2023/11/01 更新
ユニ・チャーム

消費者目線に立ったマーケティングで
誰もが快適に暮らす世界をつくりたい

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企画系専門職 マーケター
グローバルベビーケアマーケティング本部
ジャパンブランドマネジメント部
アシスタントブランドマネージャー
力丸勇悟

中央大学商学部経営学科卒業後、2016年に新卒入社。営業部門に配属され、北東北エリアにおけるドラッグストアの売上に貢献。その実績から、社長賞(現Unicharm Award)にノミネートされる。19年に現部署に異動後、コロナ禍でのマスクの販売戦略を手掛ける。育児休業を経て、現在はベビー向け製品の展開に注力

現在の仕事内容は?
ベビー用紙おむつのブランド戦略を担当しています。具体的には『ムーニー』『ムーニーナチュラル』というブランドです。当社のマーケティング部門は仕事の領域が幅広く、各商品の中長期の戦略立案から、赤ちゃんを育てる親御さまへのインタビューなどの毎月の消費者調査や製品開発への参加、デザイナーとの商品パッケージの考案、テレビコマーシャルやウェブ広告、自社メディアを活用したプロモーション立案、営業への情報発信まで携わり、ブランド全体の戦略を統括しています。商品開発部門・生産部門・広告部門・リサーチ部門など、社内のさまざまなセクションと連携するため、多様な視点を身に付けられる点が特徴です。
この仕事を選んだ理由は?
幼い頃に鑑賞したテレビ番組がきっかけで、マーケティングに興味を持ちました。マーケティング戦略により、消費者の手が伸びやすい売り場の仕掛けがあると知り、「何気ない日常の中に、このような工夫があるのか」と感動したのを覚えています。関心の赴くまま、大学ではマーケティングを専攻し、大手食品メーカーに向けた販売戦略の提案にも挑戦。面白さをより一層実感し、就職活動時もマーケティングができる企業を探しました。また「誰かの役に立ちたい」という思いもあったため、人々の身近な生活に貢献できる日用品メーカーに的を絞ったのです。当社に引かれた理由は、「人々の暮らしを支える企業として、世界No.1を目指す」という目標を掲げていたから。商品を通して、世界レベルで人々の暮らしを支える姿勢に共感しました。選考で出会った学生からも私と近い熱量を感じ、この仲間と一緒に働きたいと、迷わず入社を決めましたね。
仕事のやりがいは?
街のドラッグストアなどで、私が携わった商品を手に取るお客さまの姿を見かけた時に、役に立てている充実感を覚えます。CMや製品のパッケージを見て「こんな商品が欲しかった」と選んでもらえたり、気に入ってくださり長く使い続けてもらえたり。そうしたお客さまの声をうれしく思います。
仕事の大変なところは?
マーケティングには定石はありますが正解はなく、試行錯誤に時間を費やす点です。過去に成功した手法が今も通用するとは限りません。時代と共に変わるニーズを捉える必要があります。『超快適(R)マスク SMARTCOLOR』はその代表例で、飛沫対策をしながらも気軽に日常使いしたいという、マスクの常識を覆したコロナ禍だからこそ生まれました。
今までで一番印象的だった仕事は?
コロナ禍でのマスクの戦略立案です。マーケティング部門に異動して担当となったわずか5カ月後にコロナウイルスが大流行し、世の中が一変。誰もがマスクを必要とし、店頭から消えるような非常事態が発生しました。入社4年目でありながら重要な会議に参加して意見を求められ、戸惑う日々でしたが、上司から、多角的な視点で冷静に判断する大切さを教わった貴重な経験です。当社のVisionである「NOLA&DOLA(生活にあふれる不を解消し、生きる喜びや夢の実現など、ゼロからプラスへの価値を創出する)」の考え方も、困難を乗り越える際の指針となりました。今も「消費者が最も喜ぶことは何か」を常に考えるように心掛けています。
仕事を通じてどんな成長ができた?
スピードと質の両面を意識して行動できるようになりました。紙おむつは約3年で消費者が入れ替わるためスピードも大事ですが、お子さまの健やかな成長を支えられるよう、消費者が本当に喜んでくれるのかを意識した商品づくりが求められます。商品への情熱を持ちつつ、リサーチに基づいた論理的な提案力と、周囲を巻き込み推進する力も得られました。
今後の目標は?
何かに悩む人がいる限り、それを解決する商品を考え、提供し続けることです。私も一児の父なので気持ちが分かるのですが、おむつでのモレ・肌トラブルなどは親御さまの大きな悩みの種です。消費者の声を大切にし、より快適に利用できる製品を届けることで、世の中の親御さんを支援していきたいです。
自分らしく働ける仕事はどう選ぶ?
「仕事を通して何を実現したいのか」「働く上で譲れないものは何か」をしっかりと考え抜くことが第一だと思います。会社説明会は自分の考えとマッチするか、答え合わせの場になるはずです。「ここで働く人たちとなら価値観を共有できる」そう思ったからこそ、私は当社を選びました。ぜひ積極的に、社員の方々や学生と話してみてください。

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