2021/11/19 更新 自己分析

就活で第一印象を制するものは面接を制す!

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就活の面接で自分の良さを面接官にしっかり言葉で伝えたいと日々悩んでいると思います。ただ、その前に第一印象を良くするよう気を付けているでしょうか?面接官に対しての第一印象が悪いとその後の話を聞いてくれなくなります。第一印象だけで不合格を決定している面接官もいるからです。

人はあってから数分で相手の印象を潜在的に決めつけると言われています。あなたも初対面の相手と接する際に、「話しやすそうな人だなぁ!」とか、「仲良くなれなそうにない・・・」などの印象を持つことがあると思います。面接官も人間です。同じように就活生のあなたにも何らかの印象を持ちます。そのため、第一印象で嫌われたらその後の面接の質問も厳しいものになります。何故なら、面接官が感覚的にあなたを嫌いと思ったことを質問により立証しようとするからです。言い換えると直感で不合格にしたいと思ったので、深堀質問によりアラ探しを行い、「ほーら、俺が思った通り、ダメな学生だな!」と確信したいのです。繰り返しになりますが、面接官も感情を持った人間です。面接評価も気持ちに引っ張られる部分が大きいのです。それでは、逆に第一印象で「良い学生かも?」と思ったらどうでしょうか?この時はチャンスです。面接官は自分が合格にさせる根拠探しを深堀質問により、見つけようとしてくれるのです。ここで的確な回答が出せれば面接合格に必ず繋がります。だからこそ、面接で話す内容を事前に考える事も重要ですが、第一印象を良くする努力を怠ってはいけません。

それでは第一印象を良くするにはどのようにするのが良いのでしょうか?そのヒントが「メラビアンの法則」にあります。「メラビアンの法則」とは第一印象に影響する情報になりますが、「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%と言われています。つまり、見た目が5割以上です。それだけ面接時の身だしなみや表情一つでも面接評価につながっていくということです。最近ではオンラインでの面接も一般化しました。PC画面越しで照明が暗く、あなたの表情も暗くなっていないでしょうか?また、オンライン面接では、あなた自身の印象だけではなく、背景も印象を与えます。背景に無駄なものが写っていないでしょうか?無駄なものが写っているだけで面接官の印象も悪くなる可能性があります。オンライン面接では、面接官視点で何が見えているかを意識して第一印象を良くする工夫をしてください。第一印象を制する者は面接を制します。必要以上に印象を意識して面接に臨んでください。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム