2018/10/27 更新 ミレニアルズの仕事図鑑

【ユニ・チャーム】経営視点を踏まえて採用戦略を立案 正解がない課題に挑み、会社の未来をつくる

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トップカンパニーで活躍する若手社員を大調査!
ミレニアルズの「仕事図鑑」
世の中には、ありとあらゆる仕事がある。各職種ごとに、どんな楽しさ、大変さがあるのだろうか。トップカンパニーで活躍するミレニアルズに 、仕事内容や日々のワークライフについて教えてもらった。自分がやりがいを感じられる仕事とは何か、どんな成長を望むのか、自分の仕事観を知るヒントにしてみよう。

ユニ・チャーム株式会社

ユニ・チャーム株式会社
グローバル人事総務本部
キャリア開発グループ

木戸克治

学生時代、経営戦略論のゼミで有形商材を扱う仕事に魅力を感じたという木戸克治さん。ユニ・チャームに入社を決めたのは、世界ナンバーワンメーカーを目指すという大きなビジョンと、全社員にその目標が浸透している、組織としての強さを感じたからだった。
木戸さんは入社後、パーソナルケア商品を小売店に提案する営業部門へと配属。実績を伸ばし、エース格として活躍する4年目に、人事部へ異動を打診された。想定外の辞令に戸惑う木戸さんの背中を押したのは、 「木戸だから任せたい」という上司の言葉だった。「ユニ・チャームは積極的に挑戦の機会を与え、成長させてくれる風土があります。今回の異動も、会社が与えてくれたチャレンジの場だと捉えたら、モチベーションが湧いてきました」
木戸さんは当時のことをそう振り返る。採用の仕事は、トップの考えを学生に分かりやすく伝えることも役目の一つ。社長ブログや社内報を常に熟読し、経営層の考えをキャッチアップしているという。一方で リアルな現場感を伝えることも大切。営業時代、自分が原因でグループの売上達成を逃した経験がある木戸さんは、一筋縄ではいかない仕事の難しさや、やりがいを実体験を交えて話している。
「採用は、経営視点を持ち長期的戦略を考え実行する仕事。企業経営に興味がある人にはぴったりだと思います」

Q.入社後、自分の成長を感じたのはいつ?
A.個人のスキルアップだけでなく組織にとって大きな存在になれたとき
営業時代から、日々の業務の積み重ねが成長につながると信じ仕事に取り組んできました。人の価値はその人がいなくなる時にわかると言われますが、異動の際に社内外の方から惜しむ言葉をいただき、期待と共に送り出されたときに、自分が組織にとって大きな存在になれていたのだと成長を感じました。

Q.今の仕事をして伸ばせるのはどんなスキル?
A.年単位の長期的な視点で事業戦略を立案・設計するスキル
新卒採用の計画は、1~2年先の入社をゴールに据えて年間戦略を練ることが求められます。長期的かつ全社的な視点をここまで必要とする職種はそう多くありません。試行錯誤の中で戦略立案のスキルは格段に上がるはずです。

Q.この仕事の難しさって何だと思う?
A.仕事の成果が分かるのは数年後正解が無い中で模索を続ける
「自社で活躍できる人材が採用できたか」という答え合わせは数年経ってからでなければできません。結果を検証できない上に、比較対象もないまま取り組む難しさがありますが、一つ一つが成長につながっていると感じます。

Q.この職種に向いてるのはどんな人だと思う?
A.素直に失敗を反省できる 逆境に負けない向上心を持った人
人事の仕事は挑戦の連続ですが、挑戦には失敗がつきもの。失敗したときに事実を素直に受け止め、諦めない向上心が大切です。私も営業時代に失敗と成功を繰り返してきたからこそ、現場のリアルを伝えられるのだと思います。

Q.人生を充実させるために大切にしている時間は?
A.家族や友人と過ごし多くの価値観に触れる機会
家族や友人と過ごす時間です。何気ない日常から学ぶことも多く、家族と過ごす休日や出身・職種が異なる人との交流の場にも気づきがたくさんあり、仕事で活かせることはもちろん、新しい価値観に触れることが出来ます。

Q.これから挑戦したい仕事や目指すキャリアって?
A.事業戦略・経営戦略に携わり10年後には社長の右腕に
学生時代から、将来は事業企画に携わりたいと考えていました。人事の仕事は「採用」を通して企業経営を考える仕事なので、着実に目標へ近づいていると感じます。今目指しているのは“社長の右腕”になること。最低でも10年以内には、経営の根幹を担うポジションで夢を現実にしていたいですね。

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