2017/11/10 更新 ビジネス編

【マネジメントソリューションズ代表取締役社長/高橋信也氏】プロジェクトに特化した戦略実行マネジメントで顧客を成功に導く

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コンサルティングファーム 3つの「戦略」シフト
【ビジネス編】

目まぐるしく変わるビジネス環境を背景に、クライアント企業の経営変革を担うコンサルティングファーム各社のビジネス領域も拡大しつつある。各社が手掛ける案件の変化と、クライアントニーズに対応するための戦略について経営ボードにインタビューした。コンサルティングファーム各社が挑む”自社変革”に注目してみたい。

マネジメントソリューションズ

代表取締役社長兼CEO
高橋信也氏

プロジェクトに特化した戦略実行マネジメントで顧客を成功に導く


――2005年の創業から現在までの間、顧客から寄せられる要望は、どのように変化しましたか?

 2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災は、企業の危機意識を高めるとともに、ビジネス戦略の見直しを迫りました。これに呼応してプロジェクトマネジメントの重要性が再認識された印象があります。

――なぜ経済事件や災害が、企業のプロジェクトマネジメントに対する意識を変えさせたのですか?

 企業の危機意識が、販売戦略の見直しや海外市場への進出といった具体的な動きとなる時、そこにプロジェクトが生まれるからです。しかし日本は慢性的なプロジェクトマネジャー不足にあえいでいる国。その上、企業は以前にも増して品質、費用、納期を厳しく見るようになりました。

 潤沢な予算と時間を費やして人材を育てる余裕や、コンサルティング会社を丸抱えできない企業にとって、自社だけで組織改革や事業再編、クロスボーダーM&Aなど、複雑で困難が伴うプロジェクトを成功させることは、ますますハードルが高くなってしまったのです。

――そうした状況に対して、どのように対処されていますか?

 プロジェクトマネジメントの実行支援をすることで、顧客の期待に応えています。とはいえ、今は製造業者が金融業やサービス業に進出したり、老舗企業が先端テクノロジーによって、サービスを刷新したりすることが珍しくありません。もはや業界を横断する幅広い知見を持たない人材には、プロジェクトマネジャーは務まらない時代になってしまいました。

 我々は、必要に応じて専門家を集め、動かし、顧客と共に成果を出すプロフェッショナルです。豊富な「知識」を、実用的な「知恵」に変えられる人材を育てることによって、数々の困難を乗り越えています。

――改めてマネジメントソリューションズの強みを聞かせてください。

 これまで、コンサルティング業界は3つの段階を経て成長してきました。企業の経営指南役として生まれた戦略コンサルティングをファーストウェーブとすると、セカンドウェーブは1990年代以降に発展したITコンサルティング、さらに2010年代以降は、戦略実行型のマネジメントコンサルティングが盛んです。

 我々の強みは、このサードウェーブの中でも、とりわけプロジェクトマネジメントに特化したサービスを提供している点にあると言えるでしょう。

 もちろん類似サービスを提供するコンサルティングファームは他にもあります。しかし現実には、システム導入案件やアウトソーシングサービスのオプションとして提供されているケースがほとんど。一方当社は、純粋にプロジェクトマネジメントで収益を上げている数少ないコンサルティングファームです。「メイン」サービスと「オプション」サービスとを比べたとき、どちらが質の高い真のプロフェッショナルサービスを提供できるかは明らかだと思います。

――コンサルティング業界に携わる醍醐味はどこにあると思われますか?

 一番の醍醐味は、この業界が成長産業だということでしょう。ある調査によるとアメリカの市場規模はおよそ8兆円なのに対し、日本はいまだ4000億円程度。対GDP比で見ても国内のコンサルティング市場にはまだまだ成長の余地が残されているのは明白です。

 事実、当社も年に140%のペースで成長しており、年内には社員を200名、遠からず1000名体制にしようと採用を進めています。また近々、アメリカと台湾に加えて中国本土でもビジネスを展開することになるため、グローバルな環境下で仕事ができるというのも醍醐味の一つになると思います。

――これからコンサルタントを目指す若者たちにアドバイスをお願いします。

 私たちは、売上にして数千億から数兆円規模の企業に対し、毎年数多くの大型プロジェクトを支援していますが、平均残業時間は月20時間程度に過ぎません。それを可能にしているのは、効率や生産性を重視した働き方を徹底しているから。コンサルタントは弁護士や会計士と同様、時間当たりの提供価値に敏感であるべきプロフェッショナルです。常に自己成長を意識して学び続けなければ競争に負けてしまう厳しい職業でもあります。

 もし、コンサルティングファームに就職すれば成長が手に入るという安易な考えをお持ちなら、今すぐに捨て去るべきです。成長は自分の手でつかむもの。それを肝に銘じ行動に移せる人だけが、この世界で活躍できると私は考えています。

PROFILE
たかはし・しんや/1972年生まれ。上智大学経済学部で組織論、日本的経営を研究し、卒業後はアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。プログラミングから業務設計まで幅広い工程を経験した後、2001年にキャップジェミニのマネジャーに転じ、経営管理および業績管理コンサルティングに携わる。SONY Global Solutionsでは、当時最年少でプロジェクトマネジャーに就任。インドにおけるオフショア開発を手掛けるなど、グローバルシステム開発プロジェクトのPMOリーダーとして研さんを積む。05年、マネジメントソリューションズ創業

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