2022/7/1 更新 自己分析

あなたの言葉は面接官に伝わってますか?

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面接ではあなたの言葉を面接官に伝えることで評価されます。今回は言葉をテーマに書いていきます。まず、言葉は相手がいるから効力を発揮します。言葉は人に影響を与えるために存在します。それは、人の心に変化を与えるものであったり、変化を抑えるものだったりします。いずれにせよ、相手に何かを伝えるツールです。例えば、誰もいない部屋での独り言は、頭の中で物事を考えていることと大きな差はありません。しかし、二人でいる部屋でのあなたの独り言は、その意味が違ってくるでしょう。少なからず、相手はあなたの独り言を意識します。その時点であなたの言葉は相手に影響を与えたことになるのです。普段、何気使っている言葉は思っている以上に影響力が強いものです。あなたにも一つぐらいは心に残る言葉があるでしょう。嬉しかった言葉、傷ついた言葉、様々あると思います。傷ついた言葉は、あなたが言われたくなかった言葉が多いでしょう。嬉しかった言葉は、あなたが言われたかった言葉が多いでしょう。もしかしたら、言われてからはじめて、「言われたかった言葉」だと気付くこともあったと思います。

就活の面接においては、面接官が聞きたかった言葉や、聞いたらとても満足した言葉の積み重ねが評価に繋がっていきます。しかし、ここに答えはありません。何故なら、面接官も答えを知らないことがたくさんあるからです。就活生の回答からそれが答えだと気付くことが多いのです。そのため、あなたは面接官が気付きやすい言葉を使うほうが良いでしょう。あなたができることは、あなた自身の言葉で、しっかりと自分の良さを気付きやすい言葉で伝えるだけです。「気付きやすい言葉」とは何でしょう?それは、社会人が使う大人の言葉です。なにも、固くなる必要はありません。学生言葉から脱却するのです。言葉というものは、理解されてはじめて意味を持つのです。大声や小さな声、怒鳴り声も、一つの理解を促す情報なのです。その情報一つ一つが面接評価に繋がるのです。

結論、面接のために社会人としての自分らしい話し方を覚えることが重要です。あなたを評価する面接官は、あなたより年上でしょう。つまり、上の世代と話すことができる共通言語を理解しなければなりません。学生言葉よりも、大人の言葉のほうが面接官に伝わりやすいからです。面接官が学生と話すことは、ほとんどは面接ぐらいしかありません。面接官は学生言葉とは遠い環境に普段は身を置いています。あなたが小学生とうまく調子を合わせて話せないのと同じように、学生と上手くはなせない面接官も多いです。だからこそ、あなたから大人言葉が使えるように、あなたよりも年上の人と話す機会を多く持ちましょう。そこで、言っていいこと悪いことを肌で感じましょう。そして相手が使う言葉を吸収しましょう。そこでの経験が面接でのあなたの言葉に磨きをかけるのです。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム