あなたは就活のES内容や面接の受け答えに自信はあるでしょうか?
もしかして面接官に何が評価されるかわからないまま、ESを書いて、面接に臨んでいるのではないでしょうか。正直、大多数の就活生は選考の自信がないままに失敗を繰り返していると思います。
さて、面接でこのような経験はないでしょうか。「絶対合格した!」と思ったのに不合格。「まじ落ちたわ~」と思ったにも関わらず合格。訳がわからないですよね?
このように自分の予想と面接結果が乖離することには原因があります。それは、あなたの合否理由を面接官が教えてくれないからです。もしも、面接官があなたの悪い点を教えてくれたら、簡単に改善できるかもしれません。もしも、面接官があなたの良い点を教えてくれれば、もっとアピールできるところも見つかるでしょう。しかし、合否理由はいつまでたってもわかりません。だから、就活生は、アピールポイントもわからず、悪い点を改善もできずに落ち続けてしまうのです。
それでは何故、面接官はあなたに合否の理由を教えてくれないのでしょうか。答えは単純です。
合否の理由を伝えることで角が立つ可能性があるからです。
特に不合格の理由は尚更です。会社側としては、あなたに変なことを伝えて自社を嫌われたくはありません。将来、あなたがお客様になったり、パートナー会社などに入社する可能性もあるからです。もし、不合格の理由をあなたに伝えて、仮にあなたが理不尽と感じたとしましょう。きっと、その会社に対して嫌なイメージを持つと思います。将来、嫌なイメージを持つ会社のサービスを受けようと思うでしょうか?結局、人は感情を持つ生き物です。一度、嫌いになったら、好きになることは難しいです。
あなたにも志望業界があると思います。志望業界のA社に落ちたとしても、志望業界のB社に行く可能性も十分あるでしょう。意外と世間は狭いものです。B社がA社に仕事を依頼していることも大いにあるのです。真っ当な会社や面接官であれば、当然、そのことは理解しています。だから、あえて角の立つようなフィードバックはしないのです。そして、メールや手紙などで、この度はご縁がなかった旨と今後の益々の活躍を祈られてしまうのです。
上記のように企業側から面接のフィードバックをもらうことはできないと思ったほうが良いでしょう。ただし、客観的に自分を評価して、改善していくことは非常に大切です。そのため、身近な社会人やキャリアセンター、友人と模擬面接をおこない、自分の良いところと悪いところをフィードバックしてもらいましょう。自分で気付けない視点がたくさんあるはずです。是非、模擬面接を繰り返して、自分の面接力を磨き、本命企業に備えましょう!
就職活動やインターンイベント、セミナーに簡単登録
→新規会員登録・エントリーはこちらから
文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム