2022/4/08 更新
業界別に見る!

次の5年のビジョン&アクション

新型コロナウイルスやエネルギー問題、出生率の低下など、現代の日本が抱える社会課題は山積みだ。そうした中、企業には売上や利益の追求だけでなく、社会貢献の姿勢が求められるようになっている。SDGs、ダイバーシティ、イノベーション、テクノロジー。今注目される四つの“経営のキーファクター”を生かし、企業はどのように課題解決に挑むのか? 業界ごとの課題や、それに対する各社のビジョンとアクションを見てみよう

コンサル業界 × テクノロジー

デロイト トーマツ アクト

デロイト トーマツ グループの一員として、ITシステム導入後の保守・運用サービスを中心に事業を展開。デロイト トーマツ コンサルティングと一体となり、数多くの大手クライアントのDX戦略の実現戦略を手掛ける

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テクノロジーを活用し新しい社会構造の中で輝く未来の変化をつくる

顧客の伴走者となり社会の変革をけん引していく

代表取締役社長
信國 泰

大手コンサルティングファームでコンサルタントとしてのキャリアを20年以上築き、ビジネスコンサルティング領域における幅広い経験を有する。デロイト トーマツ コンサルティングの執行役員・経営会議メンバーも務める

政治、経済、医療、農工業、生活様式、コミュニケーションなど、あらゆる分野においてデジタル化が進む現在、世の中の課題解決やビジネスの成長を目指すためには、テクノロジーの活用が欠かせなくなっています。理解しやすい事例となるのは、COVID-19問題への取り組みです。ある国では、政府と国民の間でデジタルツール・SNSを介して情報共有することで、感染防止対策の効果を上げました。またある国では、国民の医療データを活用し、ワクチン接種・診療の体制を整備することで、スピーディーな対応を実現していました。

こうした中で、テクノロジーを活用したコンサルティングを担う私たちには、クライアントの課題が解決するまで共にやりきる姿勢が求められています。戦略策定にとどまらず、現場で発生する課題解決までを一貫して支援し、クライアントが投資に対するリターンを得るところまでを一緒に歩まなければ、価値を見いだしてもらえなくなっているのです。ここ数年で、スマートシティーや自動運転、遠隔診療など、これまででは考えられなかったようなものがテクノロジーの力で次々と誕生しています。こうした流れの中で、私たちはクライアントが競争を勝ち抜くためのパートナーとして、役割を全うしなければならないのです。

また、最近はより大きな社会変革を起こすために、広いエコシステムを構築しながらプロジェクトを推進する事案が非常に多くなりました。行政機関やスタートアップ企業など、異なる能力を持つプレーヤーと関係性を築きながら、同一の目的に向かって物事をつくり上げる機会が増えてきているのです。その際、クライアントとの「1対1」の関係性を超え、プロジェクト全体のオーナーとして各プレーヤーの連携を促進するのがわれわれの役割。こうした働きかけを、今後さまざまな場所で積極化させていく予定です。

これからの時代は、どんなプロジェクトを行うにもテクノロジーの力が欠かせません。だからこそ、われわれデロイト トーマツ アクト(以下、 DTakt)は、デロイト トーマツ グループのITの担い手として、そのコア要素に責任を持ち、課題解決にコミットメントしていきたいと考えています。

技術的な専門性を高めることに
楽しみを見いだしてほしい

デロイト トーマツ グループが掲げるビジョンは、「経済社会を変革するカタリスト(触媒)となる」こと。グループの一員である、われわれDTaktは、その考えを共通のビジョンとした上で、新しい社会構造の中で輝く未来の変化をつくり出すことを目標としています。DTaktが持つテクノロジーの知見とグループの総合力を掛け合わせ、クライアントの伴走者として、そして社会を変革するけん引者として、事業に取り組んでいきたいのです。

当社が一般的なSIerと大きく異なる点は、テクノロジーという専門領域を持ちながらも、システム開発や運用だけでなく、デロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC)のコンサルタントたちと一体となり、クライアントに対して積極的な提案を行える点にあります。また、コンサルティングとエンジニアリングという具合に明確に切り分けるのではなく、業務領域をミックスしながらプロジェクトを推進していくことが多いのも大きな特徴です。コンサルタントとエンジニアのそれぞれの得意分野を活かしながら、チームとして課題解決に向き合うのがわれわれのスタイルなのです。

その体制ゆえに、多様性に富んだメンバーによる幅広い知識・経験を活かすことが、クライアントへの新たな価値提供につながると考えています。この数年で、コロナ禍でのリモートワークの普及や、働き方改革の浸透が進み、これまでロケーションや時間的制約で手腕を発揮できなかった人も活躍しやすい世の中になりました。当社の業務の幅をさらに広げていくためにも、今後は日本中のあらゆるところにいる優秀な人材を積極的に受け入れていきたいと考えています。

チームとして成果を出すため、DTaktのメンバーに求められるのは、技術的な専門性を高め、その高みを目指すことに楽しみを見いだせるマインドです。テクノロジーに関しては、誰も使ったことがないような新しい技術やシステムが次から次へと登場し続けるでしょう。だからこそ、知的好奇心を持って楽しみながら成長していただけることが、何よりも重要だと思うのです。そしてDTCのコンサルタントも共にテクノロジーの知見を増やし、クライアントのパートナーとして、常に新しいことに一緒にチャレンジしていけることが理想的だと考えています。その結果が、輝く未来をつくり出すような変化をもたらし、われわれDTaktの成長にもつながればうれしいですね。


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