春休みに入り、ESを提出された方も増えているのではないでしょうか?面接の日程が決まってきている方も多いかと思います。
私も自己分析や面接対策に力を入れているところです!
言うまでもないですが、選考で最も重要なのは面接です。いくら自己分析をしても面接官に適切なアピールができなければ、ほぼ意味はなくなってしまいます。
そこで先日、本番の面接で失敗することのないように、type就活社員の方々との模擬面接に挑戦しました。
今回の記事では、その時に頂いたフィードバックから学んだことをご紹介します!皆さんの面接対策に役立てていただければと思います!
ポイント1:結論ファースト
「聞かれたこと1~2文+次に質問して欲しい内容1文」程度で話そう
こちらはよく言われることですが、本当に難しいですよね…。私も癖をつけようと意識して話しています。
なぜ難しいのか。
それは、「結論ファーストの話し方」が普段の会話の仕方と異なるものだからです。
友達と話すときは、常に結論ファーストで話していたらイヤミに聞こえてしまいますよね。
面接は会話だと言われますが、普段とは違って端的に相手に伝えることがとても重要です。
話が長くなってしまうと、面接官はどの話を重点的に聞けばいいかわからなくなってしまいます。
例えば「学生時代にがんばったことは?」という質問に対して、以下2つの返答を考えてみました。
「アルバイトで私は○○や△△という施策を行い、商品の宣伝方法を変えました。また、新人教育にも注力し、新人がつまづくポイントをヒアリングし、古かったマニュアルを自ら一新しました。新人の立ち上がりがスムーズになった結果、店舗の売り上げに貢献することができました。」
「私はアルバイトで店舗の売り上げに貢献するため、二つの施策を行いました。一点目は商品の宣伝方法を変更したこと、二点目は新人教育のマニュアルを改善したことです。特に、新人教育で苦労しました。」
どちらの方がわかりやすく、次の会話に結び付きやすいでしょうか。
もちろん後者ですよね。
前者のように、具体的な内容について聞かれていないのに答える必要はありません。
このように、聞かれたこと以外の話をしてしまうと話のネタがなくなり、結果自分の首を絞めることにもなってしまいますので気をつけましょう。
ポイント2:目線を定め、ゆっくり話す
相手の反応を見ながら、面接官のペースに合わせて話そう
緊張すると、つい早口になってしまいますよね。
しかしそれでは面接官に話が伝わりづらくなってしまいます。
重要なことは、ゆっくり話すだけでなく相手の様子を伺うことです。
面接官が理解できているか、メモを取っている最中ではないかなど、細かく確認しましょう。
少し「間」をおいて、相手の反応を待つことも大切です。
沈黙は怖いですよね…それでも相手の理解を待つだけの心の余裕を持てると、相手に伝えようとする姿勢が伝わり、面接官もあなたの話をよりしっかり聞こうとするのではないでしょうか。
準備1:話す内容を整理しておこう!
結論ファーストで話すためには伝えたいポイントを整理することが必要です。話すことを文章にして丸暗記する必要はないですが、箇条書きにするなど、一文で言語化しておきましょう。
準備2:聞かれる質問を事前に予想して回答を用意しよう!
想定外の質問をされるとどうしても焦って早口になってしまい、内容がぐちゃぐちゃになってしまいます。
そのような場面を減らすために、ガクチカや志望動機に関連する事柄や周辺情報の整理をすることが大切です。
ただ、いくら整理しても予想外の質問が来てしまうことはあります。
その場合は、質問を聞き返すなどして話を整理する時間を作りましょう。
また、「少し考える時間をいただけますか」と、面接官に確認を取っても構いません。
整理がつかないまま話してしまうと、ただ焦ってしまい要点が伝わりづらい発言となってしまいます。
落ち着いて自分の言葉で話ができるようにしましょう。
ここからは私の経験談です。
選考の一環で同じ企業の社員の方と何回か面談をする機会があり、最初の数回は何も準備することなく場当たりで質問に答えていました。
すると、ある社員の方から「熱意は伝わるけど、どの話が一番重要かわからない」との指摘を受け、私の話し方に課題があることに気づきました。
そこで自分の考えを整理し、結論ファーストを意識して面談に臨むようにすると、だんだんと次の選考ステップに行くことができました。
伝えている内容は同じなのに、準備をして話し方を整えるだけで評価が変わります。
ぜひ意識してみてください!
ここまで読んでくださった方は、面接を通過するには何よりも「準備」が一番大切だと思ったかと思います。
十分に準備をすることによって、どのような質問でもしっかりと面接官に伝えられる!という自信につながり、その自信が心の余裕を生み、焦らず堂々と発言できるようになります。
しかし、準備と同じように大事なのが「面接の後」です。
面接のことを忘れないうちに、面接後は必ず振り返りを行いましょう!
面接を振り返ってみて、自分と面接官、どちらの話しているシーンを最初に思い浮かべますか?
最初に思い浮かぶのが自分、というときは、発言することに精一杯で相手の様子を伺う余裕がなかった場合が多いと思います。
改善すべきポイントを見つけて、次回の面接までに対策をしましょう。
逆に、面接官の質問や表情が浮かぶときは、受け応えがしっかりできていた場合が多いと思います。
よかったポイントを次回も再現できるようにまとめておきましょう。
自分で納得できた面接ができると自信につながります。
仮にそれで結果が伴わなかったとしても、その企業とは合わなかっただけだと気持ちを切り替えることができます。
長い就職活動、上手くいくことばかりではありません。
その中で、皆さんが自信を持ち続けて面接に挑めるよう、この記事が少しでも役に立てれば幸いです。
まとめ
・面接ならではの話し方を意識しよう!
・準備をしっかりすることが自信につながる!
・面接後の振り返りを忘れずに行おう!