デル・テクノロジーズ
2021/10/25 更新多様な働き方が尊重され
能力を最大限発揮できる
理想のキャリアを歩める
関西学院大学卒業後、2002年に富士通に入社し、人事職として従事。07年から米投資銀行グループのゴールドマン・サックス・リアルティ・ジャパンにて人事デューデリジェンスやアンダーライティングを担当後、14年に日本マイクロソフトに入社。HRマネージャー/HRビジネスパートナー、人材採用部長として活躍した後、19年にデル(現デル・テクノロジーズ)に入社。現職に至る
従業員の男女比率50:50
女性のキャリア支援を手掛け
フラットな組織風土を目指す
「従業員男女比率50:50」は簡単に達成できる目標ではありません。今日、日本のIT企業の男女比は7:3だと言われています。これは日本の理系学生における男女比とも関連しており、IT業界を希望する学生に男性が圧倒的に多いことが要因です。しかし、それでもできることとして、まずは女性が安心して活躍できる環境を作ることが重要です。デル・テクノロジーズの日本法人では、世代、性別、人種、ライフスタイル、セクシャリティなど、共通の興味を有する社員がコミュニティーを形成するERG(Employee Resource Group)の活動に注力しています。女性の働きやすさを支援する取り組み「Women In Action」は、こうした活動の一つです。
専門的なスキルを習得できるようなワークショップや、女性幹部職がベストプラクティスを共有する会議の実施など、女性のキャリア形成につながる場を数多く設けています。こうした取り組みからか、デル・テクノロジーズでは出産などの事情で離職をした女性社員の9割以上が復職し、長くキャリアを築いています。人事本部ではその活動支援の一環として、相談会やセミナーを定期的に開催し、キャリア形成の方法や部署異動の際に求められるスキルを助言しています。相談会は毎回予約が2、3日で埋まるほど、女性社員に好評です。言い換えると、女性社員が抱える悩みの深さの表れでしょう。
女性社員の生活や文化的な背景がキャリアに影響を与えており、改善すべき課題が多くあるのが現実です。それらを改善し、多様な働き方ができる体制を整えることが、私たちの責務です。
技術が日々進化するように、企業文化も常に成長し、変化させる必要があります。デル・テクノロジーズは成長を続ける企業として、現状だけではなく、未来に重きを置いています。不足があるなら、実現するために前に進めば良いのです。多くの優秀な社員が集い、成果を発揮できる場所に。ダイバーシティはデル・テクノロジーズが世界のリーディングカンパニーとして存在し続けるための、重要な鍵なのです。
D&Iを重要な経営戦略としているため、経営組織と人事が密に連携し、迅速に施策を実施している
ダイバーシティ経営が
キャリアに与える効果
新たな発想を生み出せる
幅広い価値観に触れる環境では、日本の常識が常識として通用しないこともある。相手の背景を想像し、解決策を思考し続けることで、固定観念にとらわれない発想力が磨かれる
グローバル視点が身に付く
人種や性別、宗教などを視野に入れたマインドセットは、世界を相手にするビジネスでは不可欠。世界各国の同僚に囲まれ、日常的に相手の背景を想像することで、その志向が養われる
希望の将来像を追求できる
ダイバーシティとは「優遇」ではなく、「ハンディのない環境」である。一人一人の境遇に配慮し、能力や成果が正当に評価される風土があることで、真に求めるキャリアを目指せる