2017/4/20 更新 PwC Japan有限責任監査法人

企業経営で直面するリスクを知り、解決へのアプローチ法が学べる

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PwCあらた有限責任監査法人

国内4大監査法人の一角。世界157カ国、22万3000人以上を擁するPwCネットワークの一員として、会計監査からアドバイザリー・コンサルティングサービスまでを提供
※法人名および所属部署名については、取材当時のものです。

システム・プロセス・アシュアランス
パートナー
宮村和谷氏

大学卒業後、大手通信会社を経て、2000年入社。金融関連から事業会社まで業界の垣根を超えて多くの企業に対して評価・コンサルティングサービスを提供する。現在はサービス提供の現場で先頭に立ちながら、採用業務にも携わっている

Q.プログラムの概要は?
A.会計監査以外の多様な業務も体感できる1日

 当社のインターンシップでは、学生の皆さんからは見えにくい監査法人の仕事内容や、ビジネスの本質を1日で体感できるプログラムを用意しています。

 監査法人と聞くと、いわゆる会計監査をやっている会社だとイメージされる方も多いのではないでしょうか。けれど、私たちの業務はそれだけではありません。内部統制の評価や会計監査の支援といった監査・評価業務に加え、監査業務を通じて得た知見やノウハウを活かし、リスクマネジメントをはじめとしたさまざまな企業課題の解決を支援するコンサルティング業務まで、扱うサービスは多種多様です。
 企業経営にかかわる複数の利害関係者の間に立ち、ビジネスのサイクルを回すための基盤をつくり出しています。

Q.具体的にどんな内容?
A.新規ビジネスに潜むリスクをチームで特定

 業績低迷、情報漏えい、コンプライアンス違反に資金不足など、企業経営にはさまざまなリスクが付随します。経営者は、社会的信頼と経営の安定を守るべく、これらの難題に対して、常に最善最適な対策を講じなければなりません。そんな経営者らとパートナーシップを結び山積するリスクの中から最も重要度の高い課題を見極め、適切な解決策を策定するのが私たちプロの役目です。

 そこで今回のインターンでは、皆さんに5~6名のチームを組んでもらい、架空の企業の新規ビジネスに対するリスクを特定し、その対応策を提案してもらうことで、実際の業務の一端を経験してもらいたいと考えています。

 各チームには、進行役の社員を1名配置。クライアントの経営層に扮する社員に対して事業内容のヒアリングを行うところからスタートし、新規ビジネスを興す上でどんなリスクが潜んでいるか、取引先から実際にサービスを利用する消費者まで、あらゆる立場から検討し、経営課題を洗い出していきます。最後はチームごとのプレゼンテーションも実施し、各チームに対する評価も行います。

Q.参加でどう変わる?
A.企業経営を俯瞰する想像力が養われる

 アカウンティングファームの業務の一端を体験することで、物事を俯瞰的に見渡す視点と、相手の立場や思考プロセスを踏まえた上で策を立てる想像力を養っていただけるのではないでしょうか。
 また、わずか1日のプログラムですが、模擬課題への挑戦を通じて世界最大級のグローバルファームならではの方法論に触れることができます。この経験は、今後の就職活動のみならず、社会に出た後も役立つ財産になるでしょう。
 チームでの議論や共同作業からも、きっと新たな視点を得られることと思います。複数の異なる価値観、考えを持った人たちの意見に耳を傾け、意見を取りまとめながら最終的な着地点へ導いていく能力が磨かれるはずです。

 クライアントが抱える経営上の重要課題を洗い出し、打ち手を考え、その実用性を検証する。当法人のインターンシップで体感できるこのビジネスプロセスは、私たちのようなアカウンティングファームに限らず、いかなる企業においても必ず求められる基礎的なスキルです。きっと、これから働いていく上での糧になってくれることでしょう。


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