2023/1/11 更新 自己分析
より良い就活を実現するためには自分の価値観や強み、経験を整理することが重要です。このような自己理解が進むことで、自分にマッチする企業を見極めやすくなります。また、面接でも自己アピールできる軸を持つことができます。ただ、自分のことを振り返る機会は少ないでしょう。今回は、あなたの個性や性格を振り返る方法をお伝えします。まず、以下の言葉からあなたにあてはまる言葉を5つ選んでください。もし、自分に当てはまる言葉がなければ、あらたに加えても問題ありません。
■あなたにあてはまる言葉を5つ選びましょう。
「明るい」「自立心」「学者肌」「我慢強い」「集中力」「感情的」「協調性」「勤勉」「謙虚」「好奇心」「合理的」「行動力」「社交的」「柔軟」「神経質」「消極的」「自己中心的」「誠実」「繊細」「素直」「積極的」「堅実」「凝り性」「責任感」「常識的」「のん気」「大胆」「短気」「淡泊」「緻密」「直感的」「独創的」「道徳的」「内向的」「悲観的」「批評家」「優柔不断」「慎重」「冷静」「優しい」「楽観的」「ユーモア」「論理的」「律儀」「負けず嫌い」
自分にあてはまる言葉を選ぶことで自己理解が深まり、選ばなかった言葉は自分と異なることを認識することができます。次は選んだ5つから特に自分にあてはまるものを3つ選んでください。この3つの言葉はあなたの個性や性格に紐づきが強いものです。さらに自己理解を進めるために、その言葉を選んだ理由を過去の出来事をもとにして書き出してみましょう。
例えば、「行動力」を選んだ場合、「友人を誘って東京から新潟まで野宿しながらサイクリングした」など、思い付く経験を言語化してみましょう。ポイントは複数の経験を思い出して書き出すことです。文章にすることが難しければ、箇条書きやキーワードのみでも問題ありません。選んだ言葉と自分の経験が紐づけられることを自己理解することが肝心です。就活の面接では自己紹介や自分の強みについて、よく聞かれます。その際に、なんとなく自分は「行動力」があると思ってアピールすることと、自分の経験をもとにしてアピールすることには大きな違いがあります。後者であれば、面接官から「行動力」をアピールした根拠を聞かれた際に過去の経験を伝えられるようになります。面接の流れは基本的に面接官からの質問→あなたのアピール→面接官からの追加質問→あなたの回答が繰り返されます。もし、何となくアピールしてしまうとその後の追加質問で回答もあやふやになり、説得力もなくなってしまうでしょう。自分をアピールするためにも、個性や性格の自己理解からはじめてみましょう。
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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム