2022/7/21 更新 自己分析

就活でやる気がでない時は主体性がカギ!

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就活を始めると今まで感じたことのない不安感に襲われることがあるのではないでしょうか。それは、自分でコントロールできない世界に突入するからです。学生時代はなんだかんだで、自分のやりたいことをやる時間があったはずです。つまり、主体的に動けていたと言うことです。しかし、就活はどうでしょう?自分が何をやりたいかが定まらない。就活関連ナビを見ても途方もなく企業数が多い。どの会社が自分にとって最適なのか、皆目見当もつかない。唯一、興味を持っていた会社も想像と全く異なりげんなりしてしまう。こんな気持ちになってはいないでしょうか?

それは主体性が持てないからです。就活にやる気が出ない人は、何も行動できていない人が多いのではないでしょうか。それもそのはず、手探りの状態が一番モチベーションは上がらないからなのです。この状態が続くと就活自体が、邪魔に思えてきます。すると、目を背けてしまいたくなるのも仕方がないでしょう。ぜひ、今は我慢して始めの一歩を踏み出してみてください。車のように重い車体を動かすために、一番馬力を必要とするのはスタートです。ただ、動き出してしまえば、スピードが乗って、最初ほどの馬力が無くとも加速もできるし減速もできます。就活のやる気を出すコツは辛くても走り出すことなのです。何もしない状態が一番辛くてやる気がでないことに気付かない就活生は多いのです。

ポイントは、就職活動を通して、主体性を一度でも持てたかどうかです。「知らない企業に行ったら意外と面白かった」「説明会で友達ができた」「面接官に誉められた」など、小さなことですが、このようなことを少しでも感じることが重要なのです。人間、物事を選ぶ時には理由を求めたがります。「これは自分には意味がない。」「これは自分のためになる。」と、いろいろ理由を作ります。つまり、自分を納得させる理由が欲しいのです。就活をしていて、「知らないことだらけだからやりたくない」と判断するのか、「知らないことばかりだけど、新しい発見があったから頑張ろう」と判断するかは、あなたの自由です。自分の将来を考えて、良い方向に進める理由付けを自分で探してみましょう。意外と自分のモチベーションは簡単にあがるものです。それは、自己説得の理由の作り方次第だと言えます。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム