2020/6/9 更新 コンサルティングファーム9社の経営者に質問「活躍できる若手」のタイプは各社でどう違う?

【山田コンサルティンググループ】経営者以上に多面的に企業を思考し続け強い信頼関係を築ける人間力を持つ人材

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コンサルティングファーム9社の経営者に質問
「活躍できる若手」のタイプは各社でどう違う?
ここ数年、急速に進む技術革新の影響を受け、コンサルティングファームの使命や、手掛けるビジネス領域は大きく変化している。各社がこれまでのビジネスのあり方、コンサルタントの働き方などを見直す“大変革期”を迎える中、次世代コンサルタントにはどんな成長が求められるのか?各社のビジネスプロフェッショナルに聞いた。

山田コンサルティンググループ

代表取締役社長
増田慶作氏

司法書士事務所、会計事務所などを経て、1991年、現・税理士法人山田&パートナーズに入所。2016年10月、山田コンサルティンググループ代表取締役社長に就任。19年2月、東証1部上場企業としてさらなる発展に向け指揮を執り続けている

日々急激に変化を続ける社会情勢に対応していくことは、企業にとって簡単ではない時代へとなってきました。しかし同時に、個々の人間としての基礎的能力や資質の重要性が再認識されるきっかけでもある、と私は捉えています。コンサルタントも例外ではありません。高度なスキルやナレッジによって武装するのは当然のことですが、それ以前の課題として「いかに人間力を鍛え、伸ばしていけるか」が今後はより明快に問われ始めていくと考えています。

山田コンサルティンググループ(以下、YCG)は中堅・中小規模の企業を主なクライアントとし、事業再生や戦略的チャレンジにコミットすることで成長をしてきましたが、企業の経営を取り巻く環境はほんの数年で激しく変化をしています。例えば多数の有力企業が、事業承継の時期を迎えたのを機に戦略性の高い変革へと動き出していますし、企業規模の大小によらずM&Aやグローバル化という重大なテーマに直面。デジタル変革やデータ活用という波が押し寄せる一方で、証券取引所による上場審査の見直しも始まっています。つまり我々コンサルタントには、従来をはるかに超えるほどの知見やスキルが問われていますがYCGは「それがまさにコンサルタントに必要なこと」だとは考えていません。先ほど指摘した通り、もっと大切なものとして「人間力」を重視しているわけです。

技能や思考より人間力が優先成長の源は変わらない

ではコンサルタントに必要な人間力とは何なのでしょう?

まず基本中の基本として挙げたいのは素直さです。中堅企業を牽引する経営者は皆、歴戦のつわものであり365日24時間経営について考えを巡らせている存在。若いコンサルタントが短期間で得た情報や知識で臨んだとしても、それだけで信用を勝ち獲ることはできません。自分をはるかに超える存在である経営者が、それでも解決できない悩みを抱えてコンサルタントに期待をかけてくれるのですから、私たちがまずとるべき姿勢は「真っすぐにお客さまの声を聞き、きちんと理解する」こと。もちろんコンサルタントは、時に厳しい提言をする立場ですが、そういう場面でも鍵を握るのは「ロジックの正しさ」だけではなく「人としての信頼」なのです。

二つめの要素は「ウォームハート」×「クールヘッド」です。危機的局面をお客さまと共に乗り越える事業再生案件を扱うファームはYCGの他にもありますが、お客さまへの「情熱」と「感情」が混同されるケースが多くあります。しかしコンサルタントは本来「経営者に客観的かつ冷静に、経営判断のための助言をする」役割を担います。だから私は「お客さまへの情熱は必要。ただ責任を負いたくても負えないからこそ冷静に判断しなければ」と話しています。

三つめの要素は、企業を多面的に継続して捉え、思考する力です。経営課題を克服し、変革と成長を目指すには、コンサルタントは多様な視点で幅広く思考する必要があります。財務諸表、株主構成、組織、業務、人材など、あらゆる側面に目を向け、問題の在りかを探り、施策を考え抜かなければいけません。自分の得意領域に偏ったり、既存のセオリーや思考法ばかりを過信しては、経営の再生や変革にはつながらないのです。一例ではありますが、私が今でも現場から「こんな施策を打ちます」と報告を受けた際、「ところで株価はどうなってるの」と尋ねると即座に答えられないコンサルタントもいます。これでは「あらゆる視点で考えている」とは言えませんよね。また、経営課題への向き合い方として、「1日2日考える」程度では、十分ではありません。日常的に課題を思考し続ける根気強さがあって、初めて見えてくる新たな課題や施策があることは間違いありません。

以上3点は決して精神論ではありません。もはや正論や最新のノウハウを伝えるだけではコンサルティングが成立しない時代なのです。今なおそういう仕事を求めるならば、他の会社を選択すべきです。YCGは「素晴らしい経営者やそこで働く方々から信頼をいただき、共に目標を達成する喜びを得ていく生き方」をあえて選択しています。だからこそより早いスピードで人間力を高めなければなりません。例えば若いコンサルタントにはまず再生案件を担当してもらっています。20代の若者が極めて優秀な経営者の皆さんと正面から向き合うことで、思考の多様性や持続性を鍛錬していく。素直さやクールヘッドの意義を体感していく。そうした成長の後、事業承継や成長戦略関連の案件で、さらなる飛躍を目指すのです。おかげさまで東証1部上場企業となったYCGには売り上げ数兆円規模の企業からも声をかけていただけるようになりましたが、コンサルタントが真に人間力を高めていけるチャンスは、中堅・中小企業の経営陣と向き合うところにこそある、と我々は信じ続けています。今後も新しい時代にふさわしい人間力あるコンサルタントを輩出し、経営者以上に企業を考えるコンサルタント集団であり続けます。

この会社のコンサルタントに向いている人とは?

1.情報や知見を駆使する前に、欠かせないのは“素直さ"

365日24時間、経営を見つめ続ける経営者を正論で説得することなど不可能。忖度なく必要に応じて厳しい提案をするのがコンサルタントの務めだからこそ、常に素直な姿勢で接し、人間としての信頼を勝ち得ることが先決

2.“ウォームハート”は必須の条件。大切なのは“クールヘッド

お客さまに寄り添い、共に泥臭く格闘するコンサルタントが情熱を持って臨むのは当然。一方で、コンサルタント本来の役割を果たすために、客観的で冷静な判断をロジック立てて行わなければ価値創出につながらない

3.多様な視点で企業を捉え、とことん考え続ける力

大企業が進める複数プロジェクトの1つを任されるだけのコンサルタントで満足ならば、限られた期間に断片的に考えるだけで済む。長い信頼関係を結び、企業と共に価値創出する喜びを求めるならば「考え続ける」ことは必須

Company Information

中堅・中小企業を中心とした企業のあらゆる経営課題に対してコンサルティングサービスを提供。2019年2月、JASDAQから東証1部への市場変更も成立し、総合コンサルティングファームとして経営コンサルティング事業、不動産コンサルティング事業、教育研修関連事業、事業承継ファンドの設立・運営および投資・ファンド事業など多彩な事業を展開している

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