2018/12/16 更新 記事

【バンク・オブ・アメリカ】数兆円の金額が動くビッグディールの仕掛け人 企業が変わり世の中が動く瞬間に介在する

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トップカンパニーで活躍する若手社員を大調査!
ミレニアルズの「仕事図鑑」
世の中には、ありとあらゆる仕事がある。各職種ごとに、どんな楽しさ、大変さがあるのだろうか。トップカンパニーで活躍するミレニアルズに 、仕事内容や日々のワークライフについて教えてもらった。自分がやりがいを感じられる仕事とは何か、どんな成長を望むのか、自分の仕事観を知るヒントにしてみよう。

バンクオブアメリカ・メリルリンチ


※本文内の社名および情報については取材当時のものです

バンクオブアメリカ・メリルリンチ
投資銀行部門 投資銀行部
ヴァイス プレジデント

髙松創介

「大学院ではロボットやVRを研究していました。エンジニアとしての道を進むのも魅力的でしたが、もっと広いフレームワークでテクノロジーに関わる仕事がしてみたかったのです」
ビジネス領域からテクノロジーの変革を支えたいと、バンカーの世界に飛び込んだ髙松創介さんはM&A(企業合併・買収)のチームに配属。M&Aの案件執行フェーズにおいて、買収条件の決定や完了までの助言・サポートなどの実務がミッションだ。そこでは、入社1年目から高度な知識や分析力を求められるタフな業務が待ち受けていた。
「仕事でやり取りする相手は、大企業の部長や経営層。M&Aの専門家として助言を行うためには、財務会計や法律はもちろん、クライアントのビジネスにも精通していなければなりません。ひたすらに勉強を重ねる日々でした」
7年を経て髙松さんは現在のポジションへと昇格。半導体等のテック企業に対する案件の開拓を手掛けている。
「経営者に新たなディールを検討していただくには、M&Aやファイナンスの知識に加え、国際政治や競合の動向、技術トレンドの変化も視野に入れた提案をする必要があります。要求される水準は非常に高いですが、やりがいも大きいです」
ここ数年、大規模な再編が続く半導体業界。髙松さんの目は、その未来を動かすビッグディールを見据えている。

Q.入社後、自分の成長を感じたのはいつ?
A.入社3年目に単独で海外に行き売却交渉の仕切りを手掛けた時
ボトムアップで、若手に挑戦の機会を与えてくれるのがメリルリンチの風土ですが、入社3年目の時のM&A案件で、買収を希望する海外の企業との交渉を単独で任されました。過去の事例を徹底調査し、クライアントのCFOと綿密な準備を重ねて臨んだ経験は、さまざまな面で成長できたと実感しています。

Q.今の仕事をして伸ばせるのはどんなスキル?
A.未来を予測しビジネスをつくっていく力
将来どんなことが起き、業界がどんな変化を遂げていくのか。未来を予測し、そこから逆算して今すべきことを提案していく仕事なので、大きな視点でビジネスの未来を捉えていく先見性が磨かれると思います。

Q.この仕事の難しさって何だと思う?
A.ビジネススキルと知識と人間力がいずれも高い次元で求められる
専門であるコーポレート・ファイナンスだけでなく、財務会計や法律の知識、クライアントの業務理解、語学スキル、信頼を得るだけの人間力と、総合的な力を問われます。それだけに非常にチャレンジングな仕事だと思います。

Q.この職種に向いてるのはどんな人だと思う?
A.さまざまな物事に興味を持てる好奇心の強い人
幅広い分野に精通している必要があるため、好奇心が強いことは必須の素養です。企業経営や業界再編のトピックス、新しいテクノロジーの話題など、世の中の変化に対して興味・関心を持てる人は向いていると思います。

Q.人生を充実させるために大切にしている時間は?
A.学生時代から続けているサッカー・フットサル
社会人8年目になった現在でも、毎週必ずサッカーかフットサルはやっています。学生時代とは違って、できる時間が限られているので、毎回自分なりに課題やテーマを決めてプレーするようになりました。

Q.これから挑戦したい仕事や目指すキャリアって?
A.ビッグディールを自ら獲得できるような独自のエッジを持ったバンカー
「アップオアアウト」のイメージの強いバンカーですが、バンカーとして高い付加価値を身に付けるためには長い積み重ねが必要です。10年、20年と経験を積む中で自分なりのエッジを見つけ、磨きあげることで、世の中を動かすような大きな案件を獲得できる一流のバンカーを目指したいですね。

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