒的な成長を実感できることは私のやりがいの一つと言えます。また、現場責任者として案件を担当することで、プロジェクトマネジメントやリソースマネジメント、後輩育成などソフト面の成長機会もあり、業務の幅も広げられます。実際に私も2年目から現場責任者として案件に参画することが増え、現在では、製造業やITサービス業などを中心に、複数の案件を任されています。現場責任者として、クライアントと直接コミュニケーションを取ることも多いです。なお、海外のクライアントと接する機会もあり、英語での定例会議、結果報告なども担当しています。日々成長することで、提供できるサービスの質が向上すること、またクライアントに頼られる、相談される機会が増えることによって、自分自身の手でクライアントの利益を守っている、新たな利益を生み出していると思える瞬間こそ、コンサルタントの醍醐味ですね。

こうした環境の中で、PwCあらただから得られる成長があります。それは、システムレビューなど監査の観点からコンサルティングサービスを提供できるようになる、ということです。企業内におけるリスクを見いだし、適切なリスクコントロールを行うには、企業とステークホルダーの両視点から企業を見つめ、そのギャップを埋めることが重要ですが、そのために監査の視点は欠かせない大切な要素なのです。監査の視点を養いながら、それをコンサルティングに活用できるスキルは、他ではなかなか得られないでしょう。そして、まさに監査とコンサルティングの両輪を武器に、企業のリスクコントロール体制を構築することで、企業の利益を守ることこそが私の使命だと感じています。入社して今年で4年目を迎えます。現在目指しているのは、得意とするセキュリティ領域の専門性をさらに高めることです。またPwCあらたのプロフェッショナルとして、クライアントが抱える問題解決のため、コミュニケーションを取りながら企業内の新たなリスクの発見とそれに伴う施策の提言を行い、法人としての新たなサービスラインを見つけられたらと思っています。入社前から思い描いていた成長を実現できている今、次の目標も必ず実現したいです。

この会社で働く魅力

1

監査の観点を持ち合わせたコンサルタントに成長できる

一般的なビジネスコンサルティングスキルに加え、監査とさまざまな専門性を掛け合わせた付加価値のあるコンサルティングスキルを身に付けられることは、PwCあらたならではです

2

PwCのネットワークを活用しグローバル人材として活躍

世界155カ国にネットワークを持つメンバーファームだからこそ、海外のPwCメンバーとタッグを組んだり、海外に赴任する機会があったりと、活躍のフィールドが広がります

3

個人の意欲やキャリアに全力で応えてくれる社風

一人一人の意見に耳を傾け、受け入れてくれる風土が根付いています。意見や目指すキャリアに応じて、案件の調整や意見をプロジェクトに反映してくれるような環境があります


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