2024/4/10 更新
三菱総合研究所

三菱創業100周年記念事業として、1970年に設立された日本屈指の総合シンクタンク。豊かで持続可能な社会の実現に向け、企業経営、社会インフラ、資源・エネルギー、最先端技術などの幅広い領域でソリューションを提供する

  • 三菱総合研究所
  • インターン
  • キャリア
  • 経営層
執行役員人事部長
吉池 由美子

入社以来、高齢者介護や医療分野の調査・研究業務に従事。ヘルスケア・ウェルネス事業本部長、広報部長、シンクタンク部門統括室長などを経て、現在は人事部長を務める。事業戦略の視点から組織と人の成長に取り組む

官民問わない共創の時代
周囲を巻き込むハブとして
変革を先駆ける力が必要

AIなどのテクノロジーが今ほど発達する以前、クライアントが私たちに求める役割は情報の収集・整理・分析が中心でした。しかし情報の収集・整理は、今や生成AIが得意とする領域。私たちへの期待は、クライアントが抱える課題解決の提案や解決のために必要な協力会社を座組みするなど、クライアントと一緒になってビジネスに変革を起こす伴走者へと変化しました。生成AIを相棒のように扱うことは大前提。私たちが50年以上の歴史で培った知恵とネットワークを付加価値とし、提供する必要が生じています。

「未来を問い続け、変革を先駆ける」この理念を三菱総合研究所(以下、MRI)は非常に大切なものとしていますが、変革の時代といわれる現在において、その重要性は増しているように思えます。私たちの強みは、公的機関をはじめ、「官・民」幅広い機関からの信頼が厚い総合シンクタンクという点。法制度の動向に詳しいことも活かしつつ、未来を予測しながら政策提言を行う。その上で政府や自治体、民間企業などのパートナーとの戦略的提携を強化するなど、以前から領域やインダストリーにとらわれない共創で社会課題に向き合い続けてきました。従来の枠にとらわれず、ときには海外企業とのコラボレーションも創出。結果、各組織・各領域が持つ専門性や知見を掛け合わせてきたノウハウが蓄積され、AIをはじめとした新しいテクノロジーも活用しながら、数多くのプロジェクトを推進しています。近年は、Web情報収集の効率化・自動レポーティングツールの開発やAIモデリング、アプリケーション作成など、テクノロジーを活用したニーズが加速度的に増加傾向です。

この新しい変化の中で、私たちは「シンクタンクDX」という言葉を掲げ、デジタル技術の活用による、リサーチ・コンサルティングの高度化にも注力しています。技術革新によりアプローチ手法が多様化した現代においても、共創を軸とする私たちのスタンスはそのままに、各テーマとデジタル技術、そして人の掛け算による相乗効果で変革を先駆けていきます。

そうした中で、当社社員に対するクライアントからの期待値が増していることは事実です。専門スキルとテクノロジーのマルチな知見を併せ持つ人材へのニーズは高まっており、自らがハブとなって全体を俯瞰し、ステークホルダーを巻き込みながら事業をリードする力も重要になっていくでしょう。

理想のキャリアに固執するのではなく
偶然の気付きや出会いを得られる企業へ

前述したスキルや知見を得るためには、常に学び続けられる幅広いネットワークや蓄積されたノウハウが必要不可欠です。MRIでは、従来の研修を強化し、私たちが強みとする最先端の科学技術やイノベーション創出、データアナリティクスなど、社会的なニーズの高いスキルが身に付く「MRIアカデミー」を2024年4月に社内向けに開校しました。社員が将来、事業創出やビジネス領域の拡大を担える人材へと成長できるよう、キャリアステップを可視化し、次代に求められる人材を目指せる体制を構築します。答えのない問いに挑み続ける社員へのサポートを惜しみません。また、社会課題の解決に積極的な社員が多く、社員有志による「知的倶楽部」というクラブも開催されています。AIやダイバーシティ、研究開発などテーマは多彩。興味のある分野を選んで参加し、学びを深めることができます。

就職活動時は将来のキャリアを考える機会が多い分、「会社で何を身に付けられるか」「その会社で理想のキャリアを実現できるか」という視点で会社選びを行う学生さんは多いと思います。一方で、社会では学生時代に想像していた以上の経験や出会いがあり、やりたいことやかなえたいことが都度変化する可能性が多分にあります。だからこそ、企業選びの際には現時点の理想に固執することなく、さまざまな経験を得られる会社を選択してください。MRIは幅広い事業テーマを取り扱うだけでなく、多様な人材が活躍できる真のダイバーシティ企業を目指しており、インターンシップではその一端に触れることができます。体験・実践型では執務室内で研究員と席を並べて実際のプロジェクトに近い業務を体験。
グループワーク型では仮想テーマに取り組む中で、私たちが日々体現する課題解決を垣間見ることができるでしょう。さまざまな社員と交流する機会もあり、共創を肌で感じ取れるはずです。また状況次第ではありますが、学生の皆さんがMRIと取引のあるお客さまや協力会社との会議に参加できるチャンスもあるかもしれません。

もう一つの会社選びの判断軸は、この会社だったら、あるいはこの人たちとだったら一緒に働きたいと思えることです。ホームページや紙面では知り得ない実態をつかむことが、将来のキャリアイメージとのギャップを埋めるはずです。インターンシップに参加した上で、仕事に対する最初の価値観を形成する大切な1社目を選択することをおすすめします。


合わせて読みたいこの企業の記事