2019/11/1 更新 バンク・オブ・アメリカ

【バンク・オブ・アメリカ】何がしたいのか、どんな環境が合うのかを知る そのために積極的に行動しよう

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“自分にベスト”な1社を見極めるには?
20代15人、就職の決め手
「自分に合う会社」って一体どうすれば見つかるんだろう? その答えを探るべく、この特集では、トップカンパニーでイキイキと働く先輩たちに、就職先選びで重視したことを聞いてみた。自分に最も合った会社とは何か、先輩たちの実体験を通して、“ベストな1社”を選ぶためのヒントを教えてもらおう。

バンクオブアメリカ・メリルリンチ


※本文内の社名および情報については取材当時のものです

証券業務部
エクイティ オペレーションズ
オフィサー
吉川貴司氏
2014年に創価大学経済学部を卒業後、バンクオブアメリカ・メリルリンチに入社。新卒で証券業務部の日本株式トレードサポートチームに配属され、その後は同部門の外国株式トレードサポートチーム、日本株式決済チーム、日本株式・外国株式アセットサービスチームを経験

将来、科学者になることを志していた私が金融業界に興味を持ったのは、大学時代の香港留学がきっかけです。留学先でビジネスコンテストに何度か参加し、新進気鋭の実業家や投資家の方々と言葉を交わしました。難解な専門用語を使いながらグローバルな舞台で活躍する彼らの姿を見て、強い憧れを抱いたことを覚えています。

その影響もあり、就職活動では専門性の高さとグローバルという軸で、金融、IT、コンサルティング業界を中心にインターンシップを経験。昔から困難であればあるほど、好奇心に駆られる性格だったこともあり、最終的には、最も深い専門知識が必要とされる金融業界を選択しました。

数ある金融系企業のなかで、バンクオブアメリカ・メリルリンチ(以下、メリルリンチ)に入社を決めたのは、変化に柔軟で、若手にもチャンスを与えてくれる社風だったからです。

メリルリンチには、収益をあげるフロントオフィスの他に、約定したトレードが滞りなく決済されるよう管理・実行を担う証券業務部があります。私がフロントオフィスではなくあえて証券業務部を選んだのは、株式チームや債券チームなど、部門内に複数存在するチーム間の異動が推奨されていることが大きな理由でした。多岐にわたる業務をとことん突き詰められる環境だからこそ、金融ビジネスの幅広く、かつ深い専門知識が得られると確信したのです。

若手の挑戦を受け入れる社風が理想の働き方をかなえる



入社後最初に配属されたのは、日本株式トレードサポートチームでした。株式取引の約定データ処理やリスク管理がメイン業務であり、これらの膨大なデータをより効率的に処理するためのオートメーション化を、推進しています。お客さまやトレーダーなど、多くの関係各部署と連携して進めることが求められ、さらに、規制変更などの度に見直しが必要になる複雑な業務です。私自身も配属されたばかりの頃は、業務の難しさに苦悩していましたが、それと同時に日々新しい知識が増えていくことに、大きなやりがいを感じていました。

業務にも慣れ始めた1年目の終わりには、異なる知識を吸収したいと、チーム異動を希望。入社わずか1年の私の希望を聞き入れてくれ、2年目には、外国株式トレードサポートチームへ配属されました。手を挙げれば、チャンスを与えてくれる文化はメリルリンチの魅力です。

入社3年目には、もっと大きなグローバルビジネスに携わりたいとマネージャーに相談しました。その時は、海外オフィスを含めた証券業務部全体の業務効率化プロジェクトを任せてくれました。

プロジェクトの参加メンバーは、私を含めロンドン、US、ダブリンなど各オフィスの代表数人。通常業務と並行して推進する上、時差の関係もあり、非常にタフな毎日が続きました。最も大きな困難は、メンバーの国籍の違いから生じる考え方や価値観の違い。結論がまとまらない場面も多く、グローバルプロジェクトの難しさを痛感させられました。どうにかうまく進めたいと試行錯誤するなかで、感情ではなく事実をもとにした客観的なデータをベースに議論することを自ら提案。その結果、メンバー全員がファクトに目を向けたことで、プロジェクトは好転していったのです。この経験を通して、どんな提案や行動でも、やってみた先にしかゴールはないと改めて実感しました。

プロジェクト以降も、自らの希望でチームを異動し、入社6年で4つのチームを経験させてもらっています。香港へ留学して金融業界に興味を持ったように、さまざまなチームを経験することで、本当にやりたいことに出会えると思っているからです。就職活動中は、自分が何をしたいのか、何ができるのか見失うこともあるでしょう。そんな時でも、行動し続けてさえいれば、見えてくるものが必ずあるはずです。興味の幅を広げ、積極的に行動することこそ、重要なのだと思います。

この会社を選んだ決め手

若手にも裁量を与えてくれる風土 風通しの良い環境

外資系金融の中でも特に、若手の挑戦を積極的に受け入れる風土を感じました。実際に会社説明会や選考を通じて、入社2、3年目の社員が会社の経営に関わるような責任のある業務に携わっていると聞き、メリルリンチであれば若いうちからさまざまな経験を積むことができると思いました

人材を育成する文化 長期的なキャリアを築ける環境

外資系というと短期間で人が入れ替わるイメージを持っていましたが、同業他社と比較しても社員の平均勤続年数が長いのが特徴。できるだけ自社の社員を優秀な人材に育てていこうという文化があります。長期的にキャリアを築きたいと考えていた私には、非常に魅力的な環境だと思いました

幅広い領域において専門性を高められる業務

メリルリンチの証券業務部では、部門内でのチーム異動が可能。業務を通じて、株や債券、先物など幅広い金融知識を身に付けることができます。「幅広い領域において専門性を高めたい」と考えていた私にとっては、とても魅力的な環境で、入社の大きな決め手となりました

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