2025/10/31 更新

カルチャーフィットをかなえた先輩たちに聞いてみた

「自分に合う会社」を見極める三つのポイント

年収の高さや企業の知名度は、必ずしも入社後の満足度や活躍を保証してくれない。長期的なキャリアの満足度には、本人と企業の相性を見極める視点が不可欠だ。

そこで、カルチャーフィットをかなえた若手社員たちのリアルな就職活動に注目。先輩たちの経験から、納得感のある会社選びのヒントをもらうべく、彼らが何を重視し、いかにして自分に合う会社を見つけたのかを「三つのポイント」で聞いた。

農林中央金庫
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JAバンクリテール実践部
ライフプランサポート企画グループ
石田和香
早稲田大学文化構想学部を卒業後、2023年度に農林中央金庫へ入庫。JAバンクリテール実践部ライフプランサポート企画グループに所属。全国のJAバンクの本部機能と銀行機能を持つ部署として、貯金・年金・給与振込に関する企画・施策運営をはじめ、多岐にわたる金融サービスの企画・推進を担当している
会社のカルチャーで特に好きなところは?

利益追求よりも公共性を大切に
固さと柔らかさが共存する温かな社風

Q1.今の仕事内容は?

全国のJAバンクを支える本部機能として、貯金や年金、給与振り込みに関する企画・運営全般を担っています。例えば、全国一律で展開する口座開設キャンペーンの企画立案や、年金相談窓口の運営支援、お客さま向けのチラシ作成など。全国のJAを対象に、一般のお客さま向け・JA職員向け双方の視点から施策を企画・推進することができます。地域のJA単体では実現が難しい大規模な取り組みを、全国規模で動かせることが魅力です。

Q2.仕事のやりがいは?

全国規模の大きな仕事に携われる点です。全国約500のJAはそれぞれが独立した法人であり、本部の施策も一方的に進めるのではなく、各県やJAと丁寧に対話し、納得を得ながら進めていきます。データ分析に基づいたロジカルな提案はもちろん、現場の気持ちをくむ丁寧なコミュニケーションも欠かせません。自分が考えた施策が全国規模で展開され、多くの人や地域に影響を与える瞬間には、大きな達成感と責任を感じます。

Q3.入社の決め手は?

就職活動では「公共性」を最も重視し、利益よりも社会的意義や人の役に立つことを軸に企業を選びました。「人のためになる仕事が自分の幸福度につながる」と考えていたのです。また、企業の雰囲気やカルチャーが自分に合うかどうかも大切にしており、特に落ち着いていて協調的な社員の方が多い点に強くひかれました。説明会で直感的に「ここなら自分らしく働けそうだ」と思えたことが、最終的な入庫の決め手となりました。

Q4.会社のカルチャーは?

入庫前に感じた「落ち着いていて協調性が高い」という印象は、実際に働いてみても変わりませんでした。組織としては、ロジックやセキュリティーをしっかり重視する堅実さがありつつも、現場では人情や地域とのつながりを大切にする温かさも感じられます。この「固さ」と「柔らかさ」がうまく共存しているのが特徴です。人の温かみがあり、安心して働ける居心地の良いカルチャーが大きな魅力だと感じています。

私はこれで会社を見極めた!

座談会で会社の
リアルを確かめる

リアルな企業文化を知るために、社員の方と直接話せる座談会を重視していました。説明会では聞けない本音や、肌で感じた職場の雰囲気を通して、自分に合うかどうかを見極めるための大切な情報を得ることができました

他業界も検討し
客観的な視点を意識

金融業界だけでなくアパレルなど他業界のイベントや選考にも積極的に参加して、視野を広げるようにしました。さまざまな企業や業界を見比べた結果、より客観的な視点で企業を選ぶことができたと感じています

面接では面接官との
対話を楽しむ

面接では、事前に話す内容を決めすぎず、面接官との「会話」を楽しみました。自然体で対話することで、自分らしさが伝わると考えたからです。リラックスした姿勢が、結果的に良いご縁につながったと思います

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