モルガン・スタンレー2021/4/01 更新

国際金融市場のトップランナーたるゆえんは
シビアさではなく多様性を重んじるカルチャー

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リーディングカンパニー37社の人事に聞く
学生が知らない成長企業の真実

就職活動に臨むにあたって、企業研究を行う学生は多いだろう。その時に気になるポイントの一つが、会社の成長性だ。では、会社の成長とは何か。その成長を支えるものとは何なのか。そして、成長企業に新卒入社し、働く醍醐味とは……? 国内リーディングカンパニー37社の人事・採用担当者に、各社の事例で“成長企業の真実”を聞いた。

※この記事は特別冊子「インターンシップ・ラボ2021」のweb転載です

モルガン・スタンレー

米国ニューヨークに本社を置く世界有数の金融機関。投資銀行、証券、ウェルス・マネジメント、資産運用の各事業分野において高い市場ポジションを維持している

モルガン・スタンレー・
グループ株式会社
マネージング ディレクター
人事部長
池垣真里

モルガン・スタンレーは、米国に本社を構える世界的な金融機関です。41カ国にオフィスを展開し、投資銀行、証券、ウェルス・マネジメント、資産運用といった多岐にわたる金融サービスを提供しています。常に金融業界のトップを走り続け、このコロナ禍の2020年においても、業績は過去最高を記録しました。

日本におけるモルガン・スタンレーも、業界のリーディングカンパニーとして、トップクラスの収益を誇ります。10年に発足した三菱UFJフィナンシャル・グループとの証券合弁事業によって、モルガン・スタンレーの持つグローバルネットワークとノウハウ、そして三菱UFJフィナンシャル・グループが持つ資本力と国内顧客基盤を融合させた、より質の高いソリューションの提供が可能となり、数々の重要な案件を手掛けてきました。外資系企業と日本企業のジョイントベンチャーは、文化などの違いによりうまくいかないケースが多い中、互いを受け入れ、ビジネスを拡大していけることは、われわれの強みです。

当社はまた、ますます多様化する日本のお客さまのニーズに応え、これまでも革新的な金融ソリューションと商品をお届けし、グローバル資本市場への架け橋となってきました。今後、日本政府や企業が注力しているデジタル化や、ESGなど時代の流れに沿って、海外企業の買収や事業の再編成などさまざまな変化が生じると予想されますが、引き続き当社の優位性を活かし、顧客企業や機関投資家に対し一流のサービスを提供していきます。

多様性は可能性
皆が自分らしく働ける環境へ

外資系の金融機関というと、「がつがつしていそうで怖い」「長く働くのは難しそう」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、当社には2回、3回と育休を取得して復帰する社員や、数十年にわたり勤続する社員、一度辞めてから戻ってくる社員などが数多くいて、お互いの強みを活かし働いています。

その背景にあるのは、多様性を尊重する企業文化です。多様な考え方や方法を取り入れることこそが私たちの競争力を高め、お客さまのため、会社のため、そして社員のためになるという信念があり、全社員がプロフェッショナルとして、いきいきと自分らしく活躍できるよう、さまざまな制度を整えています。代表的なものとしては、子育てや介護に限定せず、個々のワーク・ライフ・バランスに応じて、働く場所や時間を柔軟に選択できる制度があります。ダイバーシティへの取り組みに力を入れている企業は多いですが、当社はその中でも頭一つ抜けていると自負しています。その証しとして、日本における「働きがいのある会社」ランキング(Great Place to Work🄬Institute)に15年連続でランクインを果たしました。

このように多様性を強みに変えることを目指す当社では、新卒採用においても、さまざまなタイプの方をお迎えしたいと考えています。あらゆる個性がチームとして結束したときに生み出されるパワーは、何倍にもなるからです。多様性を大切にしつつ、あえて当社の人材に共通に求める適性を挙げるならば、自分とは異なる考えやバックグラウンドを持った他者を受け入れる柔軟性と、スタンドプレーではなく、仲間とともにチームとしての最大のアウトプットを目指すチームワークです。また、個人の意思を尊重する文化ですので、年齢が若くても、説明が上手でなくても、まずは積極的に発言できる方を歓迎したいです。英語が流ちょうに話せたり、金融の専門知識に長けていたりする必要はありません。それらは入社後にいくらでも習得できるからです。

さまざまな個性を持った仲間たちとともに、長期的な視点でプロフェッショナルとして高みを目指していきたいという思いがある方と、ぜひ一緒に働きたいです。


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